TOPへ
BOTTOMへ
前のページへ戻る

TB0767  1 イギリス 1840年代 アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

Lc25-6_0227
アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

サイズ 幅 605mm  奥行 605mm  高さ 755mm  

アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。

Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)

貴重な19世紀中期のアンティーク、”アーリーヴィクトリアン”の時代のテーブルが入荷です!

今から170年以上前、イギリス1840年代に製作された“トリポッド(三脚台)”のサイドテーブルです。
正真正銘の本物、超一級のコレクティングファニチャーになります。

「英国家具の黄金期」といえば、18世紀から19世紀初めごろまでのジョージアン期。
世界で最も家具製作の技術が進んでいるイギリスにおいて、最も良質の家具が生産されていた時代です。

確かに、ジョージアンの家具のデザイン、工法、そして生産技術は、ヨーロッパからアメリカに渡り、
時空を超えて全世界に伝播しました。
現在の「全世界の家具のルーツ」、といっても過言ではありません。

では、イギリスの家具は、次のヴィクトリアンの時代になると退化してしまうのか?

もちろんそんなはずはありません。
家具づくりの技術は当然時代を追うごとに進化を続けていきます。
ハンドメイド家具のつくりの良さ、という「質」の面だけを考えれば、
イギリスでは19世紀ヴィクトリアンの時代にピークを迎えています。

ただ、20世紀に入ると、工程は機械化され、素材も人工的な新素材に代わっていきますので、
古典家具とは一概に比較はできません。
しかしあえて比較するならば、ハンドメイド製作の技術自体では、ある面では退化していったといえるかもしれません。

なぜなら、かつての古典家具を現代に完全復刻させることは、すでに技術的に難しくなってきているからです。

一般的にハンドメイド家具の価値は、素材、つくり、デザイン、の3要素で決まります。
その点において、、間違いなくヴィクトリアンの家具は最高の家具と言えるでしょう。

しかし、それでもヴィクトリアンの家具の評価がそれほど高くないのは、単にデザインの独自性の問題。

ヴィクトリアン様式というのは、イギリスやフランスなどの、過去のデザイン様式を新旧折衷したものであり、
この時代に生まれた独創的なデザインというものが存在しません。
デザイン自体はとても優れていても、ほかの時代と比べてオリジナリティがなかったら・・仕方のないことですね。

こちらのテーブルも、そんなジョージアン様式の影響を色濃く残す、ヴィクトリアンワインテーブル。

オーソドックスなラウンド型の無垢板天板に、「3つまた1本柱」のプロポーションは、
ジョージアンのテーブルの代名詞といっても良いほどの、スタンダードデザインです。

しかし!
その素材の質、つくりの確かさは明らかにジョージアンのテーブルと同等以上。

反り止めなど、ないも同然の状態でありながら、目視ではほぼ変形の確認できない一枚無垢板の天板、
限界まで細くシェイプしながら、全くがたつきぐらつきを起こさない、S字曲線の3本脚・・。

生まれたままの状態を、1世紀半以上の期間維持するなと、現代の無垢の家具ではとうてい考えられないことです。

さらに、ジョージアン期には見られない、古典様式のフルーティング装飾を盛り込むなど、
「魅せる」テクニックでは、間違いなくジョージアンの家具を上回っている、と言って良いでしょう。

しかも、こちらはヴィクトリア期(1837-1901)の中でも、もっとも初期のころに作られた、アーリーヴィクトリアンもの。

工業化が進むレイトヴィクトリアンものに比べると、明らかにつくりが旧式、ジョージアン家具に近いです。

コレクションとしてのアンティーク家具は18世紀ジョージアン家具を、
実用アンティークなら20世紀初めころのセミアンティークを、というのがアンティーク家具業界の暗黙知。

ヴィクトリアンの家具はデザインの華やかさで価値が決められていたようですが、
そろそろ、皆さま、本音を語っても良いころではないですか?

アーリーヴィクトリアンの家具が、英国家具史の中で最高、と。

実用家具、コレクション、といった商業主義を超えて
ぜひ後世に引き継いで行っていただきたい「生活文化遺産」です・・。

(Buyer/YM)

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)

1840年代のアーリーヴィクトリアンメイド、トライポッドテーブルです。
170年以上の歳月が経過した大変古いテーブルです。
(そうは見えないと思いますが。)

