DC0303
日本
1940年代 モリスMorrisダイニングチェア
サイズ |
幅 430mm 奥行 430mm 高さ 895mm 座面高 490mm 座枠高 390mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
初めて登場しました!日本製です!和骨董です!!
今から約60年ほど前、1940年前後に日本で製作されたダイニングチェアです。
※現在、在庫数がクロス4本背もたれのチェアが3脚、パラレル3本背もたれのチェアが1脚、合計4脚となっております。
いかがでしょうか、このすばらしいフォルム・・。
いつも優れたイギリスの椅子ばかり見ていますが、
決して日本の椅子だって負けてないですよね!
実はこの椅子、湘南・鎌倉の良家で使われていた椅子になります。
かなり古くからあった大きなお屋敷だったのですが、
取り壊しに伴い、お譲りいただいたものです。
しかもこの椅子、製造メーカーは何と!「島津製作所」だそうです。
島津製作所といえば、そう、
あの2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんがお勤めの会社ですよね!
「え?島津製作所で椅子を?」
・・ちょっと事情にお詳しい方でしたら、そう思われるかもしれません。
そうです。
島津製作所はその技術力、研究開発力の高さには定評がありますが
主に計測機器類や産業機械を作っている会社です。
会社のホームページなどを見ても「家具」とは一切無縁です・・。
そんな島津製作所が、一体なぜ椅子を・・。
お譲りいただいた方の情報によると、日本が太平洋戦争に突入し、貧困にあえいでいた時、
ほんのわずかな時期だったそうですが、経営危機に直面した島津製作所は、
やむにやまれず、家具製造に取り組んでいたそうです。
この椅子の前オーナー様は裕福な家柄だったようですから、
少しでも助けになれば、と島津製作所の商品をお買い上げになったのでしょうね・・。
あくまで伝え聞いた話ですので、事実のほどは定かではありませんが、
もし事実とすれば・・間違いなくこの椅子は時代へ引き継いでいくべき遺産=「名作椅子」と呼ぶべきではないでしょうか
「無銘」ではありませんが・・。(笑)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
日本の「名作椅子」を21世紀によみがえらせるため、
当「無銘の椅子」が腕によりをかけて復活させました。
アンティークとしてはほぼパーフェクトなに仕上がっております。
安心して実用家具としてご活用いただける状態です。
素材は・・う~ん、何でしょうか?
ナラ材(オーク)のようにも見えますが、木肌のきめが細かくてニレやケヤキのようにも見えます・・。
比較的軽くで堅い素材です。
歪みなどは出ていません。
良く手入れがされていたのか、木肌の風合いが良かったので
一部タッチアップ程度の補色は入れておりますが、
オリジナルを生かし蜜蝋ワックスのみで磨き上げ、仕上げております。
とても良い雰囲気に仕上がっていると思います。
60年経過している割には全体的に小傷なども少なめだと思います。
がたつきやぐらつきは接合部を締め直したり、調整をしておりますので、とてもしっかりしています。
椅子張りには高級ブランド“William Morrisウィリアム・モリス”を使用してみました。
生地は、モリスファンの方なら言わずと知れた、ロングセラー商品“Willow Boughsウィローボウ(柳の枝)”で、
イギリスよりこの椅子張りのために空輸してきたものです。
ちなみにウィローボウは1887年、モリスの家の近くを流れるテムズ川のほとりに、柳の樹が茂っているのを見て
その印象をデザインしたもの、といわれています。
ウィリアムモリスが活動した19世紀後半は、ヨーロッパで「日本趣味」の流行した時代でもありますので
その影響もあるかどうか、このウィローボウはどことなく東洋的なデザインではありませんか?
「唐草模様」にも似ているような・・。
そんなわけで(?)、「和骨董」と「ウィリアムモリス」を100年の時を超えてドッキングさせて見ました!
・・いかがでしょうか?
21世紀の現代でも決して古さを感じさせない、
現代品以上に現代的に仕上がったと自負しておりますが・・。
尚、生地と木肌の境目には、椅子張りのパターンを生かすために
細い同系色のブレード(縁飾り)を貼りこんでおります。
こちらも同じくイギリスより同時に空輸したもので、“Osborne&Littleオズボーン&リトル”のT541/04をセレクトしております。
細かいところにも一切手抜きなしです・・。
もちろん、座り心地にも配慮し、座面のウレタンおよびテープばねは交換しておりますが、
コイルスプリング(ばね)はオリジナルを生かしております。
クッション性はとても良いと思います。
以上、自信を持ってお奨めいたします。
※5脚中、1脚のみ背あての構成が違っておりますが、こちらもオリジナルです。
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
日本が世界に誇れるアンティークチェアだと思います・・。(言いすぎ?)
“アーツアンドクラフツ”の先駆者“ウィリアム・モリス”を椅子張りに使用した、という理由だけではなく、
細くシンプルな直線のシルエットはまさに、日本版“アーツアンドクラフツ”デザインともいえる優れたものです。
特に、この椅子の後姿を見てください!
前面は特に特徴らしい特徴の無いシンプルなものですが、
背から脚のバックラインに続くシルエットは、非常に見る人の目を意識した美しいラインを構成しています。
「椅子は後姿で選べ」という格言(?)はこの頃からあったのでしょうか?
すばらしいプロポーションだと思います!
作りも良く、(メンテも良く・・自画自賛。)いずれ高い評価を得ることになるアンティークチェアではないでしょうか?
“ヘリテイジ”(遺産)と呼ぶにふさわしい、「無銘の名作椅子」で、
かつ、日本人の心「大和魂」が正統に受け継がれた、本当に希少なお品だと思います。
この椅子を、そしてこの椅子の「歴史」を時代へ引き継いで行っていただけるオーナー、
大募集いたします!
特に島津製作所にお勤めの方、ぜひ!
(この椅子の素性が本当かどうか、ぜひ教えてください!笑)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | モリスMorrisダイニングチェア | |||
品番 |
DC0303
|
管理番号 | Lot06-1_0923 | |
販売価格(税込) | 28,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 430mm 奥行 430mm 高さ 895mm 座面高 490mm 座枠高 390mm サイズは幅430mm×奥行430mm×高さ895mm×座面高490mm、 座枠奥行385mm×座枠高390mmです。 | |||
送料ランク・重量 | ||||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 椅子/Chair > ダイニングチェア/キッチンチェア |
商品プロフィール | ||||
原産国 | 日本 | 年代 | 1940年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | 日本 | 年代 | 1940年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | オーク | |||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
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