HC0188 イギリス 1870年代 オールドヴィクトリアンチェア
サイズ |
幅 470mm 奥行 500mm 高さ 900mm 座面高 490mm 座面奥行 430mm 座枠高 375mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
今から約140年前、19世紀半ばのイギリスで製作された、
通称“バルーンバック”と呼ばれるヴィクトリアン様式のロココ風チェアです。
※この椅子は、5脚セットで入荷いたしました。
何だか、時がとまっているかのような、優雅なプロポーションですね・・。
ところで、「19世紀半ば」とは家具産業にとって大きな発展があった時代のようです。
1851年に初めてロンドンで国際博覧会が開かれましたが、その博覧会が絶大な人気で、
その後5年前後の間隔で、パリ、ウィーン、フィラデルフィア、シドニー等、
あっという間に世界各国に博覧会が広まっていきました。
それまで家具業界は、大量生産への機械化、という点に業界の目が向いていましたが
その博覧会でさまざまな家具が紹介されると、そのデザイン性に大きく注目が集まり、
それ以来、家具のデザインが格段に進化していくことになります。
例えば1862年に行われたロンドンの国際博覧会では日本のさまざまな商品が紹介されて、
家具業界も含め「日本趣味」というブームが起こったりしたのは、そんな進化の1ステージといえますね。
ただ、デザイン性に注目が集まった初期の頃には、逆にイギリスなど、
伝統のデザイン様式があった地域では、逆にさまざまな折衷様式が登場し、
進化というよりも混乱を招いていきます。
すなわちヴィクトリア期では19世紀半ばを境に、それ以前はヴィクトリア女王時代の正統なヴィクトリアンデザイン、
それ以降は、古い様式や新しい様式が共存した新しいヴィクトリアンデザイン、ということができると思います。
・・余談がちょっと長くなりましたが、背が気球のような形をした、この“バルーンバック”と呼ばれるデザインは
フランスロココの影響を受けてヴィクトリア期前期に作られ、
19世紀半ば以降に流行した、正統なヴィクトリアンのチェアになります。
つまりこの椅子は・・バルーンバックが誕生し、その普及の時代につくられた、
まさにリアルタイムのサロンチェアだったんですね・・。
リバイバル(復刻)などではない、正統なヴィクトリアンのバルーンバックチェア・・。
何か、ちょっと感動的ではありませんか・・?
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
150年近くもの年月が経過していることを考慮すれば
スーパーエクセレントなと思います。
素材はマホガニーの無垢です。
現代で最高級と称される”ホンジュラス”産のマホガニーが中級クラスだった時代に、
おそらく上等だった部類のマホガニーだと思われます。
素晴らしい質感です。
“ピアノ・ポリッシュ”などと呼ばれる、木目の見えない黒檀色に塗られた木肌とは違い、150年の歳月が作り上げた“パテナ(古艶)”のある木肌は、決して人工的には作り出せない風合いのものです。
しかもその質感には作られた当時を髣髴とさせるほどみずみずしさもあります。
デザイン的にはフレンチカントリー風ですが、地方の上流階級がオーダーした家具だったのではないでしょうか。
年代の割には比較的小傷も少なめで、外観上目立ったダメージはありません。
がたつき、ぐらつきは当店にて補修しておりますので、実用上はしっかりとしています。
座面はかなり使用感の深いです。
座面は交換のできる消耗品ですので
全体的には“エクセレント”とご紹介させていただきましたが
擦れ、退色がありますので基本的には交換したほうがよろしいかもしれません。
ただ、オリジナルをご覧いただいた上で、
次のオーナーの方にお張り替えするか否かをお決めいただきたいと思い、
あえて現状にてご案内させていただきました。
ご利用上は可能な範囲の座面状態です。
※ご自分仕様にこだわりの方には、当店で椅子張り生地のお張替えも承っております。
革張りや高級ブランド生地張りや他にもいろいろあります!
生地によってお張り替え賃が変わりますので別途お見積り申し上げます。
全体的に充分お奨めに値する状態です。
(Restorer/KB)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
う~ん、この時代につくられたチェアはもはや、
家具というよりも工芸品ですね・・。
家具としての手の入れ込みようは現代家具の比ではありません。
背のバルーンバックデザインもヴィクトリアン前期の、線が力強いタイプのもので
なかなか探しても見つけにくいデザインのものと思います。
希少性が高く、また、背面のピアスドカービング(透かし彫り)も欠損などはなく、アンティークとしての価値は申し分ありません。
フレームも強度とデザインのバランスがうまく取れていて、
一般的な“バルーンバック”スタイルの椅子とは一線を画くものとなっています。
既に1世紀半近くの歳月が経とうとしている椅子ですが、
まだまだ当時と変わらずに美しさを保っています。
きっと将来、満足のいく評価を受けることになるアンティークだと思います。
お好きな座面でご自身仕様のチェアにされるのもお勧めです!
当無銘の椅子が自信を持ってお奨めいたします。どうぞご検討を!
(Sales/HR)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | オールドヴィクトリアンチェア | |||
品番 |
HC0188
|
管理番号 | Prc20-7_0929 | |
販売価格(税込) | 30,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 470mm 奥行 500mm 高さ 900mm 座面高 490mm 座面奥行 430mm 座枠高 375mm サイズは幅470mm×奥行500mm×高さ900mm×座面高490mm 座面奥行430mm×座枠高375mmです。 | |||
送料ランク・重量 | ||||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 椅子/Chair > サロンチェア/ホールチェア |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1870年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1870年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | オーク | |||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
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