DK0118
イギリス
1920年代 スーパークオリティ ソリッドオーク ロールトップデスク
サイズ |
幅 1220mm 奥行 770mm 高さ 1140mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
20世紀初頭、イギリスで製作された高級アンティーク、“ロールトップ(蛇腹巻上げ式)”のオフィスデスクです。
どっしりと迫力のあるオーク総無垢の躯体。
そして、"S"シェイプのローラーシャッター・・。
これぞ、英国アンティークの真骨頂と呼びたいですね。
あめ色に育ったダーク目のオークカラーが、どちらかといえば男性的なイメージですが、
丸みを帯びた、やさしげな直線基調のフォルムですので、
女性の方がお使いになられても、とっても「さま」になると思います。
デザインベースは19世紀末の“ダービーデスク”と同様の、
古くから英国のオフィスシーンで使われてきたオフィスデスクのスタンダードデザインです。
製作メーカーは不明ですが、これほどのデスク、かなり高度な技術やノウハウを持つ、
家具の専業メーカーでなければ製作するのは間違いなく困難と思います。
デニムではこのデスクを全て当時のままにレストアし、
21世紀の現代においても実用家具としてお使いいただけるように再生いたしました。
ロールトップと連動した引き出しのロックシステムなど、すべての機能が維持されています。
しかも、素材の良質なオーク材は引き出しの底板、背板や側板の鏡板など、
見えない部分の構成材ですら、贅沢な総無垢でつくられています。
しかも1世紀もの期間、ほとんど歪み一つ見せていない銘木級のマテリアル。
またウェーブを描くロールトップ、そしてゆとりのあるニーホールデザイン、収納十分な8ドロワー、
ロールをあければ映画の1シーンに出てきそうな、緻密に構成された整理だな・・などなど、
細部を見てもアンティークのオフィスチェアがよく似合う、生粋のブリティッシュ・メイドです!
「蝶」のように開く、珍しいロールトップのアンティークキーも輸入時のオリジナルです。
以上、希少な実用的かつ最高級クラスのアンティークロールトップデスクになります。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
1920年前後のお品で、ほぼ100年を経過したジェニンアンティーク(真の骨董)の高級デスクです。
素材はオーク。
背板やデスク内の構成材にさえ無垢材が使われている、総無垢仕上げの最高級アンティークです。
入荷当初はホコリまみれで、実際かなり手ごわいコンディションにみえました。
ただ、チェックしてみると、外装・構造面で致命的なダメージはありませんでした。
それどころか、まずまずのグッドコンディションと思われました。
要注意の抽斗(ひきだし)のロックシステムも組み上げてみるとちょっと調整すれば容易に再生できそう。
どこにも破損らしい破損はありません。
もちろん使用痕や傷、汚れなどは年代なりにありますが、アンティークとして常識の範囲内のもの。
これらは、再塗装である程度目立たなくすることはできそうでした。
ちょっと気になった点としては、デスクトップと両袖の拡張板の色だけが他の部分の色よりもちょっと薄くなっていた点。
おそらくこれはデスク内部の棚と同じ色になっていますので、もともとの色分けで、
内部(デスクワークエリア)だけは色味を変えてあったのではないかと思います。
塗装はオリジナルの色味通り、色分けした塗装をいたしましたが、
こうしたことでデスク面をあけると明るい印象になることがわかりました。
当時の姿が完全に再生されたものと思います。
また、中央の薄い抽斗の前板に、ちょっと濃いめの色むらがあります。
これはおそらく長年使われてきた経年の黒ずみと思いますが、木肌の艶の感じが良かったので、
サンダーなどで削り落したりはせず、こちらもこの風合いを残したまま塗装させていただきました。
アンティークファンの方なら、きっとご理解いただけるレベルのものと思います。
さて、話を戻しまして、まずは全体のメンテナンスも兼ねて、
デスクから上部分を解体&組み直しをすることにいたしました。
上部分解の際に内部棚などを隅々までクリーニングを行いました。
なかなかこういう機会でもないとクリーニングのしにくい場所です。
塗装面では、全体をハンドサンディングで整え、天然樹脂のシェラックニスを使用し仕上げました。
小傷や多少の色むらは残っているものの、雰囲気良く仕上がっています。
天板やデスクトップはキズやしみが多かったので、気持ち良くお使いいただけるよう、
旧塗装は電動サンダーで削り落しました。
無垢の家具ならではのメンテです。
ただ、深い線傷やしみは消えない箇所もありましたが、アンティークの味の範囲を超えるものではないと思います。
光沢もつけながら、なかなか渋い感じの仕上がりとなりました。
ロールトップについては、構成しているすだれ状のじゃばら部分も、
張替不要のグッドコンディションで、とてもしっかりしています。
ローラーシャッターの滑りはとても良く、これからも長く安心してお使いいただけるものと思います。
組みなおす前には本体側(下部)もしっかりクリーニングを行いました。
ひっくり返して底板や引き出しの内部まで丁寧にクリーニングして、とても清潔な状態になりました。
落としきれないインクシミなどはサンドペーパーにより削り落したりもしています。
(一番上の引き出しに多少のインクしみは残っています。エキストラフォトご参照)
底面には、キャスターが付いていて、こちらもオイルメンテをしておきました。
左右2つずつ、計4つついていて、全て入荷時のオリジナルです。
左右でデザインが違っていますので、どちらかはかなり前に交換されたものかもしれませんが、稼働自体は確認しております。
多少動きが硬くなっておりますが、当面交換を要するものではありません。
組み上げた後、このキャスターのおかげで、総無垢の重量級の巨体を、
お一人の力で位置移動させることが可能になっています。
さて、前述しました抽斗(ひきだし)のロックシステムの件ですが、
このタイプのデスクの引き出しには、ロールトップの扉の動きに合わせて連動するオートロックが設定されています。
ロールアップ(じゃばら扉)を全開にすると、自動的にロックがはずれ、
引き出しが出るようになっているのです。
逆にじゃばら扉を下に下ろすと、じゃばら扉と同時に引き出しにもロックがかかる仕組みになっております。
これが正常に行なわれるだけでもかなりの価値があります。
レストアされていない、安価で販売されているロールトップデスクは、
ほとんどこの機能が失われている可能性があります。
