DT0269 イギリス 1900年代 ツイストエクステンションテーブル
サイズ |
幅 1045mm 奥行 895mm 高さ 735mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
大変素晴らしいアンティークのダイニングテーブルが入荷いたしました!
今から何と!約100年以上前、19世紀末から20世紀初めにかけて、
イギリスで製作された、エクステンディング(拡張式)のダイニングテーブルです。
英国・ヴィクトリア期(1837~1901)の後半に上流階級の間で流行した、
ワインドアウト(ハンドルを回して拡張させるタイプ)のテーブルになります。
・・何という存在感なのでしょうか。
何の変哲もない、言ってみればちょっと角を落としたラウンドスクエアな天板に、
英国家具定番の“バーリーシュガーツイスト”が四隅に配置されているだけ・・、
と言ってしまえば身も蓋もありませんが、でもそんなフツーの外観からは意外なほど、
大きな「力」というか重みを感じます。
それって、多分、躯体の隅々から、「時代」という生きてきた「証し」が、にじみ出ているからなのでしょうね・・。
一時代を築いた“オーラ”のようなもの、と言えばお分かりいただけますでしょうか?
わかりにくいですか?
・・わかりにくいですね。
つまり・・ブラウン管テレビが「20世紀の遺物」となってしまったように、
そしてこれから、ガソリンエンジンの車が電気自動車にとってかわられていくように、
実はこのエクステンションテーブルも、そんな時代の流れから取り残されてしまった「19世紀の遺産」なのです。
そもそも拡張式食卓(ドローリーフダイニングテーブル)は、
16世紀、エリザベス1世の時代に初めてイギリスにもたらされたと言われておりますが、
この金属線の、らせん状のクランクによるエクステンションテーブルが流行したのは、
ヴィクトリア期である、19世紀後半から20世紀はじめにかけての時期でした。
流行していた当時としては最先端のハイテクテーブルだったと思います。
ハンドルをくるくる回して拡張させる、なんてメカニカルなシステムは、
いかにもあたらしもの好きの貴族階級が飛びつきそうなネタですよね。
・・・でも時代はいつの世でも、より便利に、より早く、より快適に、進化を進めていきます。
のんびりキコキコとハンドルが回せた時代は良かったのでしょうが、
テクノロジーが爆発的に発達した20世紀という時代は、
そんなスローなアクションを許してはくれなかったのでしょう。
その後テーブルは、皆様ご存知の、スライド式のバタフライ型ドローリーフテーブルに主流を移していきます。
・・それにしても、「100年」という永劫の時を経ても、
今尚、実用コンディションを保っている、超・良質な高精度のソリッド・オークは、
アンティークならではの「遺産」ですね。
淡く光る“パテナ”(古艶)と虎斑目(トラフモク=トラ柄の木目)には本当に心癒されます・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
19世紀末ごろに製作されたもので、素材はオーク無垢が使用されています。
100年以上も経過した真のアンティークですがも素晴らしいものでした。
入荷時、致命的な破損など全く無く、大きな傷も見当たりませんでした。
塗装のもまだまだ艶を残すグッドです。
天板の塗装のみ若干の擦り傷があるため、少しサンディングしてやって、
英国から取り寄せた同質のシュラックニスでコーティング塗装いたしました。
また拡張はハンドルで天板を開き、真ん中に拡張板を挟みこむ仕様となっていますが、
ハンドルも稼動用のスクリューも当時のオリジナルながら、不具合は無く、現在でも実用可能です。
従いまして基本的なメンテナンスと稼動の調整を中心にレストアを行いました。
脚は左右で独立した幕板に取り付けられているため、一体型の幕板に固定されている脚に比べ、
強度は弱くなりがちなので、接合部分はすべて手を加えてしっかりと圧着しなおしました。
結果、日常的な使用にも問題のない充分な強度に仕上がっています。
拡張板もずれることなく、ピタリとはまって収まりはバッチリです。
ハンドル回転軸とスクリューはオイルでメンテナンスを行いました。
クリーニングは裏表しっかりと拭き掃除してやり、きれいで清潔な状態です。
全体をオイルステインで磨いて塗装のメンテナンスも行いました。
脚元のキャスターもオリジナルですが、動きは未だに現役です。
脚のガタやぐらつきはありません。
仕上げには木肌全体を天然の蜜蝋ワックスで隅々までしっかり磨き上げました。
全体的に充分お勧めできる素晴らしいお品だと思います。
(Restorer/KB)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
お待たせいたしました。
久々に登場のエクステンション(拡張式)テーブルです。
今回はツイスト脚でオリジナルのハンドルも付属しています!
無銘の椅子ではさほど珍しくはないエクステンションテーブルですが、
ツイスト脚はあまり見かけませんでした。
「こんなのが欲しかった!」と思われていた方もいらっしゃるのでは?
天板の形状は奥行サイドに緩いカーブになっており、
エッジも角が取られて丸みがあるのが優しい表情ですね。
実用面をご案内しますと、拡張するときはハンドルを回して隙間を広げ、拡張板を設置するだけ。
見た目はかなりな重量を感じさせるテーブルですが、
ハンドルを回せばテーブル自体が動いていきますので、
力に自身の無い女性でもご心配は無用です。
お一人でも問題なく拡張、縮小できますよ。
拡張板は使用されないときは本体に収納できないタイプなので別に保管してくださいね。
実用的にもエクステンションテーブルならではの使い勝手は、2~6人掛けにまで対応し、
インテリア性のみならず高いユーティリティを発揮します!
質、デザイン、コンディションともに3拍子揃った、
100年以上前の高級“ジェニン・アンティーク”(真のアンティーク)と評価しております。
まだまだこれからも味わい深く育てながら、永くお付き合いいただけるテーブルです。
次の世代へと引き継いでいくべき生活文化遺産でもあります!
ぜひご検討のほど、よろしくお願いいたします!
(Sales/AM)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | ツイストエクステンションテーブル | |||
品番 |
DT0269
|
管理番号 | prc24-3_0314 | |
販売価格(税込) | 94,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 1045mm 奥行 895mm 高さ 735mm サイズは幅1045mm(最大拡張時1420mm)×奥行895mm×高さ735mmです。 | |||
送料ランク・重量 | ||||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 家具/Furniture > ダイニングテーブル |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1900年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1900年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | オーク | |||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
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