AC0012
イギリス
1950年代 ビショップチェア
サイズ |
幅 610mm 奥行 480mm 高さ 800mm 座面高 510mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
英国ミッドセンチュリー1950年代から近年まで、実際に地方教会で使われていたチャーチチェアです。
面白いですねー。
中世ヨーロッパで栄えたゴシック様式がモダナイズされるとこうなります!
って「学術資料」のような椅子ですね。
“ゴシック”は11~13世紀に十字軍の遠征が行われていた頃生まれた建築様式です。
ですのでその様式は当時の教会の勢力の強さを示すように、寺院やその装飾など、
宗教施設から王家や宮廷へとトップダウン型に広まっていきました。
つまり教会発に普及した美術様式だったので、そのデザインは良く言えば神秘的、
でも現代の私たちが見るとかなり複雑怪奇なデザインスタイルと言えます。
例えば、ゴシック建築の典型的な建物として、フランスのノートルダム大聖堂やドイツのケルン大聖堂、
イギリスのウエストミンスター大聖堂、等々がありますが、・・・ホント、すっごいですね!
うわーってカンジ(どんなカンジ?)です。
とにかくまあ、そんな感じだったからか、世間一般への普及は遅く、
生活レベルの家具にまでゴシック様式が見られるのは14世紀以降まで待たなければなりませんでした。
ところで、そんなゴシックですが椅子についても極めて特徴的なカタチをしています。
プロポーションは基本的に立方体で、背もたれはいかにも座り心地の悪そうな垂直型、
また、まさに天を目指しているかのように伸び上がっている、高い尖頭アーチ・・、
ひと目で”ゴシックの椅子”って分かります。
話は元に戻りますが、この椅子もまさにそんなゴシックの、
「立方体」「垂直な背もたれ」「尖頭アーチ」といった基本要素をしっかりと受け継いでいます。
でも、さすがに時代がミッドセンチュリーだけあって、プロポーションはシンプルで、背は低め、
また、ふかふかした座面がとても良い座り心地をイメージさせてくれます。
(実際良いですが。)
何よりもオークの、ナチュラルな明るい木肌がいかにも現代風ですよね。
ところで出所情報ですが、この椅子は何と!
英国正教会のビショップ(司教?)が実際に使われていた椅子だったそうなのです!!
私はあまりこの辺りの内情に詳しくありませんので、あくまで人伝の話ですが、
ビショップは自分の管轄地域にある教会をいくつか受け持っていて、
定期的にそれらの教会を巡回するそうなのです。
その時、お迎えする教会側はこのようにビショップに訪問専用の椅子を用意してお出迎え、
ビショップに対して敬意を示していた、ということなのです。
まさに希少な“ジュニイン・アンティーク”ですね。
尚、この椅子は肘掛け付きで“ビショップの椅子”そのものなのですが、
あと2脚、肘掛けなしの椅子もあります。(→HC0017です。)
こちらも職位は不明ですが、同じように高職者の椅子のようです。
おそらくビショップが訪問される際、同行された方のための椅子ではないでしょうか。
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
まだ新しい(と言っても半世紀は経過してますが)ので状態はかなり良好です。
しかも前述の通り、ビショップ一行専用席ですから、ほとんど使用感はなく
初めはデッドストックかと思ったくらいです。
素材はオークの無垢になります。
しかも黄金色に輝く珍重な“ゴールデンオーク”です。
この椅子に限らず、一般的に言えることですが、
教会の家具に使われている木材はかなり上質な部材が選ばれていると思います。
歪み、変形などはほとんどと言っていいほど見られず、
これから先もこのままずっと良い状態を保ち続けてくれるのではないでしょうか。
座面はフェイクレザーですが、淡いグリーンとゴールデンオークの色の組み合わせが
とても上品な印象です。
一度も交換されたことのないオリジナルのシート地らしいですが、
劣化などは皆無です。
一体、司教様は何度この椅子にお座りになったのでしょうか・・。(苦笑)
もちろんがたつきぐらつきはありません。
神のご加護は・・もしかしたらあるかもしれません。(笑)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
背の低い尖頭アーチをあしらったモダン=ゴシックデザインが大変秀逸だと思います。
縦・横のサイズバランスも良く計算されていると思いますし、
どっしりと大地を踏みしめているプロポーションには非日常性を感じます。
全体的に直線基調で、脚元はスクエアレッグにフルーティング(縦溝)、
トップレイルとフロントスカートに入るクロスのレリーフは
上下シンメトリー状のプレートに彫りこまれていて、
イギリス伝統の様式家具の要素も踏襲されています。
さすが、高職位の方の使われる家具ですから手抜きは一切されていません。
この椅子はたまたま今回、教会の移転に伴い運良く(?)放出され、入手することができましたが、
このクラスのものを今後入手することはもはやほとんど不可能と言っても良いのではないでしょうか。
それくらい希少性は高いと思います。
今ではまず見ることさえまれな、本当に権威を示すため、だけの椅子・・。
でも、そのプロダクト・デザインは“モダン・カントリー”などと
新しいインテリアスタイルの名をつけたくなるくらい、それほど斬新ですばらしい出来栄えのものでした。
(→下のエキストラフォトの、同じゴールデンオークのテーブルと合わせた写真をご覧になってみてください。)
普通のアンティークではもはや満足できない方、
ぜひご検討よろしくお願いいたします。
↑さすが、“チャーチテーブル”との相性はバッチリですね!
“モダン・カントリー”といった感じでしょうか?
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | ビショップチェア | |||
品番 |
AC0012
|
管理番号 | Prc1-3_1003 | |
販売価格(税込) | 45,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 610mm 奥行 480mm 高さ 800mm 座面高 510mm サイズは幅610mm×奥行480mm×高さ800mm(座面の高さ510mm)です。 | |||
送料ランク・重量 | ||||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 椅子/Chair > アームチェア |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1950年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1950年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
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