尚、このからくり式のロックシステムはロールトップを開けると、自動的に
引き出しも開けられるようになっている便利な機能ですが、ロールトップ半開では引き出しのロックは外れません。
完全にロールトップを奥まで全開することでロックが外れて引き出しが開けられるようになります。
その点ご留意の上、ご利用ください。
※引き出しが開かないなどの場合には、完全にじゃばら扉が奥まで上がりきっていることを確認してください。
こちらのロックシステムは、ロックパーツ自体は全く損傷がありませんでしたので、
ちょっと部品の位置調整をしただけで正常に機能をするようになりました。
ロックシステムは当時のまま、完全なオリジナルの状態です。
尚、ロールトップのロック(中央のメインの鍵)は入荷時オリジナルのものです。
ちょうちょ型のオリジナルキー付きで、ロックアンロック正常に機能しています。
また中央の抽斗は、別体のロック(オリジナルキー付き)になっています。
その他、外観で気になる傷や欠けなどを、こまごまと一つひとつ、丁寧に補修でつぶしていき、
アンティークの時代感は残しつつ、きれいめな印象をもっていただけるような雰囲気に仕上げました。
扉の動き、引き出しや袖板の滑り、脚の接地など、一般的な構造部分のチェックにも時間をかけて行い、
締め直しなどはしっかりと行っています。
金具なども一つ一つ、磨きあげています。
隅々まで手を尽くしました。
長く安心してお使いいただける状態と思います。
最後に塗装の完全乾燥を待って、全体を英国製天然蜜蝋ワックスで磨きあげて仕上げます。
実用家具として、資産価値をもつコレクタブルズ・アンティークとして、
担当職人が自信を持ってお勧めさせていただきます。
ぜひ一生のパートナーとしてご使用いただければ幸いです。
(Restorer/YM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
アンティークロールトップデスクはデスクの王様、と言ったところでしょうか。
もったいぶらない天板の大きさや格式高い木目使いは、実用家具とは思えない豪華な輝きを放ち、
大胆で美しい雰囲気を漂わせています。
現代のデスクの追随を許さないデザイン性、実用性がアンティークデスクの特徴だと思います。
現代と違って、OA機器などのなかった時代のデスクですが、天板のスペースは十分ですし、
両袖には拡張板もありますので、現代でもパソコンデスクとして充分ご活用いただけると思います。
内部の整理棚には、書類などだけではなく、周辺機器やメディア類を区分けして入れておいても良いですね。
とにかく、素材の質、デザインのバランス、仕上げの技術等、
3拍子そろった最高級のアンティークだと評価しております。
アンティークな存在感たっぷりで、お部屋を上品で落ち着いた雰囲気にしてくれるかと思います。
総無垢仕様で、これほどのコンディションのロールトップデスク、
なかなか見つけることはできないと思います。
自信を持ってお勧めするデスクです!
この機会にぜひご検討ください!!
(Sales/SU)
商品の発送につきまして
◆こちらの商品は分解が可能な商品です。
マンションなど、組み上げた状態では搬入が難しい場合には、デニムで組み立て図を作成し、ヤマト運輸さんにお渡しいたしますので、
一般的な搬入口であれば設置は可能かと思います。
組み立て料金はデニムにて負担させていただきます。
(特定地域のヤマト運輸さんによってはねじ締めだけはお客様に行なっていただく場合もございます。)
↑白紙はA4サイズです
↑ペンケースです。
↑お写真はA4のクリアファイルです。
↑お写真の白紙はA4です。
↑普通のサイズのマウスです。(撮影備品です。)
↑鍵は生きています。
↑白紙はA4サイズです。
↑落としきれないインクシミが若干残っています。
↑白紙はA4サイズです。
↑白紙はA4サイズです。(無垢板の仕切りは外せます)
↑ロールトップデスクには、ベントウッドチェアがとても良く似合います。
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | スーパークオリティ ソリッドオーク ロールトップデスク | |||
品番 |
DK0118
|
管理番号 | Lc19-5_0621 | |
販売価格(税込) | 367,200 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 1220mm 奥行 770mm 高さ 1140mm ※天板のサイズは幅1120mm×奥行640mmです。天板までの高さは770mmです。 ※左右引出のサイズは、幅255mm×奥行530mm×高さ一段目185mm、二段目205mm、三四段目135mmです。中央の引出のサイズは幅495mm×奥行540mm×高さ70mmです。 | |||
送料ランク・重量 |
Eランク 送料目安:16,555円~30,085円
(沖縄 45,155円)
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 家具/Furniture > デスク |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1920年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | フレンチポリッシュ&ワックス仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1920年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | マホガニー | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | S級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ダーク系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | 金属 | |||
その他の素材のカラー | 素材色 | |||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 少ない | ||
目立つ傷 | 少ない | |||
交換・改造 | 少ない | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | S |
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