HC0263 イギリス 1890年代 ヴィクトリアン リングバックチェア
サイズ |
幅 440mm 奥行 560mm 高さ 880mm 座面高 480mm 座面奥行 390mm 座枠高 370mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
今から120年前、いわゆる“レイト・ヴィクトリアン”のイギリスで製作された、大変美しい高級サロンチェアです。
※こちらのチェアは2脚ペアで入荷いたしました。
一般的に“バルーン(気球)バック”チェアと呼ばれるタイプの椅子になります。
でも“バルーン”というよりも・・これは“リング”(指輪)ではありませんか?無銘の椅子としては、このチェアは“リングバック”と呼ばせていただくことにいたしました。
何か、縁起良さそう・・。(喜)
さて、“バルーンバック”チェアはちょうど、このヴィクトリア期のイギリスで大変普及したデザインですが、先細りの挽き物脚やフロントスカート(前面の座枠)の波型にシェイプされた形状、
張りぐるみ(張り地がフレーム本体に打ち付けられた椅子張り)の座面、などなどこれぞ、ザ・“バルーンバック”チェアと言わんばかりに、直球勝負です。
素材は言わずもがなの、アンティーク・ウォルナット。
それもソリッドのフレンチウォルナット。
現代の最高級アメリカンウォルナットと同等以上のマテリアルで、
年代を経てより一層、宝石のような古艶を放っております。
木の繊維が極めてきめ細かく、年を重ねるほど、
ローズウッド並みに美しい輝きを放つ良材です。その美しい木目から当時の上流階級に高い人気があったと言われています。
こちらの椅子はイギリス南部のローカルエリアが産地だったようですので、地方の名家が所有していたチェアだったのではないでしょうか。・・あくまで想像ですけど。
きっと名家のご夫人(ご主人?)専用シートだったのでしょうね。
何だか、ながめていると穏やかな気分になるチェアです・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
1890年ごろ製作のジェニン・アンティーク(真の骨董)です。
年代的には100年以上を経過した相当な年代物ですが、
フレームは年代を全く感じさせない、信じられないほどの素晴らしいでした。
ただ、シートに関しては、クッションが底面から抜け落ちてしまって、
生地もあわせて破損してしまっていました。
中身の詰め物は永久に使用可能な高級材「馬毛」が使用され、
機能的には充分再利用可能と判断いたしました。
ただ当時の「わら」や「綿」はさすがに衛生上問題あり、と判断いたしましたので、
残念ながら破棄させていただきました。
本当は表に張られていた生地も、素晴らしい高級生地だったのですが・・。
でも、それは諸行無常がこの世の常。
現代日本でトップブランドといえる“サンゲツ”さんの高級椅子生地を
この椅子の「第2の人生」に進呈いたしました。
この椅子が生まれた19世紀末当時、最も人気の高かったベルベット調のパイル地で、
それも鮮やかなスーパーレッドモケットをセレクト。
“リングバック”の名に恥じない、「ルビーの指輪」のような印象を
持っていただけるのではないでしょうか?
※1脚はまだ表生地を張っておりませんので、生地をお好みでお選びいただけます。
申し訳ございませんが、その場合生地代のみご負担下さい。(同じ赤いモケットをご指定の場合には生地代は不要です。)
クッションにはあたらしいウレタンシートを加え、オリジナルをリフレッシュ、
底のウェビングテープも張直、詰め物の「馬毛」以外はすべて新品に交換、総張替えを行っております。
さて、木部のフレームにつきましては小さな傷はもちろん年代なりに存在しますが、
特に気にならない程度の「味」として、表情の一つになっています。
彫刻部の小さなクラックなども丁寧に補修済みで、気になるような大きな外観上のダメージもなく、
これからも永くご愛用いただけると思います。
仕上げのワックスには英国直輸入の天然蜜蝋ワックスを使用しております。
自信をもってお勧めできる、スーパーエクセレントクラスのアンティークチェアです。
(Restorer/MS)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
バルーンバックチェアといえば、アンティークの定番ですし、
内外ともに、人気のあるタイプの椅子です。
そこで誤解を恐れず、あえて表現させていただくと、こちらの商品はアンティークのバルーンバックの中でも上位クラスに位置づけられる椅子だと思います。
例えば、イギリスの貴族階級が著名なファクトリーにオーダーしたようなアンティークチェアで、日本で1脚20万円以上の値がつけられている高価なバルーンバックチェアがあったとします。
仮にそのような椅子をすぐとなりにおいて、この椅子と比較したとしても、あらゆる点で全く遜色のない品質であることがお分かりいただけることと思います。
つまりお値段はそのような椅子の5分の1程度ですが、
まぎれもなくこのチェアは、同等のバルーンバックチェアだと断言いたします!
どんなに貴族級の高価なバルーンバックチェアがあったとしても、これだけの椅子が、先に挙げたお値段同様、5分の1程度の価値しかないなんてことは絶対にありえません!
19世紀につくられたというオリジナル性、グッドバランスなデザイン性、大切に扱われてきたことが伺えるクオリティ、当店が精魂こめて仕上げたコンディション・・。
相当なお値打ち品と自負しております。
これこそ、「無銘の名作椅子」と断言させていただきます。ぜひこの機会にご検討ください!
(Sales/YM)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | ヴィクトリアン リングバックチェア | |||
品番 |
HC0263
|
管理番号 | prc30-6_0109 | |
販売価格(税込) | 33,200 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 440mm 奥行 560mm 高さ 880mm 座面高 480mm 座面奥行 390mm 座枠高 370mm サイズは幅440mm×奥行560mm×高さ880mm、座面高480mmです。 座面奥行390mm、座枠高370mmです。 | |||
送料ランク・重量 | ||||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 椅子/Chair > サロンチェア/ホールチェア |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1890年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1890年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | オーク | |||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
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