バルーンバックチェア アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
HC0111
イギリス
1860年代 バルーンバックチェア
| サイズ |
幅 460mm 奥行 560mm 高さ 850mm 座面高 490mm 座枠高 400mm ※ 詳しいサイズは、こちら | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
今から約150年前、19世紀半ばのイギリスで製作された、
通称“バルーンバック”と呼ばれるヴィクトリアン様式のロココ風チェアです。
何だか、時がとまっているかのような、優雅なプロポーションですね・・。
ところで、「19世紀半ば」とは家具産業にとって大きな発展があった時代のようです。
1851年に初めてロンドンで国際博覧会が開かれましたが、その博覧会が絶大な人気で、
その後5年前後の間隔で、パリ、ウィーン、フィラデルフィア、シドニー等、
あっという間に世界各国に博覧会が広まっていきました。
それまで家具業界は、大量生産への機械化、という点に業界の目が向いていましたが
その博覧会でさまざまな家具が紹介されると、そのデザイン性に大きく注目が集まり、
それ以来、家具のデザインが格段に進化していくことになります。
例えば1862年に行われたロンドンの国際博覧会では日本のさまざまな商品が紹介されて、
家具業界も含め「日本趣味」というブームが起こったりしたのは、そんな進化の1ステージといえますね。
ただ、デザイン性に注目が集まった初期の頃には、逆にイギリスなど、
伝統のデザイン様式があった地域では、逆にさまざまな折衷様式が登場し、
進化というよりも混乱を招いていきます。
すなわちヴィクトリア期では19世紀半ばを境に、それ以前はヴィクトリア女王時代の正統なヴィクトリアンデザイン、
それ以降は、古い様式や新しい様式が共存した新しいヴィクトリアンデザイン、ということができると思います。
・・余談がちょっと長くなりましたが、背が気球のような形をした、この“バルーンバック”と呼ばれるデザインは
フランスロココの影響を受けてヴィクトリア期前期に作られ、
この当時、19世紀半ばに流行した、正統なヴィクトリアンのチェアになります。
つまりこの椅子は・・バルーンバックが誕生し、その普及の時代につくられた、
まさにリアルタイムのサロンチェアだったんですね・・。
リバイバル(復刻)などではない、正統なヴィクトリアンのバルーンバックチェア・・。
何か、ちょっと感動的ではありませんか・・?
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
150年以上もの年月が経過しているとは思えないほどの
パーフェクトです。
素材はマホガニーの無垢ですが、“ピアノ・ポリッシュ”などと呼ばれる、
木目の見えない黒檀色に塗られた木肌とは違い、
150年の歳月が作り上げた“パテナ(古艶)”のある木肌は、
決して人工的には作り出せない風合いのものです。
しかもその質感には作られた当時を髣髴とさせるほどみずみずしさもあります。
デザイン的にはカントリー風ですが、
地方の上流階級がオーダーした家具だったのではないでしょうか。
年代の割には比較的小傷も少なめで、
外観上目立ったダメージはありません。
がたつき、ぐらつきは当店にて組みなおしておりますので、
実用上はしっかりとしています。
座面も当店にて新品に交換させていただきました。
クッションの厚みのバランスを保つべくウレタンが3層になっているため、
やや生地の張りにしわが出ておりますが、
手作業のものですのでそのあたりはご了承ください。
上品な薄いピンクのモケットは日本製ですが、
新品生地ですので気持ちよくお使いいただけると思います。
全体的に充分お奨めに値する状態です。
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
う～ん、この時代につくられた椅子はもはや、
家具というよりも工芸品ですね・・。
ガブリオールレッグ(猫脚)のS字カーブや脚の付け根のスクロール(渦巻きの装飾)等々・・、
本当に美しいデザインだと思います。
バルーンバックにも様々なタイプがありますが、
こちらはシンプルで素朴な雰囲気が、ちょっとフレンチカントリー風ですね。
とにかく、つやつやの木肌に心が癒されるようです・・。
質実ともに、最高級のアンティークチェアと評価しております!
アンティーク上級者の方からこれからアンティークを、と言う方まで、
きっとご満足いただける椅子だと思います。
ぜひこの機会をお見逃しなくご検討くださいませ!
★EXTRA PHOTO
スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | バルーンバックチェア | |||
| 品番 |
HC0111
|
管理番号 | Prc7-4_1118 | |
| 販売価格（税込） | 45,000 円 | 在庫数 | 0 | |
| サイズ |
幅 460mm 奥行 560mm 高さ 850mm 座面高 490mm 座枠高 400mm サイズは幅４６０ｍｍ×奥行５６０ｍｍ×高さ８５０ｍｍ×座面高４９０ｍｍ、 座枠奥行３９０ｍｍ×座枠高４００ｍｍです。 | |||
| 送料ランク・重量 | ||||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ | 椅子/Chair ＞ サロンチェア/ホールチェア | |||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1860年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1860年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | オーク | |||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
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