DC1253 フランス 1890年代 オールドフレンチ ウォルナット バルーンバック レザーシートチェア
サイズ |
幅 525mm 奥行 500mm 高さ 1010mm 座面高 480mm 座面奥行 420mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
19世紀末に製作されたフランス製ウォルナットサロンチェアになります。
背が「気球」の形をした優雅な椅子。
アンティークファンの方ならおなじみの“バルーンバック”チェアです。
ただ少し違うのは、こちらはイギリス・ヴィクトリアンのバルーンバックチェアではなく、
フランス・ルイ15世 Louis XVスタイル。
フランス式のバルーンバックチェアになります。
(といっても、ルイ15世スタイルをイギリス風にアレンジしたのがヴィクトリアンスタイルですが。)
バルーンバックデザインの椅子は定番のチェアスタイルとして、
現在では洋の東西問わずつくられていたりしますが、
そのルーツとなるごく初期の、“オリジナルモデル”とでも呼ぶべき、
19世紀のバルーンバックチェアが、まさにこの椅子なのです。
・・何か、感慨深くないですか?
それにしても、真に“リアルタイム”なバルーンバックチェアなんて、
いまや、この世にいかほど残っていることやら・・。
(Buyer/AY)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
130年程経過した真のアンティークチェアですが、
入荷時よりダメージの少ない非常にしっかりとしたお品で、構造的な問題点は特にありませんでした。
大きな傷や欠けなども無く、塗装の状態もまずまずでした。
フレームには日常で使われていれば避けがたい程度の傷などはありましたが、損傷レベルではありません。
大切にされてきたことの証明といえる程のものです。
全体的に、良質なアンティークチェアという印象でしたが、
残念なことにオリジナルのケインシート(籐張り座面)に一部破れがありました。
オリジナルに忠実にケインシートで張り直すことも可能ですが、
将来のメンテナンス性を考えると、やはり生地張りに変えた方が賢明でしょう。
デニム以外に手編みのケインシートが編める家具屋さんは、
今ではおそらく10店もないでしょうから・・。
ただ、デニムのメンテナンスでは「可逆性」重視しています。
いつか、オリジナルの籐座面に戻したい、と思った時には元に戻せるように。
なので、遠い将来、もしケインシートに戻したい、と思った時に、
籐張り職人さんが身近にいらっしゃったら、オリジナルの籐座面にお戻しできますよ。
ご安心ください。
デニムではこだわりのアンティークファンの方のご期待も裏切りません。
ということで、籐座面を生地張りに変える、という特殊作業はありますが、
それ以外は基本メンテナンスをしっかりと行ってまいります。
まず、構造補修から。
接合部の状態を確認すべく、いったんバラバラに分解します。
接合部に関しては、念のため、特に脚周りを接合強化、締め直しをいたしました。
現状、特にぐらつきなどは感じられない実用コンディションとなっています。
素材はフランスの銘木、”サーカシアウォルナット”と思われます。
強度もあり、とてもしっかりとしています。
次に、100年来の汚れ落とし。
クリーニングはひっくり返して脚の裏まで、全身徹底的に行なっておりますので、
120年ものとは思えないほどきれいに仕上がっていると思います。
クリーニングはまずエアーダスターで徹底的にホコリを叩き出しました。
木部には、デニム愛用のメンテナンス材、「CR0291 HOWARD クリーナフィニッシュClean-A-Finish 473ml」と
「CR0290 HOWARD オレンジオイルOrange Oil 473ml」を使用しています。
全体を拭き上げながら、合わせて彫刻などの表面を細かく再度チェックしました。
彫刻に目立ったダメージはありませんでした。
その後、フレームはイギリス製の古くからのステインと天然樹脂製のシェラックニスで、
全体的にリフレッシュさせています。
時代感を残した仕上げとさせていただいておりますので、
アンティークファンの方にはきっとご満足いただける状態と思います。
出荷前には塗装の完全乾燥を待ち、天然ビーズワックスでさらに磨き上げてお届けさせていただきます。
そして最後は椅子張りの仕上げ工程。
座面生地はオーソドックスなブラックレザー、「FB0055 本革(黒) ニュースムース」をセレクト。
ソファクラスで使われる、ステアハイド(成牛本革)レザーです。
高級感を上げるために、トリムは「CR0030 ネイルヘッドトリム アンティーク」で縁飾りをしました。
内部のクッションについては、現代のウレタンクッションを硬軟2層でセット。
座り心地にも配慮いたしました
ダークなサーカシアウォルナットの躯体に、引き締まったブラックレザーが
ハイクラスな空間にふさわしいチェアとして仕上がりました。
以上、これほどの高級アンティークチェアでしたので、
隅から隅まで手抜きなくしっかりとメンテナンスいたしました。
これから一生もののパートナーとしてお使いいただけるお品です。
担当職人から自信を持ってお奨めさせていただきます。
(Restorer/AY)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
とても美しいチェアが入荷しました!
オールドフレンチスタイルのバルーンバックチェアです。
それにしても、とても優美なプロポーションです!
フレームの柔らかな曲線、脚と背のデザインバランス、
細やかなレリーフが美しいトップレイルやシートレイル・・。
完璧です!
バルーンバックチェアといえば、アンティークの定番ですが、
こちらの商品は、そんなアンティークのバルーンバックの中でも
上位クラスに位置づけられるハイクラスの椅子だと思います。
1890年代につくられたという歴史性、グッドバランスなデザイン性、
大切に扱われてきたことが伺えるコンディション、当店が精魂こめて仕上げたメンテナンスのクオリティ・・。
次代に引き継いでいくべき無銘の名作椅子です。
ぜひこの機会にご検討ください!
(Sales/TJ)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | オールドフレンチ ウォルナット バルーンバック レザーシートチェア | |||
品番 |
DC1253
|
管理番号 | Lot17-35_0930 | |
販売価格(税込) | 38,500 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 525mm 奥行 500mm 高さ 1010mm 座面高 480mm 座面奥行 420mm ※座面高はクッションの頂点で測っておりますので座ると沈み込み幅がございます。 実際に座られた際の座面高は座枠高+αとお考えいただいた方がよろしいかと存じます。 | |||
送料ランク・重量 |
B/2ランク 送料目安:4,400円~7,040円
(沖縄 10,010円)
らくらく家財宅急便による配送:同ランクの椅子をもう1つ同梱できます。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ |
椅子/Chair
> サロンチェア/ホールチェア
無銘の椅子コレクション/Premium Chair Collection > 無銘の名作椅子 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | フランス | 年代 | 1890年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ステイン・ニス・ワックス仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | フランス | 年代 | 1890年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | パイン | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | 1級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ダーク系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | 革 | |||
その他の素材のカラー | 黒系 | |||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
目立つ傷 | 年代なり | |||
交換・改造 | あり | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | A |
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