素材はマホガニー総無垢。
植民地時代の中米産マホガニー材ですから、そのクオリティの高さに疑いの余地はありません。

現代の最高級家具材と言われるホンジュラス産マホガニーが、一般材だった時代に最高とうたわれたマホガニー材です。
次元の違う銘木です。

入荷時のコンディションとしては、永年実用として使われてきたのでしょう、
天板には輪ジミ・小キズ等がかなりありました。



ただアーリーヴィクトリアンの家具をサンディングでただの綺麗な天板に磨きあげてしまうのは、
「歴史」を抹消してしまうようなもの。
少々抵抗がありました。

しかし、やっぱりレストアラーとしては当時の姿に再生してみたいものです。
どれほどの表情を見せるのか、見たい誘惑に耐えることはできませんでした。

天板は全面剥離、それ以外も全塗装ながら、できるだけ本来の「歴史」を残す方向で進めていきました。

まずは天板の剥離から。
できるだけ貴重なマホガニー材を削り込まないように、丁寧にハンドサンディングで表面の旧塗装のみをはがします。



素地はかなり、赤みの強い材料です。
これこそ、植民地時代のキューバンマホガニーか、あるいはスパニッシュマホガニーでしょう。

接ぎ合せ目が見えないのでおそらくは一枚板。
これだけでも相当な価値がありそうです。

しかもさすが銘木、目視では歪み一つ見せておりません。

天板の剥離は、落としきれなかった旧塗装と荒れた木肌を均すように、目のこまかめのサンドペーパーで
天板の塗装面の表面を整えていきます。

そしていよいよ塗装。
シェラックニスが18世紀の時代に存在していたのかは微妙なところですが(していたそうです)、
19世紀ごろから普及した”フレンチポリッシュ”という塗装方法で仕上げをします。

塗料には英国直輸入のレッドマホガニーのステイン塗料と、天然樹脂製のシェラックニスを使用しております。

柾目のきれいな杢目とアンティークらしい素晴らしい風合いです。
その価値の高さはわかる人にはわかると思います。

他の部分は表面の荒れた塗装面のみサンディングで落とし、再塗装いたしました。

脚の構造面では過去の修復痕もなく、実用強度をしっかりと維持しています。



尚、接地が不安定になりやすい「3つまた脚」ですが、ご利用に全く問題はありません。
古いものですが日常使いにも強度は十分でしょう。

日常使用には何の不安もありません。

デニムでは天板と脚部をつなぐ部分のビスを締め直し、
天板と脚の緩みを修正し、接合強化致しました。



細かな傷やちょっとしたクラックも出来るだけチェックし、タッチアップ補修などを行っております。

外観・構造のコンディションは18世紀アンティークとしてはパーフェクト級と思います。
塗装の乾燥を待って最終仕上げには英国製の天然蜜蝋ワックスで丁寧に磨き上げます。

外観・構造のコンディションはエクセレント級と思います。
自信をもってお勧めできる素晴らしいお品だと思います。

(Restorer/GT)

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)

今から何と!!180年近く前に製作されたテーブルです。
英国アンティークでは定番のワインテーブルです。

それにしても、そんな前に作られたとは思えないほど、グッドコンディションです。
レストアしたから、といえばそれまでですけど、そもそも長い間、きっと大切に扱われてきたのでしょうね・・。

スラッとした3本の脚、きれいですね。
天板はつるん、とした艶もあって気持ち良いです。

人それぞれ好みはあれど、全ての方が「美しい」と感じるフォルムではないでしょうか。

素材には、艶の美しい、良質なマホガニー材が用いられています。
お部屋を落ち着いた雰囲気に演出してくれそうです。

一生もののテーブルとして、長くご愛用していただければ幸いです。
ぜひこの機会にご検討ください!

(Sales/TJ)

★EXTRA PHOTO

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

 

その他のオススメ商品

レイトヴィクトリアン マホガニーサロンチェア

レイトヴィクトリアン マホガニーサロンチェア

品番:HC0439 価格(税込) 45,360 円

※お合わせしているチェアはこちらです

スペック表

※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。

商品基本情報
品名 アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル
品番
TB0767
管理番号Lc25-6_0227
販売価格(税込) 95,040 円 在庫数 0
サイズ 幅 605mm  奥行 605mm  高さ 755mm  
送料ランク・重量 Bランク   送料目安:4,400円~7,040円 (沖縄 10,010円)  らくらく家財宅急便による配送になります。
※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。  
商品分類 クラス
デザイン
ユース
ランク
カテゴリ 家具/Furniture  >  テーブル
商品プロフィール
原産国 イギリス 年代1840年代
メーカー デザイナー
主要素材
主要素材の材質
主要素材の等級
商品の無垢率
カラー
塗装・仕上げステイン・ニス・ワックス仕上げ
その他素材 
その他の素材のカラー 
メンテナンス状況
コンディション 傷の程度
目立つ傷
交換・改造
実用性
商品プロフィール
原産国 イギリス 年代1840年代
メーカー デザイナー
主要素材ウォルナット
主要素材の材質無垢材
主要素材の等級1級
商品の無垢率90%以上
カラーダーク系
塗装・仕上げ
その他素材
その他の素材のカラー
メンテナンス状況フルメンテナンス
コンディション 傷の程度少ない
目立つ傷少ない
交換・改造なし
実用性あり
商品評価
デニムの総合評価
商品評価
デニムの総合評価

ご購入・お問い合わせ・入荷予約

家具/Furniture  >  テーブル

お電話でのご注文は
046-845-4280
FAXでのご注文は
046-845-4290 FAX送信フォームはこちらからどうぞ
アンティーク家具の相場をまずチェック! 3,000点以上の販売実績から商品価格の目安がわかります。
品番
TB0767
アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル
品名

アーリーヴィクトリアン マホガニーワインテーブル

販売価格(税込) 95,040 円
通常価格 92,400 円
   
ポイント 905 Pt
個数

入荷予約

お問い合わせ

ただいま在庫がございません。
※ HOLD!はご商談中か、入金確認状態です。
※ 商品の入荷案内・ご予約については こちら をご覧下さい。

アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。

現在のカゴの中

商品数:0点

合 計:0

カゴの中を見る

このページのTOPへ