AC0196 ポーランド 1930年代 トーネット‐ムンドスThonet-Mundus ヴィエナチェア
サイズ |
幅 525mm 奥行 500mm 高さ 780mm 座面高 510mm 肘掛高 695mm 座面奥行 430mm 座枠高 475mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
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Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
何と!大変貴重なベントウッドチェアを入手いたしました!
かの巨匠、ル・コルビュジェが大変好んだ、別名“ル・コルビュジェ チェア”とも呼ばれる、
アンティーク・トーネットのNo.6009、通称“ヴィエナチェア”になります!
・・このチェアを語らずしてチェア好きを標榜できるでしょうか?
近代椅子デザインの四大潮流のひとつとして位置づけられる、椅子史上最重要クラスの名作椅子!です。
こちらはゲブルダー・トーネットGEBRUDER THONET社の前身、トーネット‐ムンドスThonet-Mundusが
20世紀はじめに製作した、“アームチェアNo.6009(現在のドイツトーネット社ではNo.209)”になります。
何と表情豊かな椅子なのでしょうか・・。
つややかなアンティークブラウンに引き締まったボディを、
ウィーンの音楽をトレースするかのように流れる曲げ木ライン・・。
官能的なほどの美しさです。
この椅子はモダニストの建築家たちに愛されたことで、“ウィーンの椅子(ヴィエナチェア)”と呼ばれ、
かの稀代の天才建築家、“ル・コルビュジェ”も愛用したことでも知られている超・有名なベントウッドチェアです。
1925年にパリで開かれたアールデコ展、“エスプリ・ヌーヴォー館”において、
“ル・コルビュジェ”が採用したことから一躍世間に脚光を浴びることになったそうです。
そのため“ル・コルビュジェ チェア”とか、“エスプリ・ヌーヴォー チェア”とも呼ばれることがあります。
それにしても・・ああ、筆者のような椅子ファンには「のど・・手」のお品です。
ついに目の前に手にできる感動!
しかも、現代のトーネットのように木の素地を隠すエボニー系の塗装がされていない、
オリジナルのブラウンカラー!
生きてて良かった・・。(笑)
オーラのような、この椅子の放つ存在感にくらくらしながらこのコメントを書いています。(再笑)
これ以上、余計な説明は無用ですね!
つたないお写真で恐縮ですが、ぜひウイーンの椅子をご堪能下さい!
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
マニア垂涎の有名な名作椅子です。
1930年ごろのトーネットムンドス社製、ウィーンのヴィエナチェアです。
さすが、複雑な曲げ木のパーツを組み合わせた、超・一流デザインのお品です。
入手時より大きな破損はありませんでした。
奇跡的なグッドです。
とはいえ、もともと座は籐張りだったようです。
座は完全に抜けて板がはめられておりました。
80年近く経過したアンティークのベントウッドチェアに再生した籐張りでは、
さすがに実用アンティークとしてはご案内しにくいので、
使えば使うほど味の出る、本革のブラックレザー張りに変更させていただきました。
ブラックレザーは国産成牛のステアハイドです。
ソファークラスに使う高級ソフトレザーを使用いたしました。
座り心地にも配慮をし、クッションは硬軟2種のウレタンで
2層構造といたしました。
見た目も実用性も格段に向上したと自負しております。
フレームについては塗装表面に細かい凹凸があり、艶を落としているようでした。
座面の加工の際にはパーツをばらばらに分解しましたので、加工も容易になり、
一つ一つサンディングして表面を均してやることができました。
その後、シュラックニスのピアノポリッシュ塗装で全体を塗装仕上げしました。
塗装の艶は補修を行う前に比べて大きくアップしています。
塗膜の強さも向上していると思います。
すべて組み上げた後、ワックスで隅々まで磨き仕上げました。
メンテナンスの延長程度の作業、といえばそうなのですが、
クオリティは見違えるほど前進したと思います。
是非お勧めしたい素晴らしい椅子に仕上がりました。
(Restorer/KB)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
ゲブルダー・トーネット社の代表作であり、近代の椅子史を語る上で欠かせない存在の名作椅子です。
正確にご説明させていただきますと、この椅子は1871年、事務用肘掛け椅子として誕生した、
“No.6009”と呼ばれるモデルになります。
その後、現、ゲブルダー・トーネットGEBRUDER THONET社では、
1927年、デンマークの“ポール・ヘニングセン”がリ・デザインし、
“アームチェアNo.209”にモデルチェンジしますが、
こちらは旧トーネット=“トーネット・ムンドスThonet/mundus”のオリジナル、“No.6009”になります。
・・今では入手できない、オリジナルのアンティーク品、
ちょっと、自慢ですね。
使用されている木ねじがマイナスだったり、ジョイント(接合部)がフィンガー(現在)ジョイントではなく、
スカーフ(アンティーク)ジョイントだったり、四角のボルトだったり、
かなり古いモデルのようで、ディーラー情報の1930年代よりももう少し古い製作年かもしれません。
いずれにしても1900年代から1930年代のものと思われますが、
だとすれば信じられないほどの保存状態だと思います。
価格は当店ではかなり高価な部類ですが、
きっとそれだけの価値を見出していただけるものと思います。
コレクションにも実用家具としても充分耐えられるフルメンテ済みのコンディション、
椅子マニアの方に自信を持ってお奨めできるお品です。
次の世代へと引き継いでいく有形資産として、もちろんご自身の資産として、
ちょっとご期待できるワールドプレミアムチェアです!
ぜひこの機会にご検討を!
(Sales/YM)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | トーネット‐ムンドスThonet-Mundus ヴィエナチェア | |||
品番 |
AC0196
|
管理番号 | Lot09-3_0719 | |
販売価格(税込) | 108,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 525mm 奥行 500mm 高さ 780mm 座面高 510mm 肘掛高 695mm 座面奥行 430mm 座枠高 475mm サイズは幅525mm×奥行500mm×高さ780mm×座面高510mm(クッションの頂点まで)、 座面奥行430mm、座枠高475mm、肘掛高695mmです。 | |||
送料ランク・重量 | ||||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ |
椅子/Chair
> アームチェア
無銘の椅子コレクション/Premium Chair Collection > ベントウッド/トーネット |
商品プロフィール | ||||
原産国 | ポーランド | 年代 | 1930年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ステイン&フレンチポリッシュ仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | ポーランド | 年代 | 1930年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ローズウッド | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | S級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ダーク系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | 革 | |||
その他の素材のカラー | 黒系 | |||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
目立つ傷 | 年代なり | |||
交換・改造 | あり | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | S |
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