HC0501 イギリス 1940年代 クオリティゴールデンオーク スピナーズチェア
サイズ |
幅 340mm 奥行 340mm 高さ 930mm 座面高 310mm 座面奥行 245mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
20世紀中盤、イギリスで製作されたコレクションアイテム、“スピナーズチェア”です。
スピナーズチェアとは、そもそもの起源は古く、
中世のヨーロッパ、ゴシック期からルネッサンス期以前にまでさかのぼります。
もともとは実際に作業で使用する「糸紡ぎの椅子」だったようですが、
当時の教会の「飾り椅子」にそのデザインが取り入れられ、
現在のコレクション的”スピナーズチェア”の原型が作られ始めたといわれています。
その後、スピナーズチェアの特徴である、細長いフォルム、板状の背もたれ、低い座面、
といった要素を維持しつつ、古典様式の文様や装飾、家紋などを盛り込みながら、
どんどんとその装飾性が増していきました。
”ミルキング・スツール(乳しぼりの椅子)”などと同じ系譜の椅子、ということになりますね。
今では椅子好きのアンティークファンの方なら、皆が欲しがるコレクションアイテム。
何といっても、かつての腕利き職人たちがデザイン、素材、製作技術に徹底的にこだわり、
プライドをかけて製作した作品ばかりですから、期待外れのスピナーズチェア、
なんてものは存在しません。
どれもこれも、アンティーク上級者をうならせる個体ばかりです。
もちろんこちらのスピナーズチェアも、その例に漏れることはありません。
ゴールデンオークの素材品質、レリーフの技術、フォルムのバランス、
構造の合理性など、
・・本当に素晴らしいです。
何よりも驚かされるのは、意外に座り心地が良いこと。
実用家具としての「黄金比」も踏まえつつ、特異なデザインを成立させている技量には、
この製作者の特別な才能を感じざるを得ません。
普通は製作者の「銘」が座裏に彫られているものですが、
こちらには何か、製作者を示しているシンボルマーク?のみ、貼り付けられています。
「銘」ではなく、「図」にするところなど、この辺りの感性は、
比較的現代人に近い感覚の製作者かな、と思わせられますね。
とにかく、一作入魂で作られたことがひしひしと感じられる逸品です。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
コレクタブルズアンティークとしても、実用(?)アンティークとしても
完璧!と申し上げて良いと思います。
それほどパーフェクトな高級骨董品です。
素材はオーク。
もちろん、イングランド原産のゴールデン・オーク、総無垢です。
しかも、この艶からもお分かりいただけるかと思われますが、
繊維のみっちりと詰まった、非常に硬く狂いのない材を使用しており、
このチェアを作るために相当に材を厳選していることが伺われます。
一枚板の座面、ストレートな脚、細身の板の背もたれなど、無垢材特有の微妙な反りなど、
生じてもおかしくはなさそうですが、予想に反して無垢の変形は皆無。
素材品質の良さに加え、構造的にも、製作技術面でも、一級のスキルを持って製作されていることが伺われます。
構造はとてもシンプルで、逆にシンプルにすることで強度を保持しているようです。
背と座は古くからの“ペグ”で固定する、ほぞや木釘を使用しない構造。
脚は「四方転び」という角度のつけられた伝統工法。
良い材、贅沢な木取り、そしてシンプルかつ確実なトラディショナル・ジョイント・・、
つまり、古くからの経験に基づいた理想的な椅子、というわけです。
しかも当店で入荷した時から、このコンディションの良さ。
コレクターズアイテムですから、大切に扱われてきたのでしょう、
コンディションが良いのは当然といえば当然ですが、仮に多少のダメージがあったとしても、
「味」としてキャラクターの一部になってしまうような性質の椅子ではあります。
ということで、当店では入荷後、傷のチェック、ジョイントのチェック、
彫刻の状態チェック、木肌・塗装のチェック、の各種チェックの後、
クリーニング&ワックスのみ、実施いたしました。
すべてが二重丸◎のコンディション。
特筆すべきメンテナンスは基本的ながたつきチェックぐらいのものでした。
でも、磨けば磨くほど、アンティーク独特の古艶が増していく、
何ともうれしくなってしまう、この味わい深さ・・。
普段よりも入念に磨いておきました。(笑)
持ちやすいし、座りやすいし、インテリア性は高いし、
骨董としても将来価値も期待できる優良物件。
世界中にいくつも存在していない”スピナーズチェア”というコレクションアイテムですので、
きっと、アンティーク上級者の方のご期待に添えることと思います。
担当職人から自信を持ってお奨めさせていただきます。
(Restorer/KB)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
製作者は不明ですが、もし現代に生きておられたら、
きっと非凡な家具デザイナーになられたことと思います。
それほど本当に素晴らしいクリエイティビティ。
デザイン、コンストラクション、プロダクトスキル、
すべてがトップクラスの工芸品と評価しております。
しかも、細い板状の背もたれに持ち手があったり、
しゃがんで作業しやすい30cm前後の座面高だったり、と、
”スピナーズチェア(糸紡ぎの椅子)”としての実用家具のアイデンティティは絶対にはずさないぞ、
という、職人気質のクラフトマンシップも感じられて、とても好感が持てます。
ハイクオリティに「魂」まで盛り込まれ、
究極の域にまで達しているスーパープレミアムチェア・・。
「無銘の名作椅子!」にふさわしい、
次代へ引き継ぐべきアンティーク・コレクションです。
おそらくこれからの人生で二度とお目にかかることはないでしょう、
希少なスピナーズチェアです!
エントランスに鎮座させれば、インテリアのアクセントにも、雰囲気の演出にも、
ちょっとした実用的な腰掛けにも、さまざまにお役立ていただけることと思います。
ぜひご検討はお早めにお願いいたします!
(Sales/HR)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | クオリティゴールデンオーク スピナーズチェア | |||
品番 |
HC0501
|
管理番号 | LC39-4_1019 | |
販売価格(税込) | 55,000 円 | 在庫数 | 1 | |
サイズ |
幅 340mm 奥行 340mm 高さ 930mm 座面高 310mm 座面奥行 245mm ※幅は前脚先の幅です。座面幅は240mmです。 | |||
送料ランク・重量 |
Bランク 送料目安:4,400円~7,040円
(沖縄 10,010円)
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ |
椅子/Chair
> サロンチェア/ホールチェア
無銘の椅子コレクション/Premium Chair Collection > 無銘の名作椅子 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1940年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ワックス仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1940年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | マホガニー | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | S級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ライト系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
目立つ傷 | 少ない | |||
交換・改造 | 少ない | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | S |
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