オールドスタイル ウィングバックチェア

20世紀初め、今から80年以上前に製作された英国伝統家具、“ウィングバック”チェアです。
何と!そのつくられた当時、そのままの姿での入荷です!
ああ、何という圧倒的な存在感・・。
さすが“キング オブ チェアーズ”=ウィングバックチェア!
ところでウィングバックチェアは、もう、当無銘の椅子で何度もご案内しておりますね・・。
そう、そのデザインが世界各国のシングルソファに波及した、ハイバックチェアのルーツのような椅子ですが、
その誕生は意外に古く、18世紀のロココ様式に時代までさかのぼります。
イギリス・ロココ、すなわち当時のクイーン・アン様式は、フランス・ルイ14世のスタイルを取り入れ、
この椅子のように、カブリオールレッグ(獣脚/猫足)を特徴としていました。
そんなデザイン・トレンドの中で生まれた、ちょっと大振りな「安楽椅子」・・。
フランス・バロックを思わせるその「安楽椅子」は、美しい曲線と豪華な装飾を備え、
当時の貴族階級の心をしっかりとつかみ、その大きな「羽」(耳)にちなんで
“ウィングバックチェア”と名づけられました。
その後、ウイングバックチェアは、チェスターフィールドソファにも取り入れられたり、
ラグジュアリーなデザインに変化していったり、と
さまざまなバリエーションとともに急速に普及していきます。
ところがこのチェア・・。
そんなウィングバックチェアの歴史をまるで無視するかのように、
18世紀ロココのオリジナル・ウィングバックチェアスタイルを正確に踏襲しています。
つまり、写真などで見る、誕生初期のころのウィングバックチェアにそっくりなのです・・。
しかも、張りぐるみの金華山織は、何と、80年前のオリジナル!
こんな大きい家具、「骨董品として愛でてください」とはちょっと言えませんが、
実用アンティークとしてお張替をされてしまう前に、一度は次のオーナー様にご覧になっていていただきたく、
まずはオリジナルの姿でのご案内とさせていただきました。
とってもスーパーなアンティーク・ウィングバックチェアです・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
108,000
円
参考市場価格:
108,000
円
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LOCKON CO.,LTD.