HC0266 イギリス 1820年代 マホガニー リージェンシーチェア
サイズ |
幅 465mm 奥行 390mm 高さ 830mm 座面高 440mm 座面奥行 390mm 座枠高 400mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
待望の”ジョージアン”のアンティークチェアが入荷しました!
今から何と!200年近く前、19世紀前半、イギリス・ジョージアン末期に製作された高級サロン(客間)チェアです。
※こちらのチェアは4脚セットで入荷いたしました。
何と愛らしい・・。
リアルタイムなリージェンシースタイルの芸術品です。
背もたれの両サイドには、ぱあっと、華やかなリーフのオーナメントを持ち、座る人のお顔の両側を優雅に彩るこのチェアは、椅子が単に「椅子としての美しさ」を求めているだけではなく、「座る人が美しく見えること」をも重要な使命としていることがわかります。
つまり、階級社会だったイギリスで、貴族が座るにふさわしい椅子か否か、ということが重要だった時代に作られた椅子、ということですね。
インテリアとか、プロダクトデザインとか、そんな現代的な概念が生まれる、はるか昔のことです。
ところで、あまり出てこない時代のチェアですので簡単に解説させていただきますが、
リージェンシースタイルは、イギリス国王の第4代君主“ジョージ4世George Ⅳ”(1820~1830)
の治世下で流行したデザインスタイルです。
彼は皇太子時代から“リージェント(摂政)”として政務を担当していたことで、
彼の時代は“リージェンシー”と呼ばれるようになりました。
この家具についていえば、リージェンシーに入る少し前、
“ジョージ3世George Ⅲ”(1760~1820)の時代に作られたものであるようです。
ジョージ3世の時代と言えば、あの世界初の家具デザイナー“トーマス・チッペンデール”が活躍した
「英国家具の黄金期」と呼ばれている時代。
このころに作られた家具がイギリスのアンティーク家具の中でも最も質が良い
と言われているのは、アンティークファンの方なら周知の事実です。
デザイン性だけではなく、今では入手できないような銘木が使われていたり、高い技術を持った「匠」でなければ製作できないような造形を伴っていたり、と本当の意味での「前時代的な家具」も、この時代以前のものにほぼ集約されています。
従って、年式に偽りさえなければ、リージェンシー時代以前のアンティーク家具は、全て歴史的な骨董品、あるいは「過去の文化遺産」と断言しても過言ではありません。
話がちょっと横道にそれてしまいましたが、・・このチェアのデザインは、いわゆる“リージェンシー”(摂政)スタイル、それも“オールドフレンチ”と呼ばれる、フランス“ルイ14世”様式の流れを組む正統なもので伝統家具としての血統、製作者の主張、マニュファクチャーの水準、素材の等級・・、等
その全てが非常にレベルの高いものです。
そして、2世紀近くもの間、大切に受け継がれてきた椅子です。
次の世代へと引き継いでいっていただけるのはどなたでしょうか・・?
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
何と2世紀前に作られたアンティークです。
信じられないことにしっかりとした造りで現在も強度は非常に高いチェアです。
奇跡としか言いようがありませんが、特に大きな破損も無く、全体的にダメージは少ないお品です。
特に気になる点などは無いでしょう。
脚元などは傷の付きやすい部分ですので多少小さな傷がございますが、
作られた年代を思えば妥当な範囲のものと思われます。
全体をオイルステインで磨いて表面の極く小さな傷をメンテナンス致しました。
色つやもよく、最高級の風合いです。
またひっくり返して脚の裏側まで徹底してクリーニングを行っております。
お届け後すぐにでもお使いになれる清潔な状態です。
シートはユーズドのビニールレザーです。
大きく破損したような部分も無く全体としてグッドです。
特に破れがあるわけでもなく、まだまだ充分に使用できるきれいめのでしたので、
オリジナルを再利用させていただきました。
若干、中のクッションにゆるみがあったので内部の張り直しは行っております。
再利用にあたっては裏表しっかりとクリーニングを行いました。
構造的にはしっかりと接合部は締め直しております。
ガタつきやぐらつきはありません。
仕上げに天然の英国製天然蜜蝋ワックスでしっかりと磨き上げました。
艶やかな仕上がりで自信を持ってお勧めできるお品です。
(Restorer/MS)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
流れるような躍動感あふれる曲線のトップレイル(笠木)と、
高貴なフォルムのスプラットバック(背当て)・・。
200年経っても全く色あせることのない、それどころか、ますます評価の高まっていきそうな、すばらしいフォルムです。
彫刻だけでなく、何とも言えないレッド・マホガニーの木肌の美しさ・・。
上品さの漂うこちらのお椅子を前にして、しばし息をつめて見つめてしまいました。
よほど良い材質のマホガニーが使われているのでしょうね。
間違いなくスパニッシュウドクラスのマホガニーです。「はぁ~」ため息がとまりません。
本当に、歴代のオーナー様がきちんと手入れをされ、大切に扱われてきたことが伺われます。
200年以上前の“ジェニン・アンティーク”(真のアンティーク)で、
かつ、憧れの“ジョージアン”のチェアがこのお値段。きっとその価格以上の価値をお感じいただけるものと思っております。
きっと何年、いや何十年後かには、いや既にご満足いただける評価を受けるべき、19世紀の「生活文化遺産」です。
ぜひ次の世代へ引き継いでいってください!
今回は4脚セットでの入荷でした。
これだけのお品物ですから、セットでお揃えになられるのをお薦めいたします!
どうぞご検討を!お値打ち品です!
(Sales/YM)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | マホガニー リージェンシーチェア | |||
品番 |
HC0266
|
管理番号 | prc30-5_0101 | |
販売価格(税込) | 40,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 465mm 奥行 390mm 高さ 830mm 座面高 440mm 座面奥行 390mm 座枠高 400mm サイズは幅465mm×奥行525m×高さ830mm、座面高440mmです。 座面奥行390mm、座枠高400mmです。 | |||
送料ランク・重量 | ||||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 椅子/Chair > サロンチェア/ホールチェア |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1820年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1820年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | オーク | |||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
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