ジョージアン マホガニー チルトアップ ブレックファーストテーブル アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
TB1072
イギリス
1780年代 ジョージアン マホガニー チルトアップ ブレックファーストテーブル
| サイズ |
幅 640mm 奥行 640mm 高さ 715mm ※ 詳しいサイズは、こちら | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
正真正銘、ジョージアンのスーパーアンティークです。
今から何と! 250年前!
英国18世紀中盤に製作されたチルティングテーブルです!
2世紀半以上も前のテーブルです。
信じられますか?
日本でいえば江戸中期、明治維新よりもさらに100年も前につくられたものですよ。
つまり幕末当時の1870年ごろには、このテーブルは既にアンティーク級だったのです。
驚き・・。
しかし、そんなスーパーアンティーク級にもかかわらず現代まで実用性を維持するこのコンディション!
これこそ、デニム自信を持ってお勧めするスーパーアンティークです。
家具史に残る希代の天才デザイナー、”トーマス・チッペンデール”などを輩出し、
英国でも「英国家具の黄金期」と称賛された、“ジョージアン”。
アンティークで最も質の良い家具といわれている時代の、
ハイクオリティなテーブルだからこそのクオリティ、なのです。
なかでも、”ブレックファーストテーブル”とか“サパーテーブル”と呼ばれていたこのチルト型のテーブルは、
使用しない時は天板を垂直に立てて壁際に置き、部屋のアクセントにしていたジョージアンを代表する家具です。
当時、天才チッペンデールが好んで製作したといわれています。
ただ、チッペンデールは後年「チッペンデール様式」と呼ばれるほどに、貴族的な装飾をふんだんに盛り込み、
天板の立てられるチルトテーブルなどはまさに天板面がスクリーンのようにアートしてしまいますが、
一般的に“ジョージアン”と呼ばれる家具はもう少しシンプルなデザインです。
こちらのようなシンプルなフォルムに、一見カントリー風のこの家具こそが、真のジョージアン!
このテーブルデザインこそ、「農夫のジョージ」と言われるほど質素だったジョージ3世George III治世下、
典型的なジョージアンスタイルなのです。
さらにジョージアンは歴史的に「マホガニー」の時代と言われ、歴史上、
最も良質なマホガニー材が中米より輸入されていた時代です。
そして・・良く見てください。
木部自体に華やかな赤みを含んだこのテーブルこそが、その時代のソリッドマホガニーなのです。
現代の感覚でいえば、とても家具材にはもったいなくて使えない「銘木」級といったところでしょうか。
その素材の良さに加え、天板を立てて省スペース性を発揮するという大胆な製作者の発想、
3つ股1本柱のトライポッド(3脚台)の美脚的構造・・。
この製作に手間をいとわない姿勢、そして安心性よりも先進性を追求する心意気に、
当時の家具業界が花型産業だった活況を感じませんか?
このようにアンティークを見れば、歴史の教科書には載っていない、
当時の人の心が透けて見えてきます。
本物を知る方に、ぜひ・・。
(Buyer/AY)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
1780年ごろの貴重なスーパーアンティーク、ジョージアン・トライポッドテーブルです。
骨董品として大変稀有なコレクティングファニチャーでありながら、
簡単に設置&使用出来る実用性も兼ね備えた、アンティークの多機能テーブルです!
使わない時は省スペースでも使う時は広く使える。
天板の開閉もワンタッチで出来る折りたたみ式。
こんなテーブル、現代にあっても良いですね。
入荷時のコンディションですが、約250年も経てきたのに、
構造的には見た目からは信じられないほど、グッドコンディションでした。
2世紀半以上前の実用テーブルがこのコンディションなのですから
よほど大切にされてきたことは確かですね・・。
まずは構造点検から。
フラットな板の上の乗せてガタつきや緩みをチェックいたしましたが、接地は良好。
マホガニー材の脚には緩みもありません。
長期間、形状を維持するのが難しいといわれるトライポッドデザインですが、
現状脚周りはがたつきぐらつきなく、自立もしっかりしています。
尚、トライポッドの3本脚の内、1本に古い補修痕を確認いたしました。
脚のカーブの部分が割れたようで、脚の裏面に強固な鉄板を当てて補強してあります。
※エキストラフォトに補修部の写真があります。
鉄板の質感から補修は100年以上前に行われているようですので、既に完全に固着している状態です。
強度上に不安感はありません。
外観上もほぼ馴染んでいて、アンティークのキャラクターレベルになっています。
決して骨董家具としての価値を毀損するものではありません。
逆に、大切に長く愛用されてきたことの証といえるものです。
念のため、その他の部分も含め、接合部の締め直しはしっかりいたしました。
次に塗装の下準備も兼ねて、表層の汚れをサンディングで削り落します。
さすがに、250年間も経てきたただけあり、くすみや輪染み、色むらが目立ちました。
これもアンティークの歴史とは言え、実用する上ではやはりきれいであってほしいものですよね。
それらをしっかり消し込むためにほぼ木の素地が出るまで削りました。
無垢板ならではのメンテナンス方法です。
削るといってもコンマ数ミリ程度ですが、ある程度の傷なら消えてしまいますし、
何より、260年前の素の状態を知ることができ、オリジナルの状態を再現するのに大いに役立ちます。
現われたのは自然の赤みを持つ、ひときわ良質なマホガニー材の木肌でした。
再塗装で木目が引き立つこと間違いなし。
サンディング後、出た削りかすやら積年の汚れやらを水拭きと
「 CR0291 HOWARD クリーナフィニッシュClean-A-Finish 473ml」を使用してキレイにお掃除いたします。
