AC0221
ポーランド
1900年代 ベントウッド ヴィエナチェア
サイズ | 幅 605mm 奥行 505mm 高さ 795mm 座面高 470mm 肘掛高 700mm 座面奥行 430mm 座枠高 475mm |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
大変貴重なベントウッドチェアを入手いたしました!
かの巨匠、ル・コルビュジェが大変好んだ、別名“ル・コルビュジェ チェア”とも呼ばれる、
アンティーク・トーネットのNo.6009、通称“ヴィエナチェア”になります!
※こちらのチェアは2脚ペアで入荷いたしました。
・・このチェアを語らずしてチェア好きを標榜できるでしょうか?
近代椅子デザインの四大潮流のひとつとして位置づけられる、椅子史上最重要クラスの名作椅子!です。
こちらのメーカー情報は、わずかに残っているメーカーラベルを検証してみた限りでは、
おそらく現ゲブルダー・トーネットTHONET社の前身、トーネットムンドス社が製作したものと思われます。
ということは、つまり、当時のトーネット・ポーランド工場が製作した正規品、
“アームチェアNo.6009(現在のドイツ・トーネット社ではNo.209)”ということになります。
ストレッチャーがリングではなくアーチ状になっているところから、
おそらく製作年代は20世紀以降のモデルになると思われますが、
それにしても大変な貴重品です。
それにしても何と表情豊かな椅子なのでしょうか・・。
つややかなアンティークブラウンに引き締まったボディを、ウィーンの音楽をトレースするかのように流れる曲げ木ライン・・。
官能的なほどの美しさです。
この椅子はモダニストの建築家たちに愛されたことで、“ウィーンの椅子(ヴィエナチェア)”と呼ばれ、
かの稀代の天才建築家、“ル・コルビュジェ”も愛用したことでも知られている超・有名なベントウッドチェアです。
1925年にパリで開かれたアールデコ展、“エスプリ・ヌーヴォー館”において、
“ル・コルビュジェ”が採用したことから一躍世間に脚光を浴びることになったそうです。
そのため“ル・コルビュジェ チェア”とか、“エスプリ・ヌーヴォー チェア”とも呼ばれることがあります。
それにしても・・ああ、筆者のような椅子ファンには「のど・・手」のお品です。
ついに目の前に手にできる感動!
しかも、現代のトーネットのように木の素地を隠すエボニー系の塗装がされていない、
オリジナルの木目が生かされたブラウンカラー!
生きてて良かった・・。(笑)
オーラのような、この椅子の放つ存在感にくらくらしながらこのコメントを書いています。(再笑)
これ以上、余計な説明は無用ですね!
つたないお写真で恐縮ですが、ぜひウイーンの椅子をご堪能下さい!
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
1900年ごろに製作されたジェニンアンティーク(真の骨董)です。
素材はヨーロピアンビーチ無垢です。
有名なムンドス社(トーネットの前身)のものです。
ラベルも何とか残っておりました。
100年以上の年月を経た真のアンティークチェアになりますので、
入荷時、年代に見合った使用感や消耗が各所に見られました。
大きな破損は特にございませんので、大掛かりな補修は行っていませんが、
細かい傷の補修等、いくつかのリペアを行いました。
その他、塗装の劣化や、それに伴って木肌の露出がありました。
全体に塗装を見直して、大部分を再塗装を行うことでそういった傷、劣化は解決いたしました。
艶やかな仕上がりで当初の状態に比べれば非常にきれいな仕上がりです。
また各部のジョイントには大きな緩みは見られませんでしたが、一応
接合部各所は増し締めをかけておきました。
座面も一度はずして付け直しています。
各所しっかりと接合されていますので強度はかなり回復していると思います。
ガタつきもありません。
座面裏など、全体もきれいにクリーニングしています。
すぐにでもお使いいただけるクリーンな状態です。
塗装の後、天然蜜蝋ワックスでしっかりと磨き上げて仕上げました。
いくつか補修は行っていますが、アンティークの味を損ねないように仕上げました。
自信をもってお勧めできるグッドコンディションのお品です。
是非お勧めしたい素晴らしい逸品です。
(Restorer/MS)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
ゲブルダー・トーネット社の代表作であり、近代の椅子史を語る上で欠かせない存在の名作椅子です。
きちんとご説明させていただきますと、この椅子はもともと1871年、事務用肘掛け椅子として誕生した、
“No.6009”と呼ばれるモデルになります。
その後、現、ゲブルダー・トーネットGEBRUDER THONET社では、
1927年、デンマークの“ポール・ヘニングセン”がリ・デザインし、“アームチェアNo.209”モデルになりますが、
こちらは旧トーネット=“トーネット・ムンドスThonet/mundus”のオリジナルと思われる、“No.6009”になります。
・・今では入手できない、正真正銘のアンティーク品、
ちょっと、自慢ですね。
使用されている木ねじがマイナスだったり、ジョイント(接合部)がフィンガー(現在)ジョイントではなく、
スカーフ(アンティーク)ジョイントだったり、四角のボルトだったり、と前世代の古いモデルのようですが、
脚をつなぐ補強材が“リングストレッチャー”ではないところから、
ディーラー情報の1900年代よりももう少し新しい製作年かもしれません。
それにしてもトーネットムンドス社は1939年にトーネット商会と会社名を変えていますから
少なくともそれ以前の製作年であることは間違いなさそうです。
いずれにしても第二次大戦以前のものと思われますので、
その経年からすればとても幸運な保存状態だと思います。
価格は当店ではかなり高価な部類ですが、
きっとそれだけの価値を見出していただけるものと思います。
コレクションとしても、一応実用家具としても耐えられる、フルメンテ済みのコンディション、
椅子マニアの方に自信を持ってお奨めできるお品です。
次の世代へと引き継いでいく有形資産として、もちろんご自身の資産として、
ちょっとご期待できるワールドプレミアムチェアです!
ぜひこの機会にご検討を!
(Sales/YM)
※こちらのチェアは2脚ペアで入荷いたしました。
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | ベントウッド ヴィエナチェア | |||
品番 |
AC0221
|
管理番号 | LC3-3_0605 | |
販売価格(税込) | 80,100 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ | 幅 605mm 奥行 505mm 高さ 795mm 座面高 470mm 肘掛高 700mm 座面奥行 430mm 座枠高 475mm | |||
送料ランク・重量 |
Bランク 送料目安:4,400円~7,040円
(沖縄 10,010円)
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ |
椅子/Chair
> アームチェア
無銘の椅子コレクション/Premium Chair Collection > ベントウッド/トーネット |
商品プロフィール | ||||
原産国 | ポーランド | 年代 | 1900年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ステイン&ワックス | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | ポーランド | 年代 | 1900年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ローズウッド | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | 2級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ミディアム系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
目立つ傷 | 少ない | |||
交換・改造 | なし | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | A |
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