イングランドオーク ウィローボウシート ウィンザーキャプテンチェア アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
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OC0056
イギリス
1880年代 イングランドオーク ウィローボウシート ウィンザーキャプテンチェア
| サイズ |
幅 700mm 奥行 710mm 高さ 780mm 座面高 525mm 肘掛高 700mm 座面奥行 530mm ※ 詳しいサイズは、こちら | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
今から150年ほど前、19世紀ヴィクトリアン末期のイギリスで製作された
英国伝統家具ウィンザースタイルのデスクチェアです。
19世紀後半頃から”オフィスチェア”として広く親しまれている、
イングランドオーク製アームチェアになります。
座面が広く、体に自由度があり、ゆったりとした座り心地が、
長時間のデスクワークには最適。
一方で、奥行の広いクッションシートですので、
オットマンなどと合わせてラウンジチェアとしてもお使いいただけます。
そもそも、古くは”スモーカーズボウ”と呼ばれるウィンザーチェア、通称“キャプテンズチェア”も、
デスクチェアとして使われていましたが、どちらかといえば、
重くどっしりとしたこちらのようなキャプテンチェアはラウンジチェア向き。
20世紀に入り、オフィス需要が高まったことで、デスクチェア用途のウィンザーチェアは
もう少しデスクチェアとして機能的なデザインが求められるようになり、
現代に近づくにつれ、スリムで軽快なデザインに変わっていきました。
こちらは19世紀当時のオフィスチェアとして、まだまだ主流だった旧来型デザインのアームチェア。
スモーカーズボウから派生した当時の王道モデル、といって良いかと思います。
重厚なイングランドオークのフレームは非常に強固でありながら、
スプリング&馬毛のクッションシートはとても安楽的。
座った印象は、がっしりとした耐久性の高い構造をかんじるもので、
そのあたりは英国伝統のスモーカーズボウ譲りですね。
デザイン的にも、コンテンポラリーなモノトーンのウィローボウを使用した椅子生地のアレンジで、
現代モダンにもマッチするシンプル&力強いデザインがとってもいい感じ。
パーソナルチェアとして一生ものの椅子、といってよさそうですね。
きっと長年のパートナーとしてお役に立てる1脚になることと思います。
全身にまとう「虎斑杢」(とらふもく。トラ柄の杢目です)は、
質の良いイングランド・オークの証し。
新材では見ることのできない稀代の銘木。
これもまた、アンティークならでは、ですね。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
19世紀後半に製作された、イギリスの古いカントリーオフィスチェアです。
150年以上経過したジェニン・アンティーク(真の骨董)です。
色に深みがあり、経年の「味」が出た素晴らしいアンティークチェアです。
人工的なエイジング技術では絶対に不可能な風合いです。
素材はオーク(ナラ材)。
虎斑杢(とらふもく。トラ柄の杢目)が独特の、イングランド産オーク材と思われます。
今では入手不可能な銘木です。
座面は長時間の着座に適したクッションシート。
かなり愛用されていたと思われ、交換が必要な状態でした。
元のシート生地は赤系のパイル地。
クッションシートは、昔ながらのコイルスプリングに馬毛の詰め物でした。
アンティークらしい仕様。
できるだけオリジナルの仕様は変えずに、現代でもお使いいただけるように再生をいたします。
フレームのコンディションですが、入荷時、接合部のゆるみ程度は見られましたが、
古いカントリー系ワークチェアとしてはまずまずグッドコンディションと思われました。
基本的なメンテナンスをしっかり行えば、これからも長くお付き合いいただけそうです。
とはいえ、外観については、形状のダメージこそなかったものの、
塗装面がちょっと残念な状態。
ということで、リフレッシュ塗装をメインに、基本メンテナンスをしっかりと行ってまいります。
まずは構造補修から。
一通り組み直し、又、締め直しを行いました。
実用家具として安心してご使用いただける状態です。
脚はがたつきやぐらつきもなくしっかりとしています。
日常で使われてきた古いワークチェアやラウンジチェアは、オーナー様の体型に合わせ、
脚先がカットされたり、あるいは長年の使用で、床に擦れて摩耗し、
脚先が削れて短くなっていたりすることもありますが、こちらのチェアに関しましては、
前脚にキャスターがつけられていました。
デザイン的に見て、これは後年につけられたものと思われましたので、
キャスターは撤去することにいたしました。
つくられた当時の状態に戻します。
座面高は525mmとちょっと高めにみえますが、クッションシートの頂点での計測ですので、
実際にはだいたいクッションが沈んで470mmくらいで、平均的な日本人のデスクチェアとしても
それほど高くはなさそうに思えます。
座面と背の角度のバランスも良く、座るととてもしっくり感じていただける着座姿勢ですが、
座面の奥行きが深めですので、デスクワークをバリバリこなすオフィスチェアというより、
ゆったりくつろぐラウンジチェアとしての傾向が強いチェアだと思います。
まあ、どちらにしても、この品質の高さからして、
きっと一生ものの「マイチェア」としてご愛用いただけることでしょう。
さてレストアの話に戻りますが、塗装面は前述通り、かなりくすんだ感じの塗装面でしたので、
古い塗装は剥がしとり、チューダー朝のウィンザーチェアらしく再塗装することといたしました。
アルコールやサンドペーパーなどで塗面はしっかり調整。
ただ、木肌はまれにみるほどの美しい古艶が乗った状態でしたので、艶を失わせないよう、
細かい目でポリッシングをします。
また、完全にまっさらにしてしまうのではなく、時代感も残しつつ磨き上げていきます。
その後、英国直輸入のオイルステインで色調整をします。
もともとダーク目な色合いでしたので、同程度の色合いに整え、入荷時の「黒光り」を再現します。
