スーパークオリティ インレイローズウッド レザートップ スモールデスク


今から100年ほど前、19世紀末から20世紀初めごろのイギリスで製作された、
「家具の宝石」、”ブラジリアン・ローズウッド”製の最高級ライティングデスクです。

まさに“リッチ”という言葉がしっくりくる、高級感漂うデスク。

ヴィクトリアン末期からエドワーディアンの時代に作られた家具らしく、
直線基調のスタイリングで、何とも凛々しいイメージのエクステリアです。

デザインはイギリス・ジョージアン期の家具デザイナー、
トーマスシェラトンの“シェラトン”デザインを当世風にアレンジ。

特に目を引く4本の美しいレッグラインは、実用強度限界まで細くテーパードシェイプ(先細りに絞ること)され、
シェラトンスタイルが正統に継承されていることがわかります。

そして見所は前面のマーケットリー・インレイ(絵画調の象嵌)!

最高級のブリティッシュファニチャーだけが身にまとう、
19世紀の「匠」の仕事、インレイワークです。

また、このフォルムとエクステリアデザインを1世紀近くもの間、
一切の歪みなく維持することを可能にしたのは、その素材の良さとともに、
製作をしたキャビネットメーカーが一流の業を持っていた事の証明。

天板の木目は、もちろん家具材の「宝石」、稀代の銘木ローズウッドになります。

その水面に墨を浮かべたかのような独特の縞模様は、
数あるローズウッドの中でも言わずもがなの最強マテリアル、”ブラジリアンローズ”。

その最高級材を扱うマニュファクチャーのテクニックは、エクステリアのデザイン性、
インレイ&ベニヤリング(化粧張り)の膠着技術ともに、やはり最高級のレベルに値するものです。

また、“ダブテイリング”(引き出しの接合部)の構造などをチェックすれば、
このテーブルがハンドメイドのオーダー家具であったことを示しておりますが、
当時の平民階級以上の家庭で使用されていた、高級注文家具であったことは一目見れば明らかでしょう。

天板のサーペンタイン(波型)フォルム、そしてノブ型の真鍮ハンドルも
家具のクラスの高さを示しているディテールです。

尚、レザートップは当店で新しく張り替えたものですが、
デニムが革メーカーにデスク用に別注した専用レザーシートです。

質の良い高級なソフトレザー(本革)を使用しておりますので、
決してこの最高級貴族家具を「格落ち」させるものではありません。

むしろ、引き締まったダークなローズウッドカラーに最高のマッチングとご案内させていただきます。

小振りで華奢で、繊細なテーブルですが、
その存在感は間違いなく超・一級のアンティークの存在感。

これを見逃したら、きっと悔いを残されることと思います・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 291,600 円
参考市場価格: 283,500 円
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