ウィリアム&メアリーWilliam and Maryスタイルライティングビューロー アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
BR0228
イギリス
1910年代 ウィリアム&メアリーWilliam and Maryスタイルライティングビューロー
| サイズ |
幅 950mm 奥行 520mm 高さ 1105mm 天板高さ 760mm ※ 詳しいサイズは、こちら | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
最高級クラスのオークビューローが入荷いたしました!
英国1910年代に製作された、ウィリアム&メアリーWilliam and Maryスタイルのライティングビューローです。
「アンティークの時代」ならではの品質をもつ、イングランドオーク。
現代ではワシントン条約により入手不可能になってしまった最高級家具材、稀代の逸材です。
そんなスーパーオークを、天板やライティングボード、ドロワーの前板、側面板、
あるいは内部の仕切り棚やミニドロワー、そして見えない背板や底板などの構成材にまで、
至るところに惜しげもなく投入。
超・一級のオーク材が総無垢で使用されています。
さらに、そんな黒檀色の躯体にソリッドブラスのペンダントハンドルやヒンジ、
また内部にはレザートップの高級素材が彩りを添えています。
永い歴史を経てきた古艶の風合いもアンティークファンの目を魅了しています。
生粋の英国アンティークです。
デザインもそんな逸材の家具にふさわしい、17世紀のバロック様式。
オランダ公ウィリアムが英国王として即位した時代のダッチ(オランダ)スタイル=ウィリアム&メアリースタイルになります。
製作されたのはアールデコに近い時代、1910年前後ですが、
そのスタイルは古来からの英国伝統様式を確かに継承しているものです。
“ウィリアム&メアリー”スタイルといえば、貴族趣味的なバロック様式の中でもより上流趣味的なデザイン様式。
イメージは女性的で、装飾的、軽やかな印象です。
具体的には曲線が多用されたデザインとなり、脚の形は金の形をしたベルフット、
横貫にはカービングストレッチャー、と、日本のアンティークファンの方たちにとても人気の高いスタイルです。
そんな英国家具史に刻まれたデザイン様式を、アールデコの時代に再現したのがこちらのビューロー。
その伝統