スーパークオリティソリッドヘビーマホガニー スウィベルドクターチェア アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
OC0034
アメリカ
1950年代 スーパークオリティソリッドヘビーマホガニー スウィベルドクターチェア
| サイズ |
幅 490mm 奥行 580mm 高さ 865mm 座面高 450mm 座面奥行 400mm ※ 詳しいサイズは、こちら | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
良質なアメリカンヴィンテージが入荷しました!
1950年代、ミッドセンチュリーの時代に製作された、アメリカ製のドクターチェア(回転椅子)です。
しかも何と、マホガニー総無垢製!
日本のドクターチェアにはありえない高級仕様です。
欲しかったんですよね、これ・・。
いかにも質の良さそうな重厚なオーク材をふんだんに用い、
がっしりとした低重心フォルムを強烈にアピールしています。
それにしても、う～ん、なんともレトロなプロポーションですね。
とってもノスタルジックです・・。
日本でも今から70～80年前の、大正～昭和初期にかけて、
このようなタイプのオフィスチェアがしばしば製作されていたようで、
今でもまれに和骨董屋さんで見かけることがあります。
おそらくそうした日本の「回転椅子」は、このオフィスチェアのような、
米国スタイルをリ・デザインして製作されたものだと思いますので
そういう和骨董の回転椅子を見た記憶が、こちらのドクターチェアにも郷愁を感じるのでしょうね。
それにしても、こう言っては何ですが、日本の和骨董の回転椅子って、
なぜどれもこれもボロボロ、ガタガタの椅子が多いのでしょうか・・?
別にわが国の製造技術を卑下するわけではありませんが、
半世紀以上を経た今、このチェアとその辺の和骨董の回転椅子を比較してみれば、
・・残念ながら、その違いは歴然ですね。
何も製造技術が大きく劣っている、というわけではありません。
大きな違いは素材面。
このようなマホガニー無垢は、当時の日本ではそうやすやすとは
入手できなかったでしょうから。
使用するユーザー側の意識の問題も大きかったものとは思いますが、
使用されている素材の違いが、耐久性に影響している面は逃がせないポイントでしょう・・。
でも、今や、日本も変わりました。
モノづくりは世界の先端を行き、交易はボーダレスの時代。
マホガニー製は無理にしても、世界中から良い素材が入手でき、
別のカタチで、良いオフィスチェアは、生まれることと思います。
過去に作られたものにせよ、未来に作られるものにせよ、
今の子供たちには、「良いもの」をたくさん残してあげたいものですね・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
1940年代のアメリカンオフィスチェアです。
伝統のカントリースタイルを色濃く受け継いだレボルビングチェアなんて、素敵なデザインですね。
見た目も素敵ですが、更にこちらのチェア、多機能仕様です。
回転、昇降に加え、ティルト機能(座面と背もたれが一定の角度を保ったまま前後に振れる)付きです。
しかも座面はすわり心地に定評のあるサドルシート(くぼみを彫り込んだ形状の座面)。
かなり快適さを追求してありますね。
素材はマホガニー無垢材が使用されています。
オークなどの普及材が多いアメリカのオフィスチェアにあって、マホガニーはとても珍しいと思います。
座面などはかなり分厚い無垢板を使用しています。まぎれもない高級仕様です。
回転部にはアイアンが使われていますので、無垢材と相まってがっしりとした重量感があります。
結構重い方ではないかと思います。
さて、入荷時のコンディションとしては、大きく破損したような箇所も無く、
ティルト機能も問題なく動いておりました。
ティルトの調整は、座面下の水道のドレンコックのようなハンドルを回すことで、
背もたれの倒れる角度が調整できます。
右へ回すと背もたれの傾く角度が小さくなり、逆に回すと角度が大きくなります。
いずれの状態でも強めのスプリングが効いていますので、背もたれにもたれかかると
バネの反発力がかかります。
キャスターについては4つのうち一つ、動きの渋いものが有りましたので
調整していきましょう。
構造的には緩みやガタつきはほとんどなく、素晴らしい状態で保たれていました。
外観面では脚周りに何やら接着剤のようなものがこびり付いていましたので
それらの除去と、いつも通りのリフレッシュ塗装で、この素晴らしいマホガニーの躯体を蘇らせていきましょう。
まずは下半身のクリーニングから始めました。
脚周りのゴムのような接着剤は、支柱の根元にある隅木のような小さな木部パーツがなくなっていたため
隙間を埋める目的で充てんされたもののように思われました。
木部パーツがなくても特に緩みが出てくるでもないので、隙間を埋める蓋のようなものと思われましたので、
隙間は工房のストック材でうめておき、見た目を整えました。
また、ビス穴隠しの木製キャップ(ダボ)が一つ失われていましたので、
こちらもストック材から作成・取り付け致しました。
座面の動きをつかさどる金属パーツ一式にはオイルメンテを施し、動きがより一層滑らかになりました。
現状、きしみ音もなく、スムースに回転、伸縮しております。
尚、座面高の伸縮については、回転させるだけで伸び縮みしますが、
支柱の根元にある円盤を押さえて回さないと、回転するだけで伸び縮みはしません。
座面の上げ下げには、手で円板を押さえて回す必要がございます。
また、前述のキャスターにつきまして、動きの渋い原因は取り付けねじの曲がりから来ているようでした。
長年体重をかけ続けられて曲がってしまったのでしょう。
こちらのキャスターは、現代のキャスターでも見かけられるようなデザインでしたので、
交換してしまおうかとも思ったのですが、ちょっと不明瞭ですがメーカー名のような刻印があり、
銅メッキのような風合いも出されていましたので、オリジナルを生かすことにいたしました。
