BR0231 イギリス 1880年代 スーパークオリティ ジョージアンスタイルライティングビューロー
サイズ |
幅 960mm 奥行 535mm 高さ 1065mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
最高級のマホガニーライティングビューローが入荷いたしました!
英国1880年代に製作された、チッペンデールスタイルのライティングビューローです。
「アンティークの時代」ならではの品質をもつ、中米植民地産の”スパニッシュマホガニー”。
現代の最高級家具材と言われる”ホンジュラスマホガニー”が中級クラスだった時代に、
最高のマホガニー材とうたわれた稀代の逸材です。
そんなスーパーマホガニーを、天板やライティングボード、ドロワーの前板、側面板、
あるいは内部の棚やミニドロワー、そして見えない背板や底板などの構成材にまで、
至るところに惜しげもなく投入。
超・一級のマホガニーが総無垢で使用されています。
さらに、そんな赤銅色の躯体に彩りを添えているのはクロッチマホガニーと呼ばれる、
独特のリボン杢の現れた化粧張り。
あたかも「さざ波」のような美しい木目が、どのような人工的な装飾よりも、
アンティークファンの目を魅了しています。
さすが「黄金の木」と呼ばれる生粋のアンティークマホガニーです。
デザインもそんな逸材の家具にふさわしい、18世紀「マホガニーの時代」のチッペンデール様式。
製作されたのは19世紀末、ヴィクトリアンの時代ですが、スタイルは古来からの英国伝統様式を確かに継承しているものです。
“チッペンデール”スタイルは、世界初の家具デザイナー、トーマス・チッペンデールに由来するデザイン様式です。
17世紀の英国クイーンアン様式にフレンチ・ロココを取り入れ、デザインが確立されました。
彼はそれまで貴族や特権階級の道楽品だった家具を、生活に役立てられる実用品として設計し、
優雅な美しさと機能性の両立を可能にしたのです。
もちろんまだまだ庶民には縁遠い高嶺の花でしたが、貴族が独占していた「デザイン家具」が、
富裕層クラスにまで普及したのはチッペンデールの功績が大きかった、と言われています。
そんな英国家具史に刻まれたチッペンデール様式。
その伝統デザインを象徴する、”S”字ラインにシェイプされた"カブリオールレッグ(獣脚)"や、
珠をつかむ猛禽類の脚、”ボウルアンドクロウ”のフットスタイル、
幕板を装飾するアカンサススクロール、また下台トップエッジのチップドカービング、
ドロワー前板のサーペンタイン(波型)シェイプ、スクロールデザインの最高級真鍮製スワンネックハンドルなど・・、
枚挙にいとまがないほど、正統的なチッペンデールスタイルを踏襲したとても豪華な仕上げだと思います。
さらに外装だけではなく、ライティングボードの内部構成も素晴らしい。
20世紀に作られた家具としては、驚くほどのぜいたくな造りです。
きらびやかなマホガニー内装のシェルフ中央にはドア付きの収納スペースがあり、
両側には利便性が考慮された、サーペンタインシェイプの4連シェルフと4杯のドロワーが設置。
いずれも外装同様にサーペンタインシェイプで構成されていて、あたかも、
18世紀ジョージアン当時の、本物のチッペンデール家具のようです。
機能性の高さもさることながら、ディティールにまでこだわって製作されていて、
全体的に格式高い宮廷家具の印象です。
明らかに当時の富裕層のためにつくられた優良メーカーによる高価なハンドメイド家具である事がうかがえます。
さらに、この良質なマホガニー無垢の躯体は、1世紀という歳月でもほとんど変形を見せず、
21世紀の現代でも、その美しいプロポーションを変わらずに、しっかりと維持しています。
芸術性、歴史性、実用性、希少性、その全てが備わっている、最高級のアンティークと思います。
一生お付き合いしたい”マイデスク”をお探しのアンティークファンの方に、
ぜひおすすめしたい至高の逸品です・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
100年以上経過しているジェニンアンティーク(真の骨董)、最高級クラスのライティングビューローです。
歴史あるアンティークですが、まだまだ日常的にお使いいただけるパーフェクトなコンディションです。
おそらく、使用環境の良い場所で、定期的にメンテナンスを受けてきたものと思います。
素材はマホガニーの無垢材がほぼ総無垢で使用された構成で、木目も美しく、
つくりの良さを充分感じます。
アンティークとしてのクオリティも最高級に感じとっていただけるレベルにあります。
入荷時より全体的に大きな傷は無く、コンディション良好でした。
また、日常生活で使用されてきた家具としては総じて小傷なども少なめだったと思います。
若干塗装の劣化が見られた以外には、目立ったダメージがほとんどありませんでした。
躯体の前面には、クロッチマホガニーの化粧張りが施されていますが、
1世紀以上の歳月が経過しているのに、浮きや剥がれもなく、蒸着技術も高いです。
全体的にエクセレント級の状態でしたが、何分19世紀末の古い家具です、
デニムでは安心してお使い頂けるように、基本的なメンテナンスをしっかりとした上で、
外観のリフレッシュに重点をおいてメンテナンス致しました。
まずは構造点検から。
定期的なメンテナンスを受けてきたことがうかがわれるかのように、接合部はしっかりとしていました。
ほぼノーメンテでも問題のない状態でしたが、より長くご愛用いただけるよう、
脚周りや躯体の一部には増し締めをしておきました。
より一層安心してお使いいただけると思います。
尚、総無垢の躯体ですので、重量はかなりありますが、しっかりとした硬質な無垢の脚なので、接地は安定しています。
がたつきぐらつきはありません。
書記板や引き出し、小扉、小引き出しなどの可動部も良好。
微調整程度で十分実用的にお使いいただける状態になっています。
ちなみにこちらのビューローは下台と上台の2段構造となっています。
セットするとかなりの重量ですが、上下分解すれば成人男性ならお一人でも移動可能かと思われます。
連結は下台の上に上台をのせるだけですが、溝にはめ込むようになっていますので、横ずれはありません。
次はクリーニング。
永く愛用されていたようで、積年の汚れは致し方のないところ。
躯体は極力分解できるところまで分解し、こうした機会でないと清掃できない内部を
重点的にクリーンアップいたしました。
