BH0026
イギリス
1870年代 ヴィクトリアン モンクスベンチ
サイズ |
幅 1220mm 奥行 540mm 高さ 760mm 座面高 460mm 肘掛高 730mm 座面奥行 450mm 座枠高 460mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
19世紀半ば~後半、イギリス・ミッドヴィクトリアンに製作されたテーブル兼チェア兼チェストの1台3役、
英国伝統の多機能家具、“モンクス”ベンチです。
おぉっ。
いいですねー、これ。
アンティーク家具ってのは筆者的には「アイデアの宝庫」と思っておりますが、
まさにそれを地で行くような、ユーティリティー・ファニチャーです。
ね、だって、テーブルにもなって、ベンチにもなって、チェストにもなるなんて。
今、こんな家具、あります?
あまり広いとは言えない、平均的な日本の住宅事情、
なぜこんな一台三役家具が日本で生まれなかったのでしょうか?
まあ余談はさておき、モンクスベンチは、はるか昔に生活上の必要性から生まれた機能型家具ですが、
さすがにこの時代のモンクスベンチともなると、インテリアとしてのデザイン性もかなり考慮されていますね。
テーブルの天板にもなっているベンチの背もたれには、表も裏も、中央に格調あるレリーフが施され、
あたかもチルト式のサパーテーブルのように、空間のアクセントにもなっています。
また、本来テーブル天板を受けるためだけの台座部分も、チェアのアームとして美的に造形され、
バラスター(花瓶状)にするなど、装飾的に仕上げられています。
あたかもイギリス・バロック様式の芸術品みたいですね。すばらしいです。
それにしてもテーブルの天板を立てて背もたれにしてしまうとは、
何と合理的な発想でしょうか。
そもそも“モンクスベンチ”というものは、座の下の部分が櫃(チェスト)になっていて、そこに家財を入れ、
有事の際や修道院への入所等、その家具ひとつもてばすぐ移動が可能で、
さらに移動先での生活も即可能、という超・機能的な家具だった、と言われております。
そして時代が変わり、そのカタチだけが形式化されて受け継がれていき、
このような特殊なインテリアとして姿を変えて進化して行くことになったのでしょう。
でもおそらく、いずれは消え行く運命にある家具で、
その数がどんどん減少して行くことは間違いないと思います。
だって、世界の住宅事情はこれからきっと良くなるでしょうからね。
一つの家具にそんなに機能を持たせなくても、いくつか家具の置けるスペースぐらいは
きっと世の中の人、皆、持つことができるようになりますって、何も1台3役でなくても・・。
でもその一方、骨董品としての価値は、反比例してどんどん上昇していくかもしれません。
希少性が高くなりますからね。
特に、こんな状態の良い19世紀の家具となりますと。
・・筆者も今の内に「先物買い」しておこうかな。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
1世紀以上経過した真のアンティークベンチです。
ぜいたくな良質なオークの総無垢仕様です。
素晴らしいコンディションでの入荷でした。
これだけの歴史を重ねてきているにもかかわらず、
天板のスライドなど動作良好です。
全身に施されている彫刻も、この年代の品としては奇跡といっても良いでしょう、
目視上ではほとんど欠損はありませんでした。
天板以外はすべて、框組(かまちぐみ)をしており、
木材が持つ欠点であるねじれや反りに強い構造です。
長年使用できる良質な家具です。
外観的にもかなりコンディションは良好でした。
木肌には年代なりの小傷、色むらもありますが、自然な艶があり、
アンティークとしてはとても味のある良い雰囲気です。
塗装状況も良好で、入荷時には艶も保たれておりました。
ライトタイプのオイルステインをで色調整をし、
仕上げには英国直輸入、天然蜜蝋ワックスで全体を磨き上げました。
内部は徹底的にクリーニングさせていただきました。
クリーンです。
おそらく、ハンドメイドの高級オーダー家具だったのでしょう、
しっかりした造りでしたのでメンテナンスも滞りなく仕上がっております。
自信をもってお勧めできる逸品です。
(Restorer/MS)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
このレベルののアンティークになると、もう単なる「家具」とは呼べませんね。
美術品?、工芸品?、どちらにしても19世紀の作家の手による「作品」です。
高級コレクタブルズ・アンティークですね。
といっても、モンクスベンチといえば、アンティークの「多機能家具」として、
ちょっと知られたアイテム。
ある時はテーブルとして、ある時は椅子として、またある時はチェストとして、
1台で3役もこなしてくれる、たいへんユーティリティー性の高いベンチです。
う~ん、魅力的ですね!
1台で3役もこなしてくれるんですから。
お値段はそれなりに高価ですが、1役あたりのお値段に換算すれば、
もしかしたらお得かも・・。
サイズも大きすぎず、小さすぎずで、現代の日常生活の中でも使い易いのではないでしょうか?
何も知らないお客様に、サイドテーブルから目の前でパッとベンチに変身させたら驚かれるかも。
ちょっと自慢できそうです。
天板や座枠に施された美しい彫刻はまさにアート。
アンティークならではのインテリア性です。
実用性がありながら、骨董的価値も高く、インテリア性もハイレベルの高級アンティークです!
骨董マニアの方、コレクターの方にはお奨めしたいお品です。
ぜひご検討ください!
(Sales/YM)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | ヴィクトリアン モンクスベンチ | |||
品番 |
BH0026
|
管理番号 | LC2-3_0417 | |
販売価格(税込) | 148,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 1220mm 奥行 540mm 高さ 760mm 座面高 460mm 肘掛高 730mm 座面奥行 450mm 座枠高 460mm ※背もたれUP時(ベンチ仕様)のサイズは幅1220mm×奥行480mm×高さ970mmです。 ※座面収納部開口部は 幅935mm×幅280mmです。 ※座面収納部内寸は 幅1135mm×幅370mm×355mmです。 | |||
送料ランク・重量 |
Dランク 送料目安:10,945円~19,525円
(沖縄 29,095円)
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 椅子/Chair > スツール/ベンチ |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1870年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ステイン&ワックス | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1870年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | マホガニー | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | 1級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ダーク系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
目立つ傷 | 年代なり | |||
交換・改造 | なし | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | A |
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