カロリアンスタイル スーパーハイバック ヴィクトリアンアームチェア アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
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AC0469
イギリス
1890年代 カロリアンスタイル スーパーハイバック ヴィクトリアンアームチェア
| サイズ | 幅 640mm 奥行 650mm 高さ 1255mm 座面高 465mm 肘掛高 730mm 座面奥行 415mm | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
イギリス伝統デザイン、カロリアンスタイルのオープンアームチェアです。
19世紀末に製作されたものと思われます。
イングランドオーク&サーカシアウォルナット総無垢の重々しいボディに、
より一層その重量感に拍車をかける、ダークオークカラー、そして手彫りのレリーフ・・。
「威厳」のある椅子とはこんな椅子のことを言うのでしょうね・・。
その存在感、迫力は圧巻です。
デザイン的には、17世紀の“カロリアン”様式を
19世紀ヴィクトリアン風にリデザインした新旧折衷型。
オーナメントのレリーフには、17世紀当時のバロック文化を偲ばせる
トラディショナルな”アカンサス・スクロール(渦巻き)”の文様がほぼ全身にわたってちりばめられています。
背もたれや背柱のトップレイル(笠木)には、リアルな ”アカンサス” リーフのモチーフ、
アームレストにも古来からの ”スクロール” デザインのオープンアームフォルム、
その他、スレンダーバラスター(細い花瓶状のデザイン)のピラー(背柱)、
フロントカービングストレッチャー(彫刻入りの脚をつなぐ補強材)、
シートフレームの幾何学文様、リバーススクロールデザインのレッグスタイルなどなど・・、
数々の王政復古時代の伝統デザインが凝縮されています。
まさに製作された当時、イギリス・ヴィクトリア期末期に流行していた古典様式の復刻スタイル、
ネオクラシカルの最新デザイン。
まさに西欧的な ”チェア・マン”のための椅子としてふさわしい、
カーバーチェア(ご主人様の椅子)デザインです。
みっちりと繊維が詰まって、硬く、重量感あふれるイングランドオークとサーカシアウォルナット材もまた、
木肌を覆う、100年の歳月が培ったパテナ(古艶)とともに、
アンティークインテリアとしても、最高級のチェアであることを主張しています。
何だか、美術品とか工芸品のようですが、
でも、実際に実用家具として座れて、かつ座り心地の良いラウンジチェアでもある点などは
さすが、木工家具の先進国、イギリスのクラフトマンシップとしか言いようがありません。
本当に脱帽ですね。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
19世紀末ごろに製作されたアンティークチェアです。
1世紀以上の時を経ていながら、特に目立ったダメージも無く、彫刻も綺麗に整っています。
すばらしいコンディションのハイバックアームチェアです。
素材は、ヨーロッパ原産のサーカシアウォルナットをメインに、
部分的にイングランドオークが使用されている模様。
重量の軽いケインシート(籐張り座面)のせいもありますが、
これほどサイズのある銘木総無垢の椅子が・・驚くほど軽い!
計測したわけではありませんが、通常このクラスの椅子ですと15～20キロ近くあることもありますが、
その半分くらいの重量しかない感じです。(あくまで印象です。)
ちなみに、こちらは、イングランド北部のオークションハウスで落札されたコレクションアイテムを
デニムがイギリスの契約ディーラーより入手したお品になります。
元々は、イギリスの名門大学 ”リーズ・ユニバーシティUniversity of Leeds”で使用されていた椅子、とのこと。
リーズ大学といえば、2017年に秋篠宮佳子様が交換留学されたことでも知られていますね。
背面に記念プレートがありましたので、調べてみましたところ、このチェアについての史実が明らかになりました。
有名な動物学博士、”アニー・レッドマンキングAnnie Redman King”教授が使用されていた椅子のようでした。
出典URL→ https://explore.library.leeds.ac.uk/special-collections-explore/4001/king_annie_redman
上記サイトの解説によれば、アニー教授は、リーズ大学のウィートウッド・ホール(女子寮?)の館長を
1919年から1948年の約30年間近くも就任していたとのこと。
1946年まではリーズ大学の医学生に動物学も教えていたようです。
フル回転で仕事をされていたんでしょうね。
おそらくこちらのチェアはその在任期間中に彼女が使用していた椅子と思われます。
長年愛用していたアニー教授の椅子を、その期間中の功績をねぎらった記念として、
大学より本人に贈呈されたのでしょう、真鍮のプレゼンテーションプレートを付けられて・・。
これほどのヒストリー付きアンティークチェアは珍しい。
真に価値ある最高級骨董と思います。
推測ついでに、その続きですが、記念プレートが付けられた際には、
おそらく現地でこちらのチェア、フルメンテナンスされたことでしょう。
構造補修からケインシートの張替、そして、きっと細かい彫刻の補修、全塗装まで・・。
メンテナンスされ贈呈を受けた1950年以降、しかしながら彼女は、
こちらのチェアを再び使用することはなかったのではないかと思います。
このチェアの入荷時のコンディションの状態を拝見した印象は、
メンテナンスをされて一切使用されずに70年以上の歳月が流れた・・、
デニムが見た限りでは、まさにそんな状態であることが想像されました。
とにかくクオリティ、ヒストリー、コンディション・・いずれもまれにみる「無銘の名作椅子」。
こちらのアンティークチェアはそんな価値あるコレクティングファニチャーとご紹介させていただきます。
