SB0358
イギリス
1860年代 アルティメットクオリティ ヴィクトリアン マホガニーシフォネア
サイズ |
幅 2130mm 奥行 760mm 高さ 1680mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
英国19世紀半ば、“ヴィクトリアン”の時代に製作された、マホガニー総無垢の “シフォネア”になります。
およそ150年ほど前の家具になります。
かつてデニムが入手した家具の中でも、単品の家具としては、最高級クラスの家具になります。
ヴィクトリアンのシフォネアとは、ミッド~レイト・ヴィクトリアン当時、
上流階級の間でとても人気のあったフランス風サイドボードです。
今でもその頃のコレクティングファニチャー(収集品の家具)として、
高級骨董のオークションなどではさまざまなデザインのシフォネアを見ることができます。
そもそもシフォネアといえば、宮廷家具や貴族階級の家具の代名詞。
現代感覚では必要以上に装飾過多なものがほとんどなので、室内を飾る調度品のひとつ、
とお考えの方も多い事とは思いますが、実はこれこそが究極の「実用家具」。
少し家具の知識をお持ちの方であれば、そのデザイン、素材構成、構造に
腰を抜かさんばかりの衝撃を受けられる事と思います。
最良の意匠を、最高のマテリアルで造型し、利便性を損なわない設計で、
1世紀以上変わる事のない耐久性を成立させているのです。
つまり、ハンドメイドでつくられる家具の中で、考えうる究極の家具、ということ。
すなわち、家具が機械生産が主流になる以前、手工業の時代が最もすぐれた家具がつくられていた時代だとすれば、
人類の歴史上、最高の家具がヴィクトリアンのシフォネア、といっても過言ではないのではないかと思います。
要するに全て1台1台のシフォネアが、クルマの試作車と同じようなもの。
もちろん何十億円という投資が必要になるクルマの試作ほどではありませんが、
当時のシフォネアを現代に再生しようと思ったら、100万円200万円レベルの費用では間違いなく再生は不可能です。
こちらのシフォネアについても、まさにそんな「骨董芸術家具」の一つ。
品の良い19世紀ネオ・ロココの彫刻を身にまとい、天飾り(バックボード)からサイドキャビネットまで、
見事な”サーペンタイン”(ロココの波型)のシルエットを見せるこの全体のフォルムは、
何と、全てが”スパニッシュマホガニー”の総無垢で構成されてます。
ほんの板きれ1枚でも数万円するという、現代の最高級マホガニー、”ホンジュラスマホガニー”。
そのホンジュラス産が中級クラスだった時代に、最高とうたわれていたマホガニーがスパニッシュマホガニーになります。
別格の素材品質です。
現代では「フラッシュ家具」という中空の製作技術で、厚みのある曲面構成の扉などを量産する技術が開発されていますが、
こちらの曲面構成は、実直な無垢の削りだし。
ひとつひとつ手作りです。
しかも、そのずしっと重い重厚な扉4面、およびフレームやバックボードには、
スパニッシュマホガニーの中でもさらに最良の素材、クロッチマホガニーの化粧材が全面に張り込まれています。
信じられないほどの贅沢さ。
薄くスライスされた化粧材とはいえ、これだけ広い天板面に、全面一枚の大判を敷き詰めるとは、
いまだかつてデニムでも記憶にありません。
バックボードには、シンメトリー(左右対称)の化粧材が張り込まれています。
こちらもすごい。
もちろん、彫刻はすべてマホガニー無垢削りだしのモールド。
その造形テクニックもパーフェクトです。
もちろん家具としても、貴族家具として申し分のない最高級仕様。
向かって左の収納にはターンテーブルがあり、右側には同様に、ターン型のボトルストッカーが設定されています。
それだけでは驚く事ではないかもしれませんが、何とそれらが収納されているスペースは、
それらの円形パーツにピッタリの、曲面仕様の内壁となっているのです。
見てビックリです。
ここで家具に詳しい方なら、こんな波型フォルムの中に円形収納をつくるなんて、
いったいどんな設計になっているのか、まず疑問に思うところでしょう。
その答えが、前述しましたかつての究極のハンドメイド家具、ということ。
具体的には申し上げませんが、一枚一枚、板を切り合わせて、まさに試作品のように工夫して仕上げているのです。
・・エクステリアはまさに芸術品。
実用家具としてもユーティリティ性は高く、利便性は非常に高いパッケージングです。
アンティークとしても良い歳月を経てきていて、中米産マホガニーらしく、
素晴らしい色つやに育ってきています。
本当に非の打ちどころがありません。
きっと将来にわたっても、長く愛着をもってお伴していただける家具かと思います。
ぜひ次代へと引き継いでいっていただきたい、紛う事なき人類の「文化遺産」です・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
アンティークならではの素晴らしいデザイン性をもつ、ヴィクトリアンメイドのシフォネアです。
約150年の歳月を全身隅々に感じる、とてもハイグレードなアンティークです。
素材は、最高級のマホガニー無垢製。
背板や底板、構成材なども同様のマホガニー総無垢。
強度が必要な部分だけはオーク材も使用されていますが、いずれも全てが最高級の総無垢仕様。
総無垢の家具ながら目立ったダメージも起こしておらず、かなり高度な設計技術に基づいて製作されています。
19世紀の最上級家具です。
装飾以外は全体的にシンプルな印象を受けますが、ちょっと家具に詳しい人が見れば、
