BH0020 イギリス 1890年代 オールドモンクスベンチ
サイズ |
幅 910mm 奥行 470mm 高さ 910mm 座面高 455mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
19世紀末、イギリス・レイトヴィクトリアンに製作されたテーブル兼チェア兼チェストの1台3役、
英国伝統の多機能家具、“モンクス”ベンチです。
いいですねー、これ。
アンティーク家具ってのは筆者的には「アイデアの宝庫」と思っておりますが、
まさにそれを地で行くような、ユーティリティー・ファニチャーです。
ね、だって、テーブルにもなって、ベンチにもなって、チェストにもなるなんて、
今、こんな家具、あります?
あまり広いとは言えない、平均的な日本の住宅事情、
なぜこんな家具が日本で生まれなかったのでしょうか?
まあ、私見はさておき、モンクスベンチは、はるか昔に生活上の必要性から生まれた機能型家具ですが、
さすがにこの時代のモンクスベンチともなると、インテリアとしてのデザイン性もかなり考慮されていますね。
テーブルの天板にもなっているベンチの背もたれには、中央に格調あるレリーフが施され、
あたかもチルト式のサパーテーブルのように、空間のアクセントにもなっています・・。
また、本来テーブル天板を受けるためだけの台座部分も、チェアのアームとして美的に造形され、
バラスター(花瓶状)にするなど、装飾的に仕上げられています。
あたかもイギリス・バロック様式の芸術品みたいですね。すばらしいです。
それにしてもテーブルの天板を立てて背もたれにしてしまうとは、
何と合理的な発想でしょうか。
そもそも“モンクスベンチ”というものは、座の下の部分が櫃(チェスト)になっていて、そこに家財を入れ、
有事の際や修道院への入所等、その家具ひとつもてばすぐ移動が可能で、
さらに移動先での生活も即可能、という超・機能的な家具だった、と言われております。
そして時代が変わり、そのカタチだけが形式化されて受け継がれていき、
このような特殊なインテリアとして姿を変えて進化して行くことになったのでしょう。
でもおそらく、いずれは消え行く運命にある家具で、
その数がどんどん減少して行くことは間違いないと思います。
だって、世界の住宅事情はこれからきっと良くなるでしょうからね。
一つの家具にそんなに機能を持たせなくても、
いくつか家具の置けるスペースぐらいはきっと世の中の人、皆、持つことができるようになりますって。
でもその一方、骨董品としての価値は、反比例してどんどん上昇していくかもしれません。
特に、こんな状態の良い19世紀の家具となりますと。
・・筆者も今の内に先物買いしておこうかな。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
19世紀末製作のソリッドオーク製ベンチで、1世紀以上経過した真のアンティークです。
頑丈なオーク材でしっかりとした造りですので安心できる強度の高いお品です。
入荷時より、100年以上も前のものとは思えないほども良く、
全体的にダメージの少ない、スーパーエクセレントでした。
天板部分が稼動してベンチの背になる構造になっています。
これは天板を上に乗せてサイドテーブルのようにもご利用いただけます。
もちろん天板は贅沢な、厚い無垢板になります。
また座面下はボックス状になっていて、収納スペースとなっています。
天板、座面(天蓋)ともに、どちらも稼動部はたいした劣化も無くしっかり動きます。
1世紀を経てもほとんど狂いを起こさない、素晴らしい良材が使用されているようです。
唯一、天板を支えているアーム部分の接合が若干緩み始めていたので、
念のため一度取り外して締め直しをして再固定を行いました。
その他は大きな不具合も特に無く、また外傷も見られず、彫刻も綺麗に残っています。
もちろん小さな傷は所々に多少ございますが、年代を考えれば常識的なものだと思います。
商品価値に影響するものではありません。
天板は一度取り外してしっかりクリーニングを行いました。
もちろん内部も、ひっくり返して底までも、隅から隅まできちんとクリーニングしております。
塗装の状態は古艶の乗った、とても良い状態でした。
オイルステインで全体を磨いてやり、木肌のメンテナンスを行いました。
蝶番(ちょうつがい)や天板の金具等の金物はすべてオイルでメンテ済みです。
特に問題はありませんでした。
仕上げに全体を隅々まで、英国直輸入の天然蜜蝋ワックスで磨きこみました。
塗装のが良かったので艶も出て、非常に美しい仕上がりです。
全体的にアンティークらしいエクセレントの仕上がりです。
自信をもってお勧めできるお品です。
(Restorer/KB)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
無銘の椅子としては、かなり久々の登場となりました。
モンクスベンチです!
ある時はテーブルとして、ある時は椅子として、またある時はチェストとして、
1台で3役もこなしてくれる、たいへん機能的なベンチです。
う~ん、魅力的ですね!
3役もこなしてくれるんですから。
何も知らないお客様がテーブルを勧められて、
それが目の前でパッと椅子に変身させられたら驚かれるかも?
モンクスベンチといえば天板の形が丸と四角がありますが、
こちらは長方形です。
なんだかカチッと収まりが良くて重宝しそうです。
サイズも大きすぎず、小さすぎずで、お使い易いのではないでしょうか?
天板や座枠に施された美しい彫刻も魅力的です。
アンティークならではの存在感たっぷりですね。
実用性もありながら、骨董的価値も高いアンティークです!
椅子マニアの方、コレクターの方にはお奨めしたいお品です。
ぜひご検討ください!
(Sales/AM)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | オールドモンクスベンチ | |||
品番 |
BH0020
|
管理番号 | Prc23-4_0131 | |
販売価格(税込) | 128,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 910mm 奥行 470mm 高さ 910mm 座面高 455mm サイズは幅910mm×奥行470mm×高さ910mm×座面高455mm、肘掛までの高さ345mm、 テーブル状にした場合は幅910mm×奥行435mm×高さ750mmです。 | |||
送料ランク・重量 | ||||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 椅子/Chair > スツール/ベンチ |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1890年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1890年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | オーク | |||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
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