HA0052 イギリス 1890年代 フラワーチェアⅥ
サイズ |
幅 640mm 奥行 550mm 高さ 850mm 座面高 470mm 肘掛高 695mm 座面奥行 440mm 座枠高 435mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
おぉ、この、ぱあっと、お花が開いたかのような容姿は・・。
久しぶりに、無銘の椅子恒例の名作椅子!、“フラワーチェア”が入荷いたしました!
19世紀末、“レイト・ヴィクトリアン”と呼ばれる「大英帝国」最盛期に製作されたパーラーチェア(客間用の椅子)になります。
フラワーチェアとは、ぱあっとお花が開いたようなスプラットバック・デザイン(背もたれ)をもつ、ヴィクトリアン末期のマホガニーチェアのことを指しています。
ちなみに無銘の椅子だけの呼称ですので、そこのところ、よろしくお願いいたします。(笑)
ところで、はじめて御覧になる方は・・「あれ?」と思いましたか?
そう、“Ⅵ”なのです。
ということは・・実は“フラワーチェアⅠ”、“フラワーチェアⅡ”・・“フラワーチェアⅤ”もあったのです!(お時間のある方は「無銘の名作椅子!」リストをチェックしてみてください!)
こんなすばらしいデザインのチェアにまたお目にかかれるなんて・・筆者も幸せ者です!(笑)
もちろん良く見てみると、“Ⅰ”~、“Ⅴ”と、それぞれデザインが違っていますが、どれも花が華やかに開いたかのような、この“フラワー”バックスタイルは共通で・・ちょっと感動ものですよね!
まさに息をのむほどの美しさ・・、どんな椅子よりも優雅で、どんな椅子よりも気高い、唯一無二のアンティークだと思います。
もちろん、専門的にはいわゆる“ヴィクトリアン”様式と呼ばれる、
クイーンアン様式をベースとしたバルーンバック系の椅子に分類されるのだとは思いますが、それにしてもこのデザインは独特です。
極めて一流、かつ独創的な匠の作品だと思います。
残念ながら、誰がデザインし、どこで製作されたものかは情報がありません。きっと高級階級の貴婦人のために、特注されたものだとは思いますが・・・。
でも、“フラワーチェア”こそ正真正銘、“無銘の名作椅子!”と胸を張ってお奨めさせていただきます!
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
19世紀末のジェニンアンティーク(真の骨董)です。
マホガニー材の素晴らしいホールチェアです。
全体的なデザインも、ち密に計算された、独創的なフォルムを形成していますし、
背中の複雑な透かし彫りなど見ても、製作技術の非常に高い、見事なお品です。
入荷時、これだけの繊細なフレームをもっていながらも、
木部にはほとんど問題はありませんでした。
素材の質がよほど良かったものと思います。
シートは生地がかなり傷んでいました。
そこで張り地については、クッションもすべて交換して
新規でシートとアームレストを製作いたしました。
生地はなるべくマホガニーの素材の良さと、デザインの秀逸さが引き立つよう、
ブラックカラーの本革を使用いたしました。
もちろん、国産のステアハイド(成牛)ですが、ソファクラスで使用する高級レザーをセレクトしております。
縁飾りにはイタリア製の真鍮連続鋲で縁取りしています。
シート交換を行った点を除けば、フレームは全体的に非常にしっかりとしていますし、
傷も少なく塗装も綺麗です、エクセレントとしてご紹介できます。
フレームは基本的なメンテナンスとして、まず隅々までしっかりとクリーニングを行いました。
また、オイルステインでさっと全体をさっと磨いて極く細かい傷のメンテナンスも行いました。
構造的な面でも問題は無く、しっかりとした造りです。
実際に座ってみましたが、華奢なデザインの割になかなか剛性を感じます。
背中の細かい彫刻にお気をつけになれば、
実用椅子として使用することも充分可能です。
もちろん年代的なことを考慮して丁寧な扱いは必要であるとおもわれます。
さて、部分的に艶の落ちているところはフレンチポリッシュで塗装の補修も行いました。
とはいえ全体にしっとりとしたアンティークならではの古艶が出た素晴らしいお品ですので、
塗装の補修は最小限にとどめた極く部分的なものです。
最後に天然蜜蝋ワックスでしっかりと磨き上げて仕上げました。
これほどのお品にはそうは出会えない素晴らしいアンティークチェアだと思います、
もお勧めできるエクセレントクラスの一級品です。
(Restorer/KB)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
なんて独創的なフォルムで構成されたお椅子なのでしょうか・・。
しかもどこか高貴な風格すら漂っております。
全体的なシルエットはサボナローラの椅子を思わせますが、
円形の背あてに、ゴンドラのような着座部、そしてS字を描くカブリオールレッグは
英国の伝統デザインをベースにした、製作者オリジナルデザインです。
そして細部まで行き渡った丁寧な仕事には頭が下がるというか、
デザイン性だけでなく、そのデザインを現実のものにした、その匠の技には
感激して何も言えません・・。
360度、どの角度から見ても、まったくすきのないエクステリアです!
この椅子を置いただけで、空間を優雅で、かつひとクラスもふたクラスも
上の雰囲気に演出していただけることと思います。
100年以上経っていても全く色あせることもなく、
それどころか、これからますます評価の高まっていきそうな、すばらしいプレミアムチェアです。
きっと何年、いや何十年後かには、ご満足いただける評価を受けるべき、
まさに「無銘の名作椅子!」だと思います。
シートも新品の本革にお張り替え済みで、これから永くご愛用いただき、
次のオーナー様ご自身で馴染ませていっていただければと思います。
質、デザイン、コンディションともに3拍子揃った、最高級アンティークと評価しております。
実用家具としてだけではなく、
資産価値をもつコレクタブルズ・アンティークとしてもお奨めのお品です。
19世紀の生活文化遺産です。
ぜひ次の世代へと引き継いでいってください!
どうぞお早めにご検討を!
(Sales/YM)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | フラワーチェアⅥ | |||
品番 |
HA0052
|
管理番号 | Prc28-2_0912 | |
販売価格(税込) | 128,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 640mm 奥行 550mm 高さ 850mm 座面高 470mm 肘掛高 695mm 座面奥行 440mm 座枠高 435mm サイズは幅640mm×奥行550mm×高さ850mm、座面高470mmです。 座面奥行440mm、座枠高435mm、肘掛高695mmです。 | |||
送料ランク・重量 | ||||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ |
椅子/Chair
> アームチェア
無銘の椅子コレクション/Premium Chair Collection > 無銘の名作椅子 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1890年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1890年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | オーク | |||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
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