SU0227
イギリス
1890年代 ヴィクトリアン シルバー&マホガニー ウォーキングステッキ
サイズ | 幅 35mm 奥行 35mm 高さ 910mm |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
今から120年ほど前につくられた、19世紀の英国紳士用ステッキです。
スターリングシルバー(純銀)&ソリッドマホガニー製の最高級アンティークになります。
・・前から不思議に思っていたのですが、カタカナ日本語のステッキ(杖)もスティック(棒)も英語のスペルは“stick”。
なのになぜ、日本語では呼び方を分けているのでしょう?
英語では意味によって発音が違ってたっけ? なんて、なんとなくわかった気になっていたのですが、
よくよく辞書を見てみると発音記号は一つ、[stík]。
ということは、どちらかが和製英語ってこと?
いや、正解はどちらも和製英語なのでしょう。
標準的な英国人の発音を日本人の耳で聞くと、”ステック”と聞こえますから。
おそらく「杖」を意味する「ステッキ」はかなり古い外来語でしょうから、
昔の日本人には「ステッキ」という発声がしっくりきたのでしょう。
その後、ローマ字読みが普及すると、「棒」についてはスティックというカタカナ表記で読まれるようになった、
なんて、ところではないでしょうか?
(筆者の独自解釈です。念のため)
前置きが長くなりましたが、こちらはウォーキングステッキa Walking Stick。
わかりやすい呼び名です。
今でもステッキは高価なものになると10万円くらいするものもあるそうですから、
こちらの高級ステッキ、そんな現代の時価に換算すれば、果たしていかほどになるか。
透き通るようなきめの細かい繊維質をもつマホガニー材に、
英国政府公認の純度92.5%のスターリングシルバーの装飾をトップにマウントし、
ボトムにも、強度を考慮したシルバープレートのキャップをセット。
間違いなく当時、宝石などは別にして、一般的な実用品としては最高級の仕様だったものと思います。
といってもそう簡単に、現代の価値には換算できるものではありませんね。
でも、その価値は永遠に失われることはないものであることは確かです。
本物を知るアンティーク上級者の方にお求めいただきたいものです。
こんなステッキの似合う老紳士、素敵すぎますね・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
19世紀末のマホガニー製ステッキになります。
入荷時よりとてもきれいなコンディションでした。
トップにマウントされたスターリングシルバー(純銀)のグリップには英国政府発行のホールマークが刻印されています。
純度92.5%を表すライオンパサントが確認できます。
※お写真を撮り忘れてしまいましたので、後ほどアップしなおします。
→下記エキストラフォトにアップしました。
ホールマークはその書体やデザインで年代や生産地がわかるようになっていて、
こちらは1895年のロンドン製。
都会の英国紳士が使っていた、というわけですね。
また、杖の長さというのは、一般的に身長の1/2に、2~3cmを足したものがちょうどよいらしいので、
こちらの杖の長さから所有者の身長を逆算すると、約176cm。
イギリス人としては、やや小柄な方だったのかもしれません。
杖の先端にも金属キャップがつけられていますが、こちらは風合いとして、
洋銀ベースの銀メッキ(シルバープレート)と思われます。
純銀は輝きこそ美しいのですが、柔らかい金属ですので、適材適所で製作されています。
さて、基本的にコレクションアイテムですので、かなり良い状態で入荷しました。
年代なりの擦れなどはよくチェックすれば確認できますが、
商品価値に影響するレベルのダメージは全くありません。
しいて言えば、無垢のフレームは、さすがに一切の反りを見せず、とはいかず、
微妙に薄くカーブしています。
ただ、お写真の通り、許容範囲内程度のもので、細いテーパーデザインの円柱フォルムは美しいです。
またグリップ部のシルバーは、多少のエンボスの摩耗やちょっとした凹み程度はありますが、
しっかりとその造形は往年の姿を維持しており、アンティークとして充分エクセレントコンディションの範囲内と思います。
構造的には、特にダメージもなく、今でも現役に「ステッキ」として、ご利用いただける状態です。
基本的にメンテナンスは、木部塗装と金属磨きのみを行いました。
金属部はオランダ・ハガティ社のシルバーポリッシュと専用のシルバークロスで、
丁寧に磨きあげることに専念。
頑張って磨き続ければ、グリップは銀無垢ですのでいつまでもピカピカのままキープできます。
もちろん、パサントマークや地紋は彫刻ですので、常識を超えた磨き方をすれば文様が摩耗してなくなってしまいますが、
一般的にはそれほど神経質にならなくても、普通にピカピカにケアできると思います。
木部は高級家具同様、英国直輸入のレッドマホガニーステインと天然樹脂製シェラックニスでフィニッシュ。
時代感や古つやを生かしたアンティーク仕上げとなっておりますので、美しい杢目もそのままです。
充分お勧めに値するコレクタブルズ・アンティークです。
(Restorer/YM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
とても珍しいアンティークが入荷しました。
イギリス1890年代に製作されたステッキです。
マホガニー製で、上下にシルバーが使われています。
素敵な紳士が使われていたのでしょうか・・。
120年も経過したとは思えないコンディションで、
実際にお使いいただくのはもちろん、
インテリアとして飾っていただいても素敵です。
なかなか出てこないレアなアンティークアイテムです。
お早めにご検討を!
(Sales/TJ)
↑スターリングシルバーの証し、英国政府公認のホールマークが確認できます。
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | ヴィクトリアン シルバー&マホガニー ウォーキングステッキ | |||
品番 |
SU0227
|
管理番号 | Lc22-5_0502 | |
販売価格(税込) | 32,400 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ | 幅 35mm 奥行 35mm 高さ 910mm | |||
送料ランク・重量 |
ゆうパック140 送料目安:2,120円~2,680円
(沖縄 2,860円)
ゆうパックによる配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 雑貨/Miscellaneous > その他の雑貨 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1890年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ステイン&ニス&ワックス仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1890年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ウォルナット | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | 1級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ダーク系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | 金属 | |||
その他の素材のカラー | 素材色 | |||
メンテナンス状況 | 一部メンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
目立つ傷 | あり | |||
交換・改造 | なし | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | A |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。