もちろん、金属パーツに対しても抜かりありません。
ラッチ金具をいったん取り外し、状態チェックの後、せっせと磨きあげます。
この金具は状態から見て、250年前のオリジナルパーツかと思われます。
貴重品です。
さて、クリーニングの後、組み直して塗装に入ります。
塗装の工程はアンティークが生まれた当時と同じ、昔ながらの塗料を使用して作業します。
まずはマホガニーの赤みを引き出すレッドマホガニーカラーのオイルステインで色むらのある色調を整えます。
もちろん時代感は失わないように配慮します。
仕上げは天然素材由来のシェラックニスを数回重ね塗りして艶だし致しました。
ニスは天板はもちろん、脚裏まで全体に塗布しました。
木肌をしっかり研ぎ出した甲斐あって、250年前のマホガニーの輝きが蘇りました。
現代の塗装では真似できない、とろりとした艶をお楽しみいただければと思います。
さて、最後は真鍮製のラッチ金具をつけて完成です。
このラッチは、アンティークの時代から変わっておりませんが、テーブルとして使用するときは、
立っている天板を水平にするだけでロックがかかるオートロック式になっています。
未使用時、垂直に立てるには、まずラッチの突起をつまんで手前に引きます。
するとばね式のラッチがアンロックしますので、
天板がフリーになったら、垂直まで天板を引き上げます。
尚、立てた状態の時にはロックがありませんので、立てた時には壁沿いに置くなど、
バタン!と倒さないように十分ご注意をお願いいたします。
以上、高級骨董として、精魂込めて、隅から隅まで手を尽くしました。
18世紀ジョージスリーの貴重なアンティークコレクションとして、
外観・構造ともに素晴らしいコンディションと思っております。
出荷時は、塗装の完全乾燥を待って英国製の天然蜜蝋ワックスで磨いてお渡しいたします。
天板はアンティークの時代の塗装ですので、定期的にワックスコーティングを行っていただければ、
長く良い状態を保っていただけます。
自信をもってお勧めできる素晴らしいお品だと思います。
(Restorer/AY)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
今からなんと!約250年前のトライポッド(三脚)テーブルです!
こんな時代のものが、現代の日本で出会えるなんて奇跡としかいいようがありません。
ジョージアンの名はほんとに伊達ではありませんね。
存在するだけで信じられないものなんですから!
当時から相当の価値がないと、この時代まで生き残ってることはありませんから、
代々その価値を知る人のみが受け継いできて、今私たちの目の前にあるということでしょう。
その歴史を受け継ぎ、また次の100年に伝えていただける方にこそふさわしいお品です。
ティータイムや読書の時間など、ふっと落ち着きたいときにちょうどいい大きさのテーブルです。
ぜひリラックスタイムをお楽しみください。
このテーブルのがたどってきた250年という長い長い時を感じながら、
この家具が作られた当時の生活に思いを馳せるのも素敵ですね。
使用しない時には天板を立てて、省スペースにインテリアとしてもお楽しみいただけます。
コレクションアイテムながらしっかりと実用性もあります。
アンティークの扱いを心得ている方に、お勧めいたします。
ぜひこの機会にご検討ください。
(Sales/TJ)
★EXTRA PHOTO
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スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | ジョージアン マホガニー チルトアップ ブレックファーストテーブル | |||
| 品番 |
TB1072
|
管理番号 | LC39-21_0531 | |
| 販売価格（税込） | 99,000 円 | 在庫数 | 1 | |
| サイズ |
幅 640mm 奥行 640mm 高さ 715mm ※代表サイズは天板水平時です。 ※天板垂直時は幅640mm×奥行440mm×高さ1065mmです。 | |||
| 送料ランク・重量 |
Cランク 送料目安：7,535円～13,035円
（沖縄 18,865円）
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ | 家具/Furniture ＞ テーブル | |||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1780年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ステイン・ニス・ワックス仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1780年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ウォルナット | |||
| 主要素材の材質 | 無垢材 | |||
| 主要素材の等級 | １級 | |||
| 商品の無垢率 | 90％以上 | |||
| カラー | ダーク系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | 金属 | |||
| その他の素材のカラー | 素材色 | |||
| メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
| 目立つ傷 | 年代なり | |||
| 交換・改造 | 少ない | |||
| 実用性 | あり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ｓ | |
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