もちろん使用頻度の激しいドロワーと書記板の内部も、
「CR0291 HOWARD クリーナフィニッシュClean-A-Finish 16oz(473ml)」で洗浄。
歴代のホコリを追い出しました。
その後、「CR0290 HOWARD オレンジオイル16oz(473ml)」を使用して保湿メンテナンスしております。
躯体をばらすのと同時に、ハンドル、ロック、ヒンジなどの金具も取り外し。
すべて当時もののオリジナルのようなので、まずは状態をチェックします。
すべて稼働に問題のないことを確認したのち、再利用するために一つ一つ、お手入れをします。
オイルメンテ後には「CR0248 Uncle Bill オールメタルポリッシュ」でぴかぴかに磨き上げています。
マホガニーのレッドブラウンに、ピカピカの真鍮ゴールドがとても映えると思います。
真鍮金具は総無垢なので磨けばいつでも光ります。
キーは入荷時のオリジナルキーが付属しておりませんでしたので、デニムで製作いたしました。
キーは二種類あり、書記板と引き出し4つに使えるキーと、内部のドア式シェルフ専用のキー、の2つが付属いたします。
ちょっと気になったのがこちらのキーですが、ロックの形式が、18世紀のジョージアンタイプなんですよね。
19世紀以降の家具ではこのタイプの鍵が使用されているのは見たことがなかったので、
もしかすると、本物のジョージアン家具? かとも思ったのですが、ディーラー情報では19世紀末ごろのもの、と。
でも、裏板の「との粉」の入れ方もジョージアン期の仕様なので、もしかすると、もしかするかもしれませんね。
だとしたら、間違いなくお宝でしょう。
さて、余談はさておき、メンテナンスの仕上げ。
外観については、薄い色あせや致し方ない程度の小傷は年代なりに存在しましたが、
商品価値を損なうほどのものではないと思いました。
ただし、塗装面はやや表面劣化が見られましたので、これほどの家具ですから全面再塗装をすることに致しました。
まず木肌を丁寧に、サンドペーパーで均します。
塗装前の下準備として、旧塗装の薄い層をはがします。
その後レッドマホガニーのオイルステインで色褪せを染色いたしました。
アンティークマホガニーらしい、ちょうど良い色合いにお色味が引き締まりました。
仕上げには天然樹脂製のシェラックニス。
おそらく製作された当時も使われていた自然塗料です。
時代感を残しながら仕上げておりますので、きれい目ながらアンティークらしさは失われていないと思います。
もちろん内装も含めて全面的にリフレッシュしています。
元々の状態が奇跡的に良かったこともあり、特別な作業は必要ありませんでしたが、
これだけの品ですので、各作業に抜かりのないよう、普段以上に念をいれてレストアさせて頂きました。
最後に塗装の完全乾燥を待って、天然蜜蝋ワックスを使用し、隅々まで磨き上げてお届けいたします。
素材もデザインも製作技術も最高級のアンティークです。
担当職人が自信を持ってお勧め致します。
(Restorer/KM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
最高級クラスのライティングビューローが入荷しました!
それにしても、華やかで、美しいライティングビューローです。
凛としたフォルムに、全面に施されたクロッチマホガニーの杢目と色艶、
そして精度の高い、繊細なレリーフ・・。
本当に、ため息が出るほどの美しさです・・。
さらに、デスクトップを開くと、細部までこだわり尽くされた事がわかるセンスの良さ・・。
どこから見てもパーフェクトです。
また、きちんと手入れをされ、大切に扱われてきたことが伺われる、
スーパーエクセレントコンディションです。
実物をご覧いただければ、たぶん想像以上だと思います。
アンティーク上級者の方にも、 きっとご期待に沿えるビューローだと思います。
将来資産としてご期待いただける「家財」としても。
決してお安くはありませんが、これほどのクオリティでこの価格、
おそらくデニム以外では手に入れられないと自負しています。
ぜひ次代へと引き継いでいってください!
(Sales/TJ)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | スーパークオリティ ジョージアンスタイルライティングビューロー | |||
品番 |
BR0231
|
管理番号 | Lc26-3_0618 | |
販売価格(税込) | 270,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 960mm 奥行 535mm 高さ 1065mm ※天板有効域は、幅830mm×奥行560mmです。 ※引き出しサイズは、幅1段目715mm・2段目805mm・3段目800mm×奥行405mm×高さ1段目80mm・2段目95mm・3段目135mmです。 | |||
送料ランク・重量 |
Dランク 送料目安:10,945円~19,525円
(沖縄 29,095円)
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 家具/Furniture > ビューロー/ビューローブックケース |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1880年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ステイン・ニス・ワックス仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1880年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ウォルナット | |||
主要素材の材質 | 化粧材 | |||
主要素材の等級 | 1級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ダーク系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
目立つ傷 | 少ない | |||
交換・改造 | あり | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | S |
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