驚くほど、各所に手間がかかっていることがわかります。
例えば、扉や引き出しの前板フォルム。
現代のようなフラッシュ(中空)やプレスの合板ではありませんよ。
厚い無垢材が削り出され、そのS字曲面のベースに、最高級材クロッチマホガニーの化粧張りが曲面蒸着されています。
とても贅沢なつくりです。
各所に配されたハンドメイドのカービング(彫刻)、扉の羽目板、土台の台輪、
バランスの良い天飾りのバックボード、と、いずれも究極のテクニックで、
ひと手間もふた手間もかけられた仕様となっています。
また、構造面でもしっかりと設計されています。
総無垢で150年も経っている家具ですから、当然、木の収縮などは起こっておりますが、
設計が良いため、致命的と思える欠陥はどこにもありませんでした。
とはいえ、総無垢で1世紀半近く前という状況のアンティークですから、
入荷時、構造的にも、外観的にも、それなりに手を入れなければいけない状態ではありました。
特に色あせと汚れが見た目を悪くしている状況。
メンテはまずクリーニングから取りかかりました。
まずは内部を掃除するためには、この巨体を分解する事から始めなければなりません。
収納スペースにはターンテーブルやボトルストッカーなどのパーツも装着されていますし、
これらは外さないとパーツの洗浄はできません。
収納部の内壁の塗装も不可能です。
しかし、どうもこのシフォネア、そのようにパーツが簡単にはずすことができたり、
分解して掃除ができるような目的では設計されてはおりません。
あくまでしっかりとした強度耐久性を優先させているようでした。
そこで、デニムでは、おそらくはあと200年は生き続けるであろうこの家具を、
メンテナンス性を少し良くする改造を施す事に致しました。
といっても大したことではないのですが、この下台(サイドキャビネット)側の大きな天板を、
接着固定からビス留めに変更させていただきました。
この大きな1枚板の天板がしっかりくっついている事で、
この大きな総無垢の躯体が変形なくしっかりとしていたようにも思われますが、
天板が外せれば現代の家屋でも搬出入が容易になりますし、中のパーツが汚れても、
普通の家具屋さんでも取り出してクリーニングをする事が出来るようになります。
メリットの方が多いと思われましたので、天板は接着せず、ビスを抜けば天板を外せるようにしておきました。
そのため、移動時に天板を持つと重みでビスが抜けたりする事があるので、
土台付近を持つようにしてくださいね。
さて、躯体構成を見ながら分解をしていましたので、結局、解体には数日を要しました。
分解後はエアーダスターで時間をかけて掃除をし、逆さまにひっくり返して、
脚の裏から徹底的に行っております。
落ちにくいような汚れについては、サンドペーパーで削り落したりもいたしました。
この掃除だけでも数人の職人で1人あたり1日以上の作業時間がかかっています。
構造面では脚のぐらつきやガタつきはなく、とてもしっかりしていました。
特に締め直しの必要な箇所はありませんでしたが、古い無垢の家具なので、
念のため程度には締め直しを行っております。
しかし、フラットな天板はキズ、シミ等が多くみられましたので、剥離して再塗装をする必要がありました。
サンディング処理で旧塗装を全てはがし取り、150年前のまっさらな状態に戻しています。
とてもきれいな赤みの強いマホガニーの地肌があらわになりました。
そして前面や側面との色合いに不自然さが出ないよう、英国直輸入のオイルステインで色調整をし、
環境にやさしい天然樹脂製シェラックニスで仕上げ調整をいたしております。
元のマホガニーの質が良いため、塗装後も特に違和感なく綺麗に仕上がったと思います。
天板以外の箇所も全面塗装いたしました。
ただ、傷などはあまりなく、乾燥や退色だけの問題でしたので、各面、英国製のオイルステインで色合わせを行い、
艶合わせ程度にニス引きを行いました。
より一層、高級アンティークらしく仕上がりました。
天飾りについては、元よりミラーバックボードではなく板張りです。
こちらも躯体側と同色に塗装させていただいております。
扉の開閉は入荷時より調子良く、問題なく動作しています。
ただし、1ヶ所、ドアヒンジが欠損していたため、真鍮板を使って同様のものを製作しています。
特殊なヒンジで、今では入手できないものです。
見た目は試作品レベルのものですが、特に見えない部分ですので気にはならないかと思われます。
機能的には問題なくご利用いただけます。
鍵もロックアンロック可能な状態です。
おそらくこのロックは150年前のオリジナルではないかと思います。
こちらもオリジナルのキーが欠損していましたので、「CR0038 真鍮キャビネットキー70」で合鍵を作製いたしました。
もちろん鍵をはじめ、ヒンジなどの金具類は、全てはずした上で一つ一つ丁寧にオイルメンテや磨き上げを行っています。
とってもピカピカで気持ち良いです。
また右扉の下段には、当時はまだ一般的ではなかったボトルストッカーの引き出しが設置されています。
金属製でおそらくピューター(すず)ではないかと思います。
とてもしっかりとつくられた、回転式の収納ラックで、これなら、入るだけ、
ウィスキーなどの重いガラスボトルも安心して収納できると思います。
150年間、愛用されてきたと見えて、結構汚れておりました。
こちらもかなり時間をかけて磨きあげを行っております。
不潔感は感じられない程度にはきれいになっていると思います。
反対側の左扉には、マホガニー無垢製の2段式ターンテーブルが設置されています。