フィニッシュは環境にやさしいシェラックニスで仕上げてあります。
その他、小傷は年代なりに存在しますが、この椅子の雰囲気や価値を損なうモノではないと思います。
経てきた長い歴史をお感じいただけるとても良い風合いと思います。
仕上げはクッション再生と椅子生地交換です。
底面をあけ、まずはエアダスターでほこりのたたき出し。
詰め物の馬毛は、永久に使えますので埃をたたき出した後、ほぐして元に戻します。
スプリングも向きをそろえて結び付け、クッションの形状を整えます。
ただ、コイルスプリングと馬毛だけでは現代感覚ではちょっと触感が荒いので、
表面に現代のウレタンシートをもう1層追加します。
良いクッションシートの着座感になりました。
椅子生地にはハードな仕様にも耐えられるように、厚手の織生地の中から選ぶことにいたします。
ほぼ同時代にデザインされた、人気の輸入生地、モリスのウィローボウをセレクト。
その中でも限定品の”ピュア・モリス”シリーズ、
「FB0239 モリスMorris Pure Willow Boughs Weave 236643」をお合わせいたしました。
シックなグレー地にライトグレーの「柳の葉」が、アールヌーヴォー風のスモーカーズボウのフォルムに
とても良く似合っているものと思います。
淵飾りは共生地でリボンを製作。
真鍮の太鼓鋲で外れ留め、兼アクセントをつけています。
以上、全身しっかりと隅々までメンテナンスして丁寧に仕上がっております。
全体の仕上げには英国直輸入、天然の蜜蝋ワックスで隅々まで磨き上げました。
艶も馴染み、更に上質で良い雰囲気になっております。
なかなかこれほどのコンディション&クオリティのヴィクトリアン・オフィスチェアには出会い難いものと思います。
担当修理職人から自信を持ってお奨めさせていただきます。
(Restorer/YD)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
イングランド・オーク無垢のずしっとした「本物」の質感が最高の逸品です。
しかも初めて見るのに、ず～っと付き合ってきたような、
そんな親しみもわいてきます。
定番のキャプテンチェアのカントリーチックなスタイリングとは一味違って、
ちょっとレトロ・モダン風。
モリスのウイローボウを装ったバランスの取れた秀逸なデザインは、とても好感の持てるルックスです。
・・時代を超えたグッドセンスですね。
クラシカルはもちろん、モダン、カントリー系にもあわせやすく、
永くお付き合いいただける間違いのない椅子だと思います。
背あてから続く、ちょっと長めの無垢材削りだしアームレストは、立ったり座ったりがしやすいオープンアームで、
アンティーク感覚の馬毛&馬毛クッションシートはコシがありながらも柔らかく、
ゆったりとおくつろぎいただくのにぴったり。
状態も良く、カジュアルに、ヘビーに、毎日使える頼もしい椅子です。
アンティーク初心者の方にも安心してお使いいただけるお品だと思います。
ぜひ150年物のアンティークとして、次の世代に引き継いでいただくまで、
長くご愛用いただければ幸いです!
なかなか入荷の見込めない貴重なパーソナルチェアです。
この機会にぜひご検討下さい!
(Sales/YM)
★EXTRA PHOTO
↑お届け前に底張り(底面の布地)をお張りいたします。
↑お届け前に底張り(底面の布地)をお張りいたします。
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スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | イングランドオーク ウィローボウシート ウィンザーキャプテンチェア | |||
| 品番 |
OC0056
|
管理番号 | LC34-20_0819 | |
| 販売価格（税込） | 110,000 円 | 在庫数 | 0 | |
| サイズ |
幅 700mm 奥行 710mm 高さ 780mm 座面高 525mm 肘掛高 700mm 座面奥行 530mm ※座面高はクッションシートの頂点で計測していますので座るとスプリングの沈み込みがあります。 | |||
| 送料ランク・重量 |
Cランク 送料目安：7,535円～13,035円
（沖縄 18,865円）
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ |
椅子/Chair
＞ アームチェア
椅子/Chair ＞ オフィスチェア/デスクチェア |
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| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1880年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | シェラックニス＆ワックス仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1880年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | マホガニー | |||
| 主要素材の材質 | 無垢材 | |||
| 主要素材の等級 | Ｓ級 | |||
| 商品の無垢率 | 90％以上 | |||
| カラー | ダーク系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | 布 | |||
| その他の素材のカラー | 紺系 | |||
| メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
| 目立つ傷 | 少ない | |||
| 交換・改造 | 少ない | |||
| 実用性 | あり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ｓ | |
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商品数：0点
合 計：0円
