SB0017
イギリス
1910年代 ジャコビアン ワードローブ
サイズ |
幅 1045mm 奥行 425mm 高さ 1990mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
20世紀初頭、イギリスで製作されたワードローブです。
とっても風格がありますね。
“ジャコビアン”と呼ばれるイギリスの伝統様式を色濃く受け継いだ、重厚感あふれるデザインです。
“ジャコビアン”とは17世紀、ルネッサンスの影響を受けた“バロック”というヨーロッパ一帯の美術様式のイギリス版で
ルネッサンス期の様式に比べてそのデザインに独創性、スケール感が強調されたものになっています。
厳密には“ジャコビアン”も1642年のピューリタン革命を境にして、
“前期ジャコビアン”、“後期ジャコビアン”などと呼ばれたりしていますが、
このワードローブに関して言えば、どちらかといえば“前期ジャコビアン”的な印象でしょうか。
“ジャコビアン”期の箱物家具は、“フィールデットパネル”と呼ばれるパネルはめ込み式の扉が多く使用されていて、
このワードローブの前面板がまさにその“フィールデットパネル”になります。
パネルには不必要な装飾はなく、直線基調のモールディングで仕上げられていて、
また、デザイン全体的にも「ひし形&丸ぽち」のアプライドモールディングの装飾だけで
すっきりシンプルにまとめられています。
このあたりのフィニッシュは実際に製作された20世紀初頭の時代性によるものでしょう。
上部にはこれもまた“ジャコビアン”期の特徴的な“デンタルコーニス”という上置きがせり出していて、
下部のチェストも前述の“フィールデットパネル”にストレートレッグという伝統様式が踏襲されています。
まさにこれぞ「英国の伝統家具」ってカンジですよね。
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
全体的には大変良好なコンディションです。
素材はオーク材ですが、木肌はとても味のあるしっとりとした、アンティークならではの質感に経年変化しています。
「アンティーク調」などでは絶対に作れない独特の雰囲気です。
木目もきれいに出ています。
また側面板や背面板などは突板、フレームや上飾りなどは無垢材です。
目立ったダメージもなく、つくりは大変しっかりとしております。
前面中央のミラーは、エッジにワンカット入っておりますが、
オリジナルのわりにはとてもクリアで気持ちよくお使いいただける状態です。
真鍮の取っ手は扉、引き出しともオリジナルのものがついています。
さすがにかなり使用感はありますが、まあ、「味」レベルだとは思いますし、
充分実用的なコンディションですので、ご心配にはいたりません。
鍵はめずらしく(?)オリジナルが残っておりまして、一応は使用可能です。
引き出し、扉の開閉状態はきちんと調整いたしましたので、とてもスムースですよ。
内部につきましては、壁面に多少、しみ、汚れなどがございます。
一応クリーニングはしておりますので、衛生上は問題ありませんが、
実際に長年使用されてきたものですので、そのあたりはご容赦ください。
ハンガーレールや壁面につけられているフック等につきましては、これもオリジナルを
そのまま残しております。
「そのまま」とはいっても、ハンガーレールなどは表面のメッキが剥離してしまい、ぼろぼろの状態でしたので、
全面サンディングをして磨き上げたり等、一部加工は施しております。
手っ取り早く、レールなどは新品に交換してしまうことも考えましたが、
アンティーク好きの方が扉を開けたときに興ざめしないよう、ちょっとがんばってみました。
私的には「シブイ感じに仕上がったなー」などと満足しております・・・が、どうでしょうか?
ちなみに上飾り、下部チェストは取り外しのできる3段構造になっておりますので、
移動性は悪くはありません。
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
ここで問題です!
前面の「ひし形&丸ぽち」のアプライドモールディングは、「丸ぽち」の一部が輸入の際、欠損してしまいました。
今ついている「丸ぽち」は全部で8つですが、そのうちいくつかは、実は当方で製作しはめ込んだイミテーションです。
一体どの「丸ぽち」がイミテーションなのでしょうか?
正解は・・・ご購入されるお客様だけにお教えいたします。(笑)
でも、言われなければ絶対にわからないと思います。
だって、日本の職人さんの器用さはワールドクラスですよ。
がんばれ「日本のものづくり」って」カンジですよね。(?)
余談はさておき、
寝室においても、エントランスホールにおいても、どこにおいてもさまになるこのワードローブ。
実用性も充分ですし、サイズもジャストサイズで使い勝手は良好だと思います。
100年近く経過しておりますが、まだまだ充分永くお付き合いいただけます。
お値段的にもびっくり価格(?)でお出ししておりますので
ぜひこの機会にご検討くださいませ。
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | ジャコビアン ワードローブ | |||
品番 |
SB0017
|
管理番号 | Prc1-6_1116 | |
販売価格(税込) | 78,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 1045mm 奥行 425mm 高さ 1990mm ※上飾りは幅1130mm×奥行500mmです。 ※扉の間口が幅370mm×高さ131mm、収納スペース内寸幅1050mm×奥行390mmになります。 | |||
送料ランク・重量 | ||||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 家具/Furniture > ワードローブ/チェスト/ミラーチェスト |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1910年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1910年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | マホガニー | |||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
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