さて余談が長くなってしまいましたが、こちらの素材は軽く硬質で歪みなどの変化がほとんど見られない良材。
非常に良質なオークとウォルナット無垢です。
全体的に艶があり、変形のほとんどない材の質の高さには目を見張るものがあります。
汚れなどはありましたが、手入れの状態は良く、つい最近まで人目につく場所で飾られていたような感じがします。
木肌は隅々まで磨きあげられ、ガタつきやぐらつきもありませんでした。
メンテナンスは、接合部の見直し、小キズや彫刻の欠損の補修など、
基本的なメンテナンスをしっかりと行うことといたします。
まずは構造部チェック。
若干、無垢の収縮で座面に薄い木割れがありましたので、念のため程度に締め直しを行いました。
尚、構造点検時、細かなクラックや飾りの欠損などを確認しましたので、
気になる欠けなどは一つ一つ丁寧に消し込んでいきました。
その後、全体をデニム独自配合のメンテナンスオイルで木肌を保湿するとともに、
座面の底面から脚の裏まで徹底的にクリーニングします。
その後、塗装仕上げをいたします。
塗装に関してはアンティーク本来の古艶がとてもよくのっていたので、
雰囲気を壊さないように、伝統のシェラックニスにてアンティークフィニッシュさせていただきました。
座面につきましては、使用後ほとんど使用されていなかったような感じです。
ぴんと張られています。
ただ、推測ですが70年以上は経過しており、経年劣化も考えられますので、
念のためクッションシートなどを敷いてご利用されることをお勧めいたします。
手編みの籐張りを張替しますと、それなりの時間と費用がかかりますからね。
もしくは、デニムオリジナルのチェアパッド(商品コード:CR0351)もおつくりできますので、
ご希望があればお申し付けください。
以上、細かな部分まで、手抜きなく全身しっかりと丁寧にメンテナンスして
エクセレントな状態に仕上がっております。
全体の仕上げは英国直輸入、天然の蜜蝋ワックスでの磨き上げをしています。
自然な艶が増してより一層上質で良い雰囲気になっております。
担当修理職人から自信を持ってお奨めさせていただきます。
(Restorer/YM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
1世紀を過ぎた本物のアンティークチェア。
久々にサイズ・デザイン共にグレートなお椅子の登場です!
120年を越えてもなお維持される素材品質・・、
"ジェニン・アンティーク"(真の骨董)とは、まさにこの椅子のこと!
荘厳さや崇高な美的センスを備えながらも、
どこかフレンドリーな印象さえ感じられるイギリスのカロリアンスタイル。
21世紀の現代にあってもパートナーたり得る、エイジレスなマイチェアです。
実際に座る椅子としてもお使いいただけることはもちろんですが、
空間演出の”ホールチェア”として、インテリア用途にも大いにお役立ていただけると思います。
かなり高価なプレミアムチェアですが、将来再び作られることのない商品性をお考えいただければ、
絶対にお値打ちな高級骨董。
しかも、まだまだあと100年以上はご愛用いただける銘木無垢の家具でもあります。
永くお持ちいただき、次世代に引き継いでいただければ、と思います。
アンティークファンの方には必見!
ぜひこの機会にご検討くださいませ!
(Sales/SU)
★EXTRA PHOTO
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スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | カロリアンスタイル スーパーハイバック ヴィクトリアンアームチェア | |||
| 品番 |
AC0469
|
管理番号 | LC36-1_0205 | |
| 販売価格（税込） | 135,300 円 | 在庫数 | 0 | |
| サイズ | 幅 640mm 奥行 650mm 高さ 1255mm 座面高 465mm 肘掛高 730mm 座面奥行 415mm | |||
| 送料ランク・重量 |
Cランク 送料目安：7,535円～13,035円
（沖縄 18,865円）
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ |
椅子/Chair
＞ アームチェア
無銘の椅子コレクション/Premium Chair Collection ＞ 無銘の名作椅子 |
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| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1890年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ステイン＆ワックス仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1890年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | パイン | |||
| 主要素材の材質 | 無垢材 | |||
| 主要素材の等級 | Ｓ級 | |||
| 商品の無垢率 | 90％以上 | |||
| カラー | ダーク系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | 木 | |||
| その他の素材のカラー | 茶系 | |||
| メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
| 目立つ傷 | 年代なり | |||
| 交換・改造 | 少ない | |||
| 実用性 | あり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ｓ | |
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合 計：0円
