DT0539 イギリス 1920年代 スーパークオリティ チッペンデール ダブルエクステンションテーブル
サイズ |
幅 1370mm 奥行 1065mm 高さ 770mm 最大拡張幅 2120mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
大変すばらしいマホガニー総無垢の最高級テーブルが入荷いたしました!
20世紀初めの頃のイギリスで製作された、チッペンデールスタイルのエクステンションテーブルです。
それも中板2枚付きのスーパーロング2m超サイズ、ダブル・ワインドアウト(2エクステンション)テーブルです。
※こちらは拡張板(リーフ)が2枚付属しております。
“ワインドアウト(エクステンション)”と呼ばれるこのタイプのテーブルは、
天板の中央にサブの拡張天板を付け外しすることができ、
普段は小さく、必要時には大きく使える、とても便利な実用家具です。
英国のアンティークテーブルは主に4本脚タイプと2本脚タイプが存在しますが、
こちらの4本脚には、脚をつないでいる補強材(ストレッチャー)がないため、
椅子の収納性がとても良く、その点でも非常に実用的です。
デザインはイギリスアンティークの中でも、高い人気を誇る“チッペンデール”スタイル。
“チッペンデール”はデニムサイトでも何度もご紹介しております通り、
カブリオールレッグ(獣脚=猫脚)の“クロウ&ボウル”フットスタイルを特徴とした、
イギリス家具の伝統的な様式デザインです。
とはいえ、製作されたのが“アールデコ”に近い時代ということで、
比較的シンプルで現代的、近代インテリアにもマッチする格式あるスタイリングに仕上げられています。
ゆるい“S”字を描くやさしい脚の曲線使いや、ゴージャスかつエレガントなレリーフのオーナメントは
伝統を忠実に踏襲しつつ、不必要なデコレーションは廃することで、
新旧の多様なインテリアスタイルにも対応するまとまりの良いデザインとなっています。
それは美しい赤みを帯びた、華やかな最高級マホガニーの木肌にふさわしい最上級のデザインです。
アピールポイントはそれだけではありません!
何と、こちらのエクステンションは、レギュラーな1リーフ(拡張板)の2倍、
ダブルエクステンションとなっているのです!
高価な無垢の最高級マホガニーの拡張板が2枚セットできて、
130cmほどの標準的なテーブルが、最大サイズ2m超!
畳一枚(一畳)をはるかに超えるサイズで、2人から8人がけにまで対応します!!
※お合わせするチェアにもよりますが・・念のため。
多人数に対応できる機能性、エイジレスな究極の美、“チッペンデール”デザイン、
そして、現代の最高級マホガニーが中級クラスだった時代に「最高級」と謳われたスパニッシュマホガニー材、
さらに、100年経過するにもかかわらず、歪み一つ起こしていないスーパーエクセレントなこのコンディション・・。
これをお勧めできない理由はどこにもありませんね・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
実用アンティークとしては、現状、ほぼパーフェクトに近いエクセレントコンディションに仕上がっています。
素材はさすがアンティーク、と思わせる、重量感のあるソリッド・マホガニー。
今や無垢のマホガニーは入手困難な超・希少材ですから、
これだけの厚みのある無垢板をこんなに大きな天板全面に使うなんて・・、
現代では考えられないことですね。
しかも現代のマホガニーとは色、艶、質感の高さの点で比べ物にならない程の高品質アンティーク・マホガニー。
きめの細かさ、耐久性、強度、全てが最上位です。
また100年を経過した可動式のテーブルですが、奇跡的にも動きには全く問題はなく、
入荷時より今尚、スムースで高い精度を保っていました。
拡張板も1世紀のわずかな精度誤差程度で、突き合わせはほぼぴったりといって良いと思います。
また脚、幕板、天板ともにぐらつきは無くしっかりとしています。
強度の必要な接合にはほぞ組み、無垢の動きのある箇所には木ねじによる接合と良く考えられた構成です。
またその素晴らしい素材と製作技術にも大いに感心いたしました。
天板は普通なら化粧材でしか見られないような貴重なリボン杢の素材が何と! 無垢で使用されているのです。
また、カーブを描いている幕板(天板下の支え板)も合板の曲げ加工ではありません。
化粧張りされているのでマホガニー材ではないかもしれませんが、正真正銘、天然木無垢の削り出し、です。
ここまで贅沢な仕様は、同等クラスのテーブルでさえ、あまり見られないかもしれません。
入荷時、天板の表面には多少小傷がございましたが、
一般的なアンティークの感覚ではほとんど気にならないレベルと思われました。
目が良く詰まっていて良い艶もありましたので、この塗装面を剥ぐことは得策ではないと思われましたが、
どうしても数か所、気になると思われる線傷やシミがありましたので、残念ながら、全面剥離させていただきました。
無垢の家具ならではのメンテナンスです。
簡単に全面剥離といっても、これほどの面積を剥離するのはかなり骨の折れる仕事になります。
しかし、このクラスのテーブルになると、アンティークとはいえ、気になる傷は気になるもの。
剥離剤やサンダーを駆使して半日間の格闘の末、100年間、ずっと隠され続けていた素肌があらわになりました。
そして、想像していた通りのスパニッシュマホガニーが、見事なリボン杢とともに眼前に広がりました。
塗装は天然樹脂製のシェラックニスでフレンチポリッシュ仕上げをしております。
大変美しい状態になっております。
もちろん、脚回りとの色合わせがありますので、レッドマホガニーカラーのステイン塗料で、若干調色はしておりますが、
基本的には、マホガニー材の素地の地色がベースになっています。
アンティークマホガニーを見たことがない方には信じられないことかもしれませんが、
何と、半透明のニスをさっとひと塗するだけで、白木だった木肌が真っ赤に染まりあがるのです。
実は筆者も最初は信じられませんでした。
つまりアンティークのマホガニーカラーというダークレッドは、塗装によって色をつけられたものではなく、
もともとの赤く染まった地色が、経年で黒ずんでいったものだったんです。
余談はさておき、きれいに塗装が仕上がり、レストアは完了。
構造系の補修などは塗装前にすでに済ませてしまっておりました。
ちなみに中板(拡張板)の設置や、取り外しのための天板中央の開閉もスムーズで
ご使用には全く問題はございません。
拡張板が2枚入りますので、かなりの大人数での使用が可能です。
2枚使用時でも強度不安は全くありません。
もちろん念のため、デニムで各接合部は見直しをして、緩みのある個所は、
塗装前の段階で、ドライバーや接着剤により締め直しをしております。
安心して長くお使いいただける強度です。