一度取り外し、芯棒となっている取り付けねじをを叩き直し矯正しておきました。
そして取り外したついでにクリーニングも済ませておきます。
一応、使用上には問題のない範囲でお使いいただけますが、氷の上をすべるように
現代のキャスターチェア同様のイメージをご希望されている場合には、交換をお勧めいたします。
デニムでは、各種の家具用のキャスターをそろえておりますが、
どちらかといえば、こちらのキャスターのデザインは、日本のハンマーキャスターなど、
現代の工業用などのキャスターの方がイメージは近いのではないかと思います。
デニムのキャスターにご希望のものがない場合には、ハンマーキャスターのものから
お選びいただくことになるかと思います。
下半身のメンテナンスの後は上半身です。
上部に関しても塗装の下準備も兼ねて、全体的にサンディングでクリーニング。
表面の汚れを落とします。
同時に、小傷も消し込んでいきます。
その他気になりそうな小傷は硬質パテを充填し形を整えておきました。
サンディングで出た削りかすやら積年の汚れやらを水拭きと
「CR0291 HOWARD クリーナフィニッシュ 473ml」を使用してキレイにお掃除いたします。
座の裏側までもきちんとクリーニング済みですので、全体が清潔な状態です。
そして塗装です。
塗装の工程はアンティークが生まれた当時と同じ、昔ながらの塗料を使用して作業します。
まずは英国から取り寄せておりますオイルステインで色味を整えます。
カラーはレッドマホガニーを使用。
もちろん時代感は失わないように配慮します。
仕上げは天然素材由来のシェラックニスを数回重ね塗りして艶だし致しました。
このシェラックニスがミソで、無色透明の現代のニスとは異なり、
素材自体がややブラウンの色味を帯びています。
天然素材に由来する優しい半透明のブラウンで、塗り重ねによって深みが増します。
最後は塗装の完全乾燥を待って天然蜜蝋ワックスで磨きあげて仕上げます。
全体的にクリーンで艶やかに仕上がっています。
素晴らしいマホガニーオフィスチェアで、稀に見るコレクターズアイテムです。
自信をもってお勧め出来るお品です。
(Restorer/MJ)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
グッドデザインのアメリカン・ドクターチェアです。
当店では将来、資産価値としてもご検討いただけるプレミアム・アンティークと高く評価しております。
70年以上の時を経て、今尚本来の姿・機能を保ち続けるその作りと素材の良さ。
アンティークファンならずとも、誰もが納得の高級オフィスチェアではないでしょうか。
マホガニーの木肌には充分艶もあって、永く愛されてきたことが良くわかります。
実用的にも、程よい座面高に加え、ワイドでリラックスいただける広い座面によって
デスクチェアのみならず、オケージョナルにお使いいただけるユーティリティ性です。
実用性、デザイン、コンディション共に優良で、次代に引き継ぐべき逸品だと思っております。
きっといつか、その価値にご満足いただける日がくるものと信じております。アンティーク調ではなく本物をお求めの方、ぜひご検討をお待ちしています!
(Sales/TJ)
★EXTRA PHOTO
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スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | スーパークオリティソリッドヘビーマホガニー スウィベルドクターチェア | |||
| 品番 |
OC0034
|
管理番号 | Lot16-34_1217 | |
| 販売価格（税込） | 108,000 円 | 在庫数 | 0 | |
| サイズ |
幅 490mm 奥行 580mm 高さ 865mm 座面高 450mm 座面奥行 400mm ※回転機構につきましては、昔ながらの、座面を回すだけで昇降が出来るタイプとなっております。 ※高さと座面高は最小値を記載しています。 ※最大550mmの座面高エクステンションが可能です。 | |||
| 送料ランク・重量 |
Bランク 送料目安：4,400円～7,040円
（沖縄 10,010円）
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ | 椅子/Chair ＞ オフィスチェア/デスクチェア | |||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | アメリカ | 年代 | 1950年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ステイン・ニス・ワックス仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | アメリカ | 年代 | 1950年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ウォルナット | |||
| 主要素材の材質 | 無垢材 | |||
| 主要素材の等級 | １級 | |||
| 商品の無垢率 | 90％以上 | |||
| カラー | ミディアム系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | 金属 | |||
| その他の素材のカラー | 素材色 | |||
| メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
| 目立つ傷 | 少ない | |||
| 交換・改造 | なし | |||
| 実用性 | あり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ａ | |
ご購入・お問い合わせ・入荷予約
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