OT0196
イギリス
1880年代 ヴィクトリアン ワットノット
サイズ |
幅 735mm 奥行 235mm 高さ 1190mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
大変めずらしいアンティークが入荷いたしました!
今から120年ほど前、19世紀終わりごろのイギリスで製作された
“ワットノットWhatnot”と呼ばれる飾り棚です。
よ~く、ご覧になってください。
この色、そして艶・・。
う~ん、最高ですね!
これが真の“ジェニン・アンティーク”だけが持つ、
“パテナ(古艶)”と呼ばれる輝きなのです。
どんな腕の立つ塗装職人でも再現することのできない、
120年の歳月だけがつくりうる、最高級の質感を演出しています。
もちろんただ単純に年月を経ていればこうなるかというと、そういうことではなく、
もともと最高クラスの良い素材が使われていて、かつ100年間、大切に扱われてきた家具だけが
このようなパテナを放つことができるのです。
つまり“ジェニン・アンティーク”は運と縁、
そして人々の愛情の結晶ですね・・。
何はともあれ、ツイストの4ピラー(柱)と盾型半形のフォルムが上品な、
レイトヴィクトリアンの最高級ワットノットです・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
1880年製の分解&組み立てが可能な飾り棚です。
分解組み立てといっても金具が取り付けられているわけではありません。
構成するパーツにスクリューを削りだして製作した、無垢材製の優れた組み立て家具です。
壁掛け用のフックは別途付属しております。
入荷時には、半分は組み立てており、半分は外されたパーツで梱包されておりました。
長い時間のかかる海上輸送時のダメージを考慮した適切なパッキングでした。
こちらの棚は全てのパーツに木製のねじ切りをしてあります。
しかしながら100年を超えても完璧なフォルムを維持して組み上げられ、
また組み上げた後には一切のグラつきも感じません。
信じられないほどの精度の高さです。
まあ、今後分解することはそうそうないとは思いますが、
万が一、分解することがあった場合には当時の製作技術の高さを伺うことができます。
もちろん、素材のマホガニーの質の高さがベースにあることは言うまでもありません。
下の2段(入荷時に組み立ててあった部分)は部分的に既に接着剤などで固めてあり、解体はできません。
もしかすると幾度かの修復を受けたものかもしれませんが、
もともと下段は構造上、固定させておく必要があったためかも知れません。
板部分は、小さい割れを確認いたしましたので、丁寧に修復しております。
強度面、およびご使用に問題ありません。
塗装状況は、入荷時には艶もなく、たくさんのホコリが付着しておりましたので
まずはハケを使い水洗いをさせていただきました。
次にオイルステインで色調整をして、環境にやさしい天然樹脂塗料のシェラックニスで仕上げをいたしました。
アンティークらしい、いい感じの艶が出ています。
小さいながらも細かい作業が連続し、
仕上げまではかなりの時間を要しました。
最後は隅々まで英国製の天然蜜蝋ワックスで磨いて艶やかに仕上げました。
全体的にクリーンな状態です。
もちろんひっくり返して底板の裏まで清掃をしております。
実用家具としてもこれから永く十分にお使いいただける状態です。
自信を持ってお奨めできるです。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします!
(Restorer/MS)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
それにしても、これだけ華奢な無垢の素材を使いながら、
一枚板の天板や細くシェイプされたツイスト・ピラーが、1世紀の歳月を経ても、
全く割れ、歪み、反りなどを発生させていないというのは、ほとんど奇跡のようなアンティークですね・・。
よほど良いマホガニー材が使われているのではないでしょうか。
色艶からしてもお分かりかと思われますが、
おそらく中米産の最高級マホガニーが使われているのでは、と想像されます。
現代で最高級といわれる“ホンジュラス”マホガニーがまだ中級クラスだった時代に、
最高級と称されたマホガニー材です。
スパニッシュマホガニーやキューバンマホガニーとも呼ばれていますね。
ぜひ収集家の方にお奨めしたいコレクタブルズです。
実際、アンティークの本場・イギリスでは、
この“ワットノット”は使用も可能な“コレクティング・ファニチャー”として非常に人気が高く、
アンティークの価格相場を知るのに最も権威のある書籍、“ミラーMillers”社のプライスガイドによれば、
このワットノットよりももう2~30年ほど古い、“ミッド・ヴィクトリアン”のワットノットで、
程度の良いお品になりますと、£900(ポンド)ほどのお値段がついているようです。
※2010年4月現在1ポンド(£)=150円ほどです。
もしイギリスへ行かれることがあれば、ぜひ同様のお品をチェックして見てください!
相当なお値打ち品であることがお分かりになると思います。
・・何か、「生」っぽいお話になってしまいましたが、
一般的なインテリアとしても、大変美しいディスプレイラックだと思います。
ぜひ次の世代に引き継いでいっていただきたい、
19世紀の優れた遺産です。
収集家の方も、インテリアフリークの方も
この機会にぜひご検討下さい!
(Sales/YM)
↑壁面に設置していた際の金具のあとと思われる穴ですが、不用でしたら塞いで塗装することは可能です。(費用はかかりません)
↓2段目の棚板です。
↓3段目の棚板です。
↓4段目の棚板です。
↓5段目の棚板です。
↓木部にスクリューねじを削りだし、分解&組み立てが可能な構成となっています。
↑壁面取り付け用のフックです。
※お合わせしているチェアはHC0278 ローズウッドプレイヤーズチェアです。
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | ヴィクトリアン ワットノット | |||
品番 |
OT0196
|
管理番号 | Lc2-5_0501 | |
販売価格(税込) | 94,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 735mm 奥行 235mm 高さ 1190mm サイズは幅735mm ×奥行235mm×高さ1190mmです。 ※1段目天板は 幅240mm×奥行100mm×高さ1135mmです。 ※2段目天板は 幅240mm×奥行120mm×高さ895mmです。 ※3段目天板は 幅340mm×奥行140mm×高さ655mmです。 ※4段目天板は 幅450mm×奥行165mm×高さ385mmです。 ※5段目天板は 幅550mm×奥行185mm×高さ120mmです。 | |||
送料ランク・重量 | ||||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 家具/Furniture > シェルフ/ラック |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1880年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ステイン&ワックス仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1880年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ウォルナット | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | S級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ダーク系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
目立つ傷 | 年代なり | |||
交換・改造 | 年代なり | |||
実用性 | 年代なり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | A |
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