HC0364 イギリス 1860年代 ミッドヴィクトリアン ウォルナットバルーンバックチェア
サイズ |
幅 465mm 奥行 490mm 高さ 865mm 座面高 465mm 座面奥行 360mm 座枠高 410mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
今から何と!150年以上前、英国ヴィクトリア女王治世下“ミッド・ヴィクトリアン”のイギリスで製作された、
見事なカービング(彫刻)のパーラー(客間用)チェアです。
※こちらのチェアは2脚ペアで入荷いたしました。
なんという、優美なプロポーションなのでしょうか・・。
エレガントかつ柔らかな曲線を描くフロントレッグライン、
見事な調和を見せるスプラット(背)&バックレッグのデザインバランス、
サーペンタイン(波型)・フォルムのシート・・。
誰が見てもご納得いただける、最高級の様式デザインだと思います。
そして何より、19世紀の「匠」が仕上げたトップレイル(背もたれ上部)のオーナメント、
さらにフレンチスタイルの“ヴィクトリアン・カブリオールレッグ”(獣脚)・・、
数あるアンティーク・バルーンバックチェアの中でも一級の仕上げぶりです!
そして、アンティーク上級者の方ならご存知の通り、
素材のウォルナットは、現代のアメリカ産ブラックウォルナットとはまったく異質な、
ヨーロッパ産のサーカシアウォルナットと呼ばれる銘木です。
主に黒海周辺で産出されていたというこの独特の艶を持つウォルナット材は、
ローズウッドのような硬さとキメの細かさを持ち、中米産のマホガニーのように、
歳月を重ねれば重ねるほど、艶が増すという独特の性質を持っています。
質実ともに最高級のアンティークとご紹介させていただきます。
ところで専門的な話になりますが、
ヴィクトリア期、特に中期の“ミッド・ヴィクトリアン”と呼ばれる時代の家具デザインは
バロック様式やゴシック様式の入り混じった折衷型といわれておりますが、
この独特な、背が気球の形をした“バルーンバック”と呼ばれるタイプのチェアは、
ちょうどこのミッド・ヴィクトリアンにつくられ始めた、この時期オリジナルのチェアデザインになります。
その後、このデザインのチェアは定番のチェアスタイルとして、現在でもつくられるなど広く普及していきましたが、
その原点の、“オリジナルモデル”とでも呼ぶべきバルーンバックチェアは、まさにこの時代のこの椅子なのです。
・・感激ですね。
文字通り、このチェアこそ、“リアルタイム”で「本物」のバルーンバックチェアなのです・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
1860年ごろ製作のジェニン・アンティーク(真の骨董)です。
年代的には150年以上を経過した相当な年代物ですが、
フレームは年代を全く感じさせない保存状態の良さです。
素材はウォールナット。
それもアンティークだけでしか見ることのできない幻の高級材、
ヨーロッパ産の”サーカシア・ウォルナット”製になります。
年季を経れば経るほど、そして磨けば磨くほど、艶やかに光ります。
カラーは濃いめのミディアムブラウンです。
フレームの接合部分は、その年代が信じられないほどしっかりした素晴らしいコンディションです。
当時のクラフトマンの技術そのままに残されております。
また彫刻やフレームにも大きな損傷はありません。
小さな傷はもちろん年代なりに存在しますが、「味」として表情の一つになっている程度です。
シートはオリジナルです。
張り地はざっくりと編みこまれたプチポワンのようなタペストリーで、
これ自体が貴重なヴィンテージファブリックです。
ベースカラーはお写真では分かりにくいですが、薄いミントグリーン系になります。
状態はユーズドですので多少の擦れや年季は感じますが、生地自体に損傷はありません。
ただ内部のクッションの詰め方が甘かったのか、ちょっと前面の張りが弱くしわが寄っています。
内部に綿などを詰めれば張りを戻すことはできますが、それには一度生地をはがす必要があります。
万が一、はがす際に生地に損傷を与えてしまうと元に張り戻せなくなってしまいますので、
貴重な生地を失うリスクを考え、さしあたって現状にてご案内させていただきました。
内部のクッション自体はしっかりとしていますので、ご利用上には不都合はありません。
しわもユーズドの許容範囲といえば許容範囲程度のものです。
張替えはいつでも可能ですので、まずはカジュアルにお使いいただけるようにと判断いたしました。
現状とはいえ、座面はしっかりクリーニングを行っております。
界面活性フォームを利用して、衛生的にご利用いただけるよう清掃を行っております。
塗装面では、英国製のオイルステインで色調整後にシェラックニスで仕上げてあります。
元のつくりが良く、また当店でもしっかりとメンテナンスを行なっておりますので、
強度上の問題はなく、実用アンティークとして安心してご使用ください。
仕上げのワックスには英国直輸入の天然蜜蝋ワックスを使用しております。
自信をもってお勧めできる、エクセレントクラスのアンティークチェアです。
(Restorer/TE)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
素敵なアンティークチェアが入荷しました!
とても優美なプロポーションのバルーンバックチェアです。
フレームの曲線、全体のバランス、細やかなレリーフ・・。
全てが素晴らしいです。
バルーンバックチェアといえば、高級アンティークの定番ですが、
こちらの商品は、そのバルーンバックの中でも上位クラスに位置づけられる椅子だと思います。
1860年代につくられたというオリジナル性、グッドバランスなデザイン性、
大切に扱われてきたことが伺えるクオリティ、当店が精魂こめて仕上げたコンディション・・。
高価なチェアですが、それでも将来的にも価値を失わないアンティークチェアですから、
長い目でお考えいただければ、決して高すぎる価格ではないと思います。
プチポワンのようなタペストリーの張り地も素敵です!
次代に引き継いでいくべき無銘の名作椅子です。
ぜひこの機会にご検討ください!
(Sales/TJ)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | ミッドヴィクトリアン ウォルナットバルーンバックチェア | |||
品番 |
HC0364
|
管理番号 | LC14-3_0223 | |
販売価格(税込) | 44,100 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 465mm 奥行 490mm 高さ 865mm 座面高 465mm 座面奥行 360mm 座枠高 410mm ※座面高はクッションの頂点で測っておりますので座ると沈み込み幅がございます。 実際に座られた際の座面高は座枠高+αとお考えいただいた方がよろしいかと存じます。 | |||
送料ランク・重量 |
B/2ランク 送料目安:4,400円~7,040円
(沖縄 10,010円)
らくらく家財宅急便による配送:同ランクの椅子をもう1つ同梱できます。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ |
椅子/Chair
> サロンチェア/ホールチェア
無銘の椅子コレクション/Premium Chair Collection > 無銘の名作椅子 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1860年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ステイン&フレンチポリッシュ仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1860年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | パイン | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | S級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ミディアム系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | 布 | |||
その他の素材のカラー | 緑系 | |||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
目立つ傷 | 少ない | |||
交換・改造 | 少ない | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | A |
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