DC0279
イギリス
1860年代 ヴィクトリアンダイニングチェア
サイズ |
幅 510mm 奥行 460mm 高さ 890mm 座面高 500mm 座枠高 420mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
今から約140年ほど前、イギリス19世紀半ば、
“ミッド・ヴィクトリアン”と呼ばれる時代に製作された貴重なダイニングチェアです。
時代はエリザベス女王治世下、“ヴィクトリアン”様式と呼ばれる、
装飾過剰気味のクラシカルな家具が多く生み出された時代ですが、
さすがに最近ではそうした家具の流通量も減少してきたようです。
特に良品にお目にかかる機会はめっきり少なくなってきましたね・・。
このチェアについては、そんなヴィクトリアンの椅子として200年近くの時を経ていながらも、
今なお、すばらしいコンディションをキープし続けている数少ない椅子のひとつです。
「良質な19世紀の椅子」という希少性は、近い将来「資産価値」のかたちで、充分ご満足いただける評価となって返ってくることと思います。
外観的には現代のダイニングチェアにも見られるようなごく一般的なスタイルですが、
実はそれが1世紀も前に製作されているという点に着目してください。
“ネオロココ”を初めとする、彫刻てんこ盛りの伝統様式家具全盛の時代にこんなシンプルでモダンな
プロポーションの椅子がつくられていたなんて・・・。全くサプライズですよね。
きっと製作者は、流行りモノなどに迎合しない「我が道を行く」タイプの人だったのではないでしょうか?(笑)
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
素材は、とても上質なソリッド・マホガニーです。
木肌の自然な色と艶、そして風合い・・・。その何ともいえない味わいは写真でお分かりいただけるでしょうか?
特にトップレイル(背の部分)の木目に注目してください。優しい3次元曲面には均整の取れた年輪が鮮やかに表れています。まさに素材の素性の良さが象徴されていますね。
自然の織り成す美しい「アート」を見つめながら、ついニヤリと満足の笑みを浮かべてしまうのは自分だけでしょうか。(苦笑)
座面はフレームの上質さにふさわしく、本革に張り替えてみました。
革は薄いシボの入った柔らかくもしっかりとした牛革で、
控えめな艶に上品さを感じていただけると思います。
国産のステアハイド(成牛)ですが、
厚手で、ソファクラスに使用する最高級のレザーです。
これから先、永くご愛用いただければいただくほど味わいが深くなってきますので、
本革ならではの経年変化をどうぞお楽しみになってください。
ちなみに内部のクッションにつきましては、当店では通常、
現代品のウレタンを硬いもの、柔らかいもの、の2層構造とし、
現代家具並みの座り心地に変更させていただいております。
もちろんこちらの座面もクッション交換しておりますが、
オリジナル時の座面の中をあけてみたところ、何と!今も尚、「馬毛」が使われておりました。
しかも140年前のものとは思えない、ほとんど劣化のない状態でしたので、
通常使う固めのウレタンの代わりにこの「馬毛」を使用し、
その上に通常よりも1cm厚めの、2cm厚の柔らかいウレタンを合せて仕上げてみました。
(そのためややクッションがふっくら盛り上がって見えるのではないかと思います。)
椅子専門店ならではのこだわりです!
ぜひこの馬毛も含めて次代に引き継いでいっていただきたいと思っております。
その他、フレームの状態としては、木肌表面に細やかな傷はありますが、目立ったダメージも無くおおむね良好です。
もちろん、接合部などは締め直しておりますので、ご使用にあたっての不安は一切ございません。
実用的かつ高品位なアンティークチェアとしてお奨めさせていただきます。
(Restorer/YM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
冒頭では「資産価値」とか、ちょっとナマっぽい話をしてしまいましたが、
このチェアの本当の良さは、そんな即物的な価値ではなく、もっと情緒的なところにあると思います。
いえいえ、何もそんな堅苦しい話ではなく、何か、こう、黒い“ダックスフンド”をイメージさせるような
この愛らしい、ボテッとしたスタイルの話です。
最高にかわいくないですか?!
前から見ても、後ろから見ても、横から見ても、どこから見ても優しく愛嬌があって、
愛さずにはいられない出で立ちではありませんか?
ちょっと専門的になりますが、この椅子はデザイン的にはジョージアンの時代に流行したタイプの椅子で、
リージェンシー様式に良く見られた「食卓椅子」に影響を受けてリデザインされたタイプに分類されると思います。
トップレイルが背柱から耳のように左右に飛び出した、この椅子の独特のカタチは、
この椅子が製作されたその時代以降、ダイニングチェアでは良く見られるポピュラーなデザインになりました。
もし、どこかで、ちょっとレトロなインテリアの“洋食”レストランに入ることがあったら
そのお店の椅子をちょっと注意して見てみてください。
この椅子そっくりの椅子が使われていたりしていませんか?
・・そんな時はぜひこの“ダックスフンド”チェアのことを思い出して下さい。
その店にあるダイニングチェアのデザインは、実は200年もの昔、
ジョージアンの時代の“ダックスフンド”チェアからはじまり、今日まで絶えることなく続いてきたんだなあ、と。
なんて、ちょっと言いすぎですが、でも半分は真面目です。
実際、年代的にはモダンダイニングのデザインルーツにかなり近い時代の椅子だと思います。
ぜひこの機会に、二度とお目にかかれないかもしれない、
元祖“モダンダイニング”チェアをご検討してみてはいかがでしょうか。
2脚ペアで、ぜひ!
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | ヴィクトリアンダイニングチェア | |||
品番 |
DC0279
|
管理番号 | Prc8-3_0106 | |
販売価格(税込) | 38,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 510mm 奥行 460mm 高さ 890mm 座面高 500mm 座枠高 420mm サイズは幅510mm×奥行460mm×高さ890mm×座面高500mm、 座枠奥行410mm×座枠高420mmです。 | |||
送料ランク・重量 | ||||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 椅子/Chair > ダイニングチェア/キッチンチェア |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1860年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1860年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | オーク | |||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
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