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DC0038  1 イギリス 1900年代  ウィンザーチェア

Prc1-5_1022
ウィンザーチェア

サイズ 幅 410mm  奥行 500mm  高さ 845mm  座面高 455mm  
※ 詳しいサイズは、こちら

アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。

Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)

英国ヴィクトリア期の末期、1890年頃から1900年頃にかけて
製作されたウィンザーチェアです。

ウィンザーチェアと言えば、皆さんもうご存知ですよね。
そう、歴史上初めて登場した「一般庶民」のための椅子です。

もともと家具といえば、17世紀頃までは王侯・貴族の権威の象徴か、
はたまた金と時間にまかせて、お抱えの家具職人に作らせた道楽がほとんどで、
その不必要なほどの豪華な装いは、一般庶民の生活とは全くかけ離れたものだったのです。

ところが18世紀に入ると、イギリスのウィンザー城周辺の車大工や挽物師たちが
当時の一般大衆である農民のために、見た目にもそれなりに配慮した、
生活のための実用家具を作りはじめるんですね。

そこでつくられた椅子が、後に土地の名を取って
“ウィンザーチェア”と呼ばれるようになるのですが、
初期の頃のウィンザーチェアは脚が「猫脚(ガブリオールレッグ)」だったりして、
まだまだ様式家具の範囲を出ないレベルのものだったようです。

それがその後、世間に広く普及し、工法が単純化されるとともに、
トーマス=チッペンデールなどの、世界最初の“家具デザイナー”たちが登場し、
デザインにアレンジが加えられるようになると、より一層現在のスタイルに近い、
機能的で洗練されたデザインへと進化していくようになりました・・。

う~ん、なるほど。
何かこう、妙に親しみやすさを感じる椅子だなー、と思っていたら、
ウィンザーチェアは、まさに私のような庶民が使う、生活家具の“ルーツ”だったわけですね!

とはいえ、今ではお値段を見るとどう見ても「高級家具」としか思えないのですが・・。(笑)

ウィンザーチェア

Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)

いや、これはもう、「トロットロ」の食べごろアンティークです!

使われて使われて、ペロペロなめられたアメみたいに角が丸くなってしまった状態を
「トロトロ」と表現しますが(・・私だけ?)、本当に「トロトロ」です。

100年間、とても大切に使われてきたんでしょうね。
小傷などはそれなりですが、特に目立ったダメージはありません。

木肌にはポリッシュ(ニス)などでごまかしてはいない、
よく磨かれたアンティークだけが持つナチュラルな艶を身にまとっています。

色味はやや濃い目のライトオークになります。

ところどころ木肌には色ムラはありますが、
アンティークとしては雰囲気レベルではないでしょうか。

素材はもちろんオーク材で、全て無垢です。

かなり細いフレームの割りには、これだけの永い年月を
ほとんど歪みもなく経てきたワケですから、
充分に乾燥された、とても良質な素材が使われているのでしょう。

間違っても、質の悪いイングランド国産オークなどは使われていないと思います。

とはいえ、どうしてもフレームが細いと剛性にやや不安を感じるかも知れませんが、
接合部などの緩みは当方で締め直してあります。
ですので実用上では不都合を感じることはないと思います。

アンティークとしては「エクセレントコンディション」としてお奨めさせていただきます。

ウィンザーチェア

Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)

ウィンザーチェアは、その背のデザインでいくつかタイプがありまして、
「櫛形」をした背の“コムバック”と「弓形」の背の“ボウバック”が良く知られています。

このウィンザーチェアに関してはもちろん後者の“ボウバック”スタイルになります。

話はまた前々章へ戻ってしまいますが、チッペンデールなどによってアレンジされたウィンザーチェアは
一方で、植民地時代のアメリカへも輸出されて、さらにシンプルに“リデザイン”されていきます。

そしてアメリカでもまた、民衆の家具として定着したウィンザーチェアは、
リビングやダイニングで使用され、大開拓時代の象徴的な家具にまで普及します。

いわゆる“コロニアル(植民地)スタイル”と呼ばれている家具様式ですね。

アメリカで最終進化を遂げたウィンザーチェアはその後、イギリス本国へ「逆輸入」されるようになり、
今度は「本家」の方が「分家」のスタイルに影響を受け始めます。

そして、現在ではコロニアルスタイルの“アメリカン”ウィンザーチェアが
ウィンザーチェアの“スタンダード”にまでなってしまいました・・。

恐るべし、アメリカのパワー・・。

「・・だからどうした」っていわれてしまいそうですが、
つまり、そんなウィンザーチェアの歴史を知っていただいたのは、
このチェアが数少ない元祖“英国系”ウィンザーチェアだと申し上げたかったからなのです。

例えば、細身で小振りな躯体。
例えば、リングとボールが組み合わされたボビン系の挽き物脚・・。

このウィンザーチェアに残されたほんのわずかなイギリスらしさに
かたくなに英国伝統の家具様式を踏襲しようとした、
家具職人の“ブリティッシュ・スピリット”が感じられませんか?

探すとなかなか見つからないタイプのウィンザーチェアかと思いますので、
ぜひこの機会にご検討下さい!

★EXTRA PHOTO

ウィンザーチェア

 

ウィンザーチェア

 

ウィンザーチェア

 

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ウィンザーチェア

 

ウィンザーチェア

 

スペック表

※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。

商品基本情報
品名 ウィンザーチェア
品番
DC0038
管理番号Prc1-5_1022
販売価格(税込) 27,000 円 在庫数 0
サイズ 幅 410mm  奥行 500mm  高さ 845mm  座面高 455mm  
サイズは幅410mm×奥行500mm×高さ845mmです。(座面の高さは455mmです。
送料ランク・重量  
商品分類 クラス
デザイン  
ユース  
ランク  
カテゴリ 椅子/Chair  >  ダイニングチェア/キッチンチェア
商品プロフィール
原産国 イギリス 年代1900年代
メーカー デザイナー
主要素材  
主要素材の材質 
主要素材の等級 
商品の無垢率 
カラー 
塗装・仕上げ
その他素材 
その他の素材のカラー 
メンテナンス状況 
コンディション 傷の程度 
目立つ傷 
交換・改造 
実用性 
商品プロフィール
原産国 イギリス 年代1900年代
メーカー デザイナー
主要素材
主要素材の材質
主要素材の等級
商品の無垢率
カラー
塗装・仕上げ
その他素材
その他の素材のカラー
メンテナンス状況
コンディション 傷の程度
目立つ傷
交換・改造
実用性
商品評価
デニムの総合評価 
商品評価
デニムの総合評価

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椅子/Chair  >  ダイニングチェア/キッチンチェア

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品番
DC0038
ウィンザーチェア
品名

ウィンザーチェア

販売価格(税込) 27,000 円
通常価格 27,000 円
   
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