AC0379 イギリス 1940年代 ホイールバック エルムシートウィンザーアームチェア
サイズ | 幅 585mm 奥行 585mm 高さ 1015mm 座面高 440mm 肘掛高 715mm 座面奥行 410mm |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
今から70年前、第二次大戦前後の1940年代に製作された、イギリスの古いカントリーチェアです。
“ウィンザー・ボウ”(背もたれが弓形になっている)のデザインに、
”ホイールバック”と呼ばれる「車輪」の飾りのついた伝統的な英国スタイルです。
数あるウィンザーチェアの中でも、こちらは背もたれの素材にイングランドオーク(楢材)の曲げ木が使われた、
骨董的価値の高いホイールバックチェアです。
エルム(ニレ材)の一枚板、サドル型シートもポイントが高いです。
古いアンティークウィンザーチェアですと、素材はエルムやユーウッド製。
量産や安定品質には向かない素材ですが、肌になじんで形状変化する木質が逆に好まれ、
また古い時代ならではの、1点もの仕様ということもあり、骨董マニアの方にはとても好まれます。
一方、現代のリプロダクション(復刻家具)はパインなどが主流で、
加工性の高さや材料のローコスト化を考えればベストな素材と言えます。
実用家具として考えれば、いずれが良い?、ということはなくて、
どの素材でもその時代を反映した最適な材料ですので、お好みで選んでいただければ、と思います。
ただ、骨董としての希少性を考えれば、やはりエルム&ユーなのでしょう。
しかし、今やエルム&オークもすでにほぼ絶滅危惧種。
数十年後には同等クラスのプレミアムチェアとなることはまず間違いなさそうです。
実用性や将来の資産価値を考えれば、もしかするとエルム&オークが、
最も高パフォーマンスな選択なのかもしれません。
使えば使うほどに味わいが増し、使う人の体になじむようにカタチを変えてゆくエルムやユーに対して、
何十年という歳月を目立った歪みや変形も起さず、端正なカタチを維持し続けるオークやビーチ・・。
どちらが良い?
いえいえ、やっぱり、どちらも素敵だと思います・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
1940年ごろに製作された、ウィンザーチェアです。
色に深みがあり、味の出た素晴らしいアンティークチェアです。
人工的なエイジング技術では絶対に不可能な風合いです。
素材はエルムのごっつい無垢材で、座面はもちろん分厚い一枚板です。
背や脚にはオークが使われています。
アンティークならではの最高品質です。
入荷時のコンディションですが接合部のゆるみもあまりなく、グッドコンディションでした。
一般的なメンテナンスでこれからも長くお付き合いいただけそうです。
塗装は全体にくすんだ色調でしたので、美しい木目を活かすよう、
明るめを心がけて再塗装致しましょう。
まずは構造補修から。
もともと緩みやガタつきが少なめですので補強程度に、手際良く進めてまいります。
実用家具として安心してご使用いただける状態です。
続いてクリーニングをしながら気になる小傷などをチェックします。
見つけた小傷はひとつひとつパテで埋めておきます。
座面は縁にアクセントの溝が彫り込まれておりますが、
前方部分では使い込まれ擦れて消えかかっておりましたので違和感のないように復元致します。
このあたりの修復は、その修復士の感性次第。
やる人も入ればやらない人もいます。
それでは塗装の準備にかかります。
黒ずんでしまった旧塗装をできるだけ落とし、本来の色合いに戻します。
全体に統一感を持った色調になるように細部までペーパーを当てる作業は
じっくりと時間をかけて行います。
オイルを拭き込みますと飴色のいい表情となりました。
杢目もはっきりと表れて美しいです。
フィニッシュは英国より輸入しましたシェラックニスで仕上げてあります。
その他、小傷は年代なりに存在しますが、この椅子の雰囲気や価値を損なうモノではないと思います。
経てきた長い歴史をお感じいただけるとても良い風合いと思います。
お届け前には天然蜜蠟ワックスで磨きあげてのお渡しになります。
全身しっかりとメンテナンスして丁寧に仕上がっております。
充分にお勧めできるお品です。
(Restorer/MJ)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
イギリスの伝統家具で定番品の“ウィンザーチェア”です。
あめ色の木肌の色艶がとてもいいですね・・。
アンティークにしか出せない風合いです。
こちらのチェアは“ホイールバック”と呼ばれる背あての付いた形式のチェアですが、
そのカタチは18世紀に流行した“クイーンアン様式”の背もたれ形状に影響を受け、
基本的なデザインが出来たと言われております。
つまり、貴族階級の好んだデザインが、庶民の生活の中に取り入れられたということですね。
しかしながら海を隔てた遠い異国の日本では、和骨董にも不思議に調和するデザインだと思います。
今までイギリス・アンティークにあまりなじみのなかった方にも、おすすめのお品です!
ぜひこの機会にご検討ください!
(Sales/TJ)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | ホイールバック エルムシートウィンザーアームチェア | |||
品番 |
AC0379
|
管理番号 | Lc25-11_0402 | |
販売価格(税込) | 73,440 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ | 幅 585mm 奥行 585mm 高さ 1015mm 座面高 440mm 肘掛高 715mm 座面奥行 410mm | |||
送料ランク・重量 |
Cランク 送料目安:7,535円~13,035円
(沖縄 18,865円)
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 椅子/Chair > アームチェア |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1940年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ステイン・ニス・ワックス仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1940年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | スチール | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | 1級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ミディアム系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
目立つ傷 | 少ない | |||
交換・改造 | なし | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | A |
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