CL0021 ドイツ 1930年代 キンツレKIENZLE オールドアラームクロック
サイズ |
幅 125mm 奥行 60mm 高さ 118mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
かわいいキンツレKIENZLEの目覚まし時計です。
ベルの鐘がケースの外側に出ているデザインは、一般的に第二次大戦前後(1930~50)につくられたモデルといわれています。
こちらはベルが2つついた“ダブルベル”型の大音量モデルです。
当時としてはかなり小型・軽量モデルだったようです。
ちなみに、今週もう一つご紹介させていただいたユンハンスJUNHANSの目覚ましは戦後の発展期(1950~60)のもので、
ベルはケース内に格納され、さらに小型化されています。
この後、60年代以降、目覚まし時計は機械(ゼンマイ)式から電気式へとムーブメントの主流が変わり、
そしてまた、アラームはベルからブザー(電子音)へ、表示はアナログからデジタル表示へと進化していくことになります。
これは身近な出来事ですので、もうご存知ですよね。
この2つの時計について考察しているだけでも、20世紀の時計の歴史が、
大雑把ですが理解できて、とても楽しく、興味深いアイテムでした。
ということで、こちらのキンツレは「現代目覚まし」のルーツに当たるモデル、ということができそうですね。
でも、今でもこのベルが外側に飛び出したデザイン(「へそ」型と呼ぶそうです)は時計屋さんで見かけられます。
きっと、「目覚まし」としてわかりやすいのでしょう、
いや、絶対寝過ごすことがなさそうで安心できるのかな?
時代を超えた永遠のデザインです。
尚、鐘を打つ「打ち玉」と呼ばれる小さな金づちは、通常、丸い円盤型をしていますが、
こちらのキンツレではハンマーのカタチをしています。
このことから、この時計は1930年よりももう少し古い時代に作られたものか、
あるいはその時代の上級モデルだったものなのかもしれません。
何はともあれ、アールデコ前後(1920~40)のアンティークがお好みの方でしたら、
ぜひお勧めしたいアンティーク・インテリアです・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
「古時計」の場合、外観のコンディションは家具同様にお伝えできますが、
内部の機械については状態をお伝えすることは難しいので、
おおむね以下の4レベルを目安としていただければ、と思います。
1.オーバーホール済みのもの
2.近年、オーバーホール歴が確認できるもの
3.オーバーホール歴は確認できないが本来の機能が動作確認できるもの
4.本来の機能が確認できないもの(ジャンク品)
※オーバーホールとは分解・清掃・給油などの専門作業を指しています。
※また「本来の機能」とは現代の感覚によるものではありません。
1日の時間誤差が±5分程度あったり、アラームの音が経年で変化していたとしても、
常識の範囲内と思われれば、それは「本来の機能」を有しているものとご理解をお願いいたします。
このキンツレに関してはレベル2にあたります。
近年に内部清掃が行なわれていて、日差(24時間の誤差)はほぼ±1分程度まで調整されています。
稼働時間はフルにゼンマイをまいて2日程度稼働を確認しています。
といっても、1分1秒を争う、お仕事などでの重要なアラームとしてはお使いにならないでくださいね。
あくまでのんびりとスローな時間を楽しむものとして・・。
外観は入荷時、かなり腐食(さび)が進んでいました。
この機械の状態で外観も良好ならばかなりの高値がついたモデルと思われますが、
まあ、好みもありますが、腐食もちょっと度が過ぎているのではないかと・・。
ということで、家具の取っ手など、「金物磨き」で培ったデニムのノウハウで、
このキンツレ、全身磨き上げさせていただきました。
素材については推測の域を出ませんが、ケースはニッケルのような素材に
カッパー(銅)メッキが施されていました。
背面は真鍮メッキです。
デニムで大量にストックしているアンティークキーなどのニッケル素材とよく似た雰囲気ですので、多分そうなのでしょう。
入荷時は「こげ茶色?」にペイントされているのかと思いましたが、
磨いているうちに、みるみるピカピカのカッパー色に!
ただ残念ながら、腐食がかなり進んでいて、特にベルの部分の腐食がひどく、
上部はほとんどメッキを剥がさざるを得ませんでした。
それでも特にケース部は銅メッキ部分を残したかったため、腐蝕落としと銅メッキを両立させる、
微妙なバランスまで慎重に作業させていただきました。
これで当時の面影は取り戻せたのではないかと思います。
完全にメッキを落としてピカピカに仕上げるポリッシュ仕上げや
別の色にカラーリングしてしまうカスタム仕上げも良いですが、
まずは本来の姿を見ることが基本ですからね。
尚、文字盤は比較的きれいですが、針には多少錆びつきがあります。
ただ夜光塗料はまだ利いていましたので、針は磨いていません。
内外ともにかなり手のかかった逸品です。
長くご愛用いただければ幸いです。
(Restorer/YM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
人気のキンツレーのアンティーク時計です。
こちらは、ちょっとレアな目覚まし時計です。
クラシックにはもちろん、モダンなインテリアに置かれても、
素敵な空間を演出してくれそうです。
状態も、ご覧のようにアンティークとしてはきちんと手入れをされ、
大切に扱われてきたことが伺われるもので、
また当店でも十分手を入れさせていただいておりますので、
アンティークアイテムとしてはエクセレントなコンディションとなっております。
なかなか見つけにくいアンティークのアラームクロック、
カジュアルプライスでご案内いたします!
ぜひ、この機会にご検討ください!
(Sales/TJ)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | キンツレKIENZLE オールドアラームクロック | |||
品番 |
CL0021
|
管理番号 | Lot12-10_0407 | |
販売価格(税込) | 14,700 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 125mm 奥行 60mm 高さ 118mm ※文字盤は幅95mm×高さ95mmです。 | |||
送料ランク・重量 |
30kgサイズ 送料目安:1,404円~2,602円
(沖縄 3,844円)
ヤマト便による配送:日時の指定はできません。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 装飾品/Decor > 掛け時計/置き時計 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | ドイツ | 年代 | 1930年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ポリッシュ仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | ドイツ | 年代 | 1930年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | 真鍮 | |||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 多い | ||
目立つ傷 | あり | |||
交換・改造 | 少ない | |||
実用性 | 年代なり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | A |
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