ロングサイズのワインドアウトテーブルをお探しのお客様にはお奨めと思います。
ちなみに拡張のシャフトを回すオリジナルのハンドルも付属しております。
こちらもハンドルの柄をポリッシュ仕上げとさせていただきました。
シャフトの差し込み口につけられた真鍮カバーもピカピカに磨きあげました。
細かなところまで手抜きはありません。
脚裏にはデニムで装着した新品の真鍮製ホイールキャスターがついております。
アンティークの時代より英国バーミンガムで作られ続けている老舗ブラスワーカーの新品キャスターですので、
動きはすこぶる良好、これほどの巨体でも女性の方おひとりで軽く移動させられます。
さすが現代製だけあって、ホイールの角は丸められていますので、
フローリングで転がしても床に傷などはつきにくくなっています。
※使用状況によってはあとがつくかもしれませんので、気になる場合にはカーペットなどを敷いてご使用ください。
オリジナルキャスターはがたつきが出ていたので新品交換したわけですが、
もともとキャスターは、真鍮ホイール製でしたのでデザイン的にもオリジナルからほとんど変わってはおりません。
ただ、将来的なメンテナンスを考えると、アンティークで主流の木ねじで固定するスクリュータイプよりも、
差し込むだけで、抜き差し&交換ができるグリップネックタイプの方が利点が多いと思われましたので、
後者のタイプに変更させていただいております。
またもともと、キャスターの取り付け位置が外から見えにくいように、
脚裏をすり鉢状に掘り込んでキャスターをつけてあったのですが、
若干キャスターのホイールがすり鉢内で干渉していましたので、5mmほどの板材を差し込んでキャスター取り付け位置をかさ上げさせていただきました。
その分、天板高も高くなっているものと思いますが、5mm程度なので、全く使用感には影響はないものともいます。
特に移動させないのでキャスター自体不要、ということであれば、キャスターは外してもお使いいただけます。
キャスターは差し込み式なので簡単(といってもコツはいりますが)に外すことができます。
天板高は2cm程度は低くなると思います。
以上、これほどの高級アンティークですので、隅から隅まで、しっかりと手を尽くしました。
その他、小傷・色むら等は全体に使用感程度に若干見られますが、
アンティークとして「味」と感じられるレベルだと思われます。
彫刻には目立った欠損はありません。
実用的にも、がたつき、ぐらつきなどのチェック、
クリーニング&ワックス等の基本的なメンテナンスは実施しておりますので、
到着してすぐ気持ちよくお使いいただけるコンディションになっております。
担当修理職人から自信を持ってお奨めさせていただきます。
(Restorer/YM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
素晴らしいフォルムのチッペンデールスタイルのエクステンションテーブルです。
それにしても・・、圧倒される存在感です!
カブリオールレッグ(獣脚)に、“ボウルアンドクロー”、
そして天板のエッジング、美しいマホガニーのパテナ(古艶)、木目の柾目トーン・・。
完璧ですね!
まさにため息ものの美しさではないでしょうか。
ただでさえソリッド・マホガニーのエクステンションテーブルは、それほど流通していないというのに、
これだけのクオリティを誇る無垢材テーブルは、
アンティーク上級者の方でもなかなか目にする機会はないのではないでしょうか。
もし、今これだけの材料で同じテーブルを作ったとしたら、
一体いかほどになってしまうのか、見当もつきません・・。
というよりも、既に保護のためワシントン条約で伐採が全面禁止になっているマホガニー材ですから、
新しくつくる、ということ自体、無理というものですが。
状態も、アンティークとしてはきちんと手入れをされ、大切に扱われてきたことが伺われるものです。
オリジナルのハンドル付きも貴重なポイントです。
素材の質感、デザインのバランス、仕上げの技術、そして実用性まで、
全てがパーフェクトなお品だと評価しております。
英国伝統のチッペンデールスタイルを受け継ぎ、
最高級の素材と技術で製作された、まがうことなき真のアンティーク。
ぜひ次の世代へと引き継いでいっていただきたい、
19世紀のヘリテイジ、「生活文化遺産」です。
きっと将来、ご満足いただける評価を受けることになるはずです!
(Sales/TJ)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | スーパークオリティ チッペンデール ダブルエクステンションテーブル | |||
品番 |
DT0539
|
管理番号 | Lc29-11_1223 | |
販売価格(税込) | 324,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 1370mm 奥行 1065mm 高さ 770mm 最大拡張幅 2120mm ※拡張板1枚を追加した際の幅は、1745mmです。 | |||
送料ランク・重量 |
Eランク 送料目安:16,555円~30,085円
(沖縄 45,155円)
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 家具/Furniture > ダイニングテーブル |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1920年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ステイン・ニス・ワックス仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1920年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ウォルナット | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | S級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ダーク系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | 金属 | |||
その他の素材のカラー | 素材色 | |||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 少ない | ||
目立つ傷 | 少ない | |||
交換・改造 | 少ない | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | S |
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