これも今でもしっかりとした状態で、実用的にご利用可能です。
以上、かなり古い家具になりますが、商品自体には特にご留意いただく点はございません。
ただし、輸送、搬出入、設置には、十分な打ち合わせが必要かと思います。
その点、ご面倒をおかけする事もあるかもしれませんが、何卒よろしくお願いいたします。
最終仕上げには塗装の完全乾燥を待って、全体を天然蜜蝋ワックスで隅々まで磨き込みます。
鈍い古艶がのって、より一層、すごくいい雰囲気になると思います。
150年を経た今も、というよりも150年を経た今だからこそ美しく光る、
素晴らしいトップクオリティのマホガニー無垢のシフォネアです。
デニムが、2か月近くの歳月を費やして仕上げました。
自信をもってお勧めできる逸品です。
(Restorer/YM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
圧倒的なオーラを放つ、まさにスーパーウルトラアンティークの“シフォネア”です。
デニムでも、これほどのアンティークを見た事がありません・・。
とにかく、一目見ただけで、惹きつけられてしまいました。
うっとりするような、優美なスタイリングに、
何といっても全面に施されたクロッチマホガニーの美しい木肌と色艶は、
本当に素晴らしく、まさにため息ものです。
1世紀半もの間、これほどのスタイルと色艶を維持し続けているマホガニーですので、
明らかに「銘木」級であることは疑う余地がありません。
天飾りと扉にはロココの象徴的な“アカンサススクロール”で華麗に装飾されています。
このアカンサスの“モールディング”も同じマホガニー材を使用して削り出したもので、本当に贅沢です・・。
それ以外にも見えない部分にいたるまで上質な材が用いられています。
扉を開けると回転トレーやワインクーラーまで装備されていて、
宮廷家具としか思えない造りです。
大切に受け継がれてきたことが伺われる、とても良いアンティークです。
当店にてメンテナンス済みで安心して日常的にお使いいただけるお品です。
大変高価なお品ですが、高いか安いかのご判断は貴方次第。
一つ言える事は、同じものは決してこの値段では作れませんし、
それ以前に同じ素材を入手する事も不可能です。
きっと将来、ご満足いただける評価を受けることになるはずです。
きっと自慢のアンティークにしていただけると思います。
是非この機会にご検討ください。
(Sales/TJ)
※↑白紙の用紙はA4サイズです。
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商品基本情報 | ||||
品名 | アルティメットクオリティ ヴィクトリアン マホガニーシフォネア | |||
品番 |
SB0358
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管理番号 | lc22-11_0620 | |
販売価格(税込) | 990,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 2130mm 奥行 760mm 高さ 1680mm ※天板までの高さは995mmです。 ※天板有効域は、幅2130mm×奥行635mmです。 ※左側棚サイズは、トレー部分幅425mm×奥行425mm、高さ1段目205mm、2段目205mm、3段目205mmです。 ※中央棚サイズは、幅970mm×奥行580mm×高さ上段305mm、下段335mmです。 ※右側棚の内寸(全体)は幅470mm×奥行480mm×高さ655mm、ワインクーラーは、直径440mm×高さ330mmです。 | |||
送料ランク・重量 |
Gランク 送料目安:30,195円~52,855円
(沖縄 0円)
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 家具/Furniture > サイドボード/カップボード/ドレッサー |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1860年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ステイン&ニス&ワックス仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1860年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ウォルナット | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | 1級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ダーク系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | 金属 | |||
その他の素材のカラー | 緑系 | |||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
目立つ傷 | 少ない | |||
交換・改造 | あり | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | S |
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