AC0019
イギリス
1920年代 ヘビーチャーチチェア
サイズ |
幅 575mm 奥行 500mm 高さ 1155mm 座面高 450mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
20世紀初め頃、イギリスの教会で実際に使われていた古いチャーチチェアです。
う~ん、何という「威厳」でしょうか。
限られた人だけにしか座ることが許されない・・、
そんな“オーラ”が漂っています。
私はクリスチャンではありませんので、
どのような状況でこの椅子が使われていたのか、知る由もありませんが、
素人目に見ても、「高級聖職者」のための椅子だったことは容易に想像できます。
カトリックで言えば「司教」とか、少なくとも「司祭」クラスの方が使われていたのではないでしょうか。
デザイン面では、イギリス北部の地方教会が出所とのことで、
中世の大教会に見られるような、ふんだんに彫刻などが施された豪華さはありませんが、
天高く伸ばされたハイバックと、まっすぐ大地を踏みしめるストレートレッグ、
滑らかなS字カーブを描くアームレストや
「三葉(トレ・フォイル)」と呼ばれる型抜きされた教会の紋章などなど・・、
その荘厳さは紛れもない「本物」です。
お写真を通して、そのリアリティを感じていただけますでしょうか。
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
すばらしいコンディションだと思います。
もちろんアンティークなりの小傷・色むらなどはありますが、
そのつくりの良さ、素材の質はまさに一級品です。
もともと教会の家具や調度品は、一流の家具職人が、厳選された素材で、
精魂込めて製作していますので、私も自信をもってお客様にお奨めする事ができますが、
この椅子を見ていると、そんな「自信」は「確信」に変わりました。(どこかで聞いたフレーズ・・?)
例えば、素材のオーク材にはかなり厚めの無垢板が多用されていますが、
ご覧のように80年以上経過した今でも、無垢にありがちな歪み・変形などはほとんど見られません。
しっかりと乾燥された、硬い良質の部材をチョイスしていることが分かります。
そして持ち上げようとすると、「ピキッ」と腰に電流が走るほどの重みがあり(苦笑)、
それは、これからも永久にこの崇高な姿を見せてくれる、頑強さの証しでもあると思います。
つくりについても、15世紀以来用いられている「ほぞ継ぎ」の伝統工法で製作され、
大変しっかりとしています。
カラーは写真のとおり、やや濃い目のダークオークですが、
木目もキレイに出ていて、木肌にはしっとりとした自然な艶があります。
・・う~ん、今、同じ椅子を作ろうとしたら、一体いくらかかってしまうのでしょうか?
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
突然ですが、人類の祖先が二本足で歩きはじめたのはいつの頃からだったのでしょうか?
・・・約400万年くらい前?
その後、祖先たちは手を使うようになって脳が発達していきます。
脳の発達は「打石器」を「道具」へと進化させ、農耕や牧畜生活がはじまり、そして集団ができ・・。
やがて、紀元前約3500年前にメソポタミアには都市国家が形成されるようになったんですよね。
それは今からおよそ5000年以上は昔の話?です。
「・・・で、何がいいたいの?」という声が聞こえてきそうですね。(汗)
いや、違うんです。
いつも、いつもずーっと不思議に思っていたことがあったんです。
良く「椅子」関係の書籍を読むと出てくるのですが、現存する世界最古の椅子は
紀元前2580年ごろ、エジプト古王国第4王朝時代に製作された椅子、だそうなのです。
でも、そのイラストとか写真を見ると、「あれれ??」。
おかしいんです、絶対。「そんなはずは・・。」
そう、・・「椅子」なんです。(笑)
フツウの椅子のカタチをしているんです。
脚が4本あって、背もたれがあって、肘掛があって・・。
おかしいじゃないですか!
だって、現存する最古の椅子、つまり人類の「椅子の歴史」がはじまった頃、
すでに「椅子」は完成されていたのですから!
さらに、同じエジプトの椅子として紹介される話題に“ツタンカーメンの玉座”がありますが、
その椅子は何と・・この「ヘビーチャーチチェア」ではないですか!
いえ、もちろん、エジプト第18代王朝“ツタンカーメン王”の“ファラオの椅子”ですから、
その躯体は黄金に包まれ、金・銀・宝石に象嵌・彫刻と、当時の最高の素材・技術が集結した、
それはそれは見事なものです。
・・が、そのプロポーションは・・どう見ても、この、「ヘビーチャーチチェア」なのです。
この事実をどう考えたら良いのでしょうか?
とにかく木製の椅子は3000年以上前にはすでに完成されていたのです。
ということは、今日まで延々とそのバリエーションがつくられてきただけなのか、
それとも、「王様の椅子」と同じレベルのものが一般庶民に行き渡るまでに進化した、と見るべきなのか・・・。
なーんて、与太話を長々失礼しました!
この椅子に座るまでは、
「あー、ゴシックの教会の椅子か。ちょっとアーツアンドクラフツっぽいかも・・。」
くらいにしか思っていなかったのですが・・。
実際に座ってみて、ゴシック建築の「三つ葉」の形をした切込みに指を突っ込んで
くりくり指を回していたら、何か、ボーっと空想の世界へトリップしてしまいました。(苦笑)
・・・家具がまだ王侯・貴族など支配階級のためだけにしか存在しなかった時代。
椅子はその座る人の地位を表す、まさしく「権威」そのものでした。
体を支えるためにつくられた「現代の椅子」に慣れてしまった私たちでも、
このオールドチャーチチェアに座れば「本能」がそれを感じます。
我こそは椅子マニアという方、ぜひ、ご検討ください!
・・・あ、もちろんカントリー・アンティークファンの方もぜひ!(笑)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | ヘビーチャーチチェア | |||
品番 |
AC0019
|
管理番号 | Prc1-2_0911 | |
販売価格(税込) | 125,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 575mm 奥行 500mm 高さ 1155mm 座面高 450mm サイズは幅575mm×奥行500mm×高さ1155mm(座面の高さ450mm)です。 | |||
送料ランク・重量 | ||||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ |
椅子/Chair
> アームチェア
無銘の椅子コレクション/Premium Chair Collection > 無銘の名作椅子 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1920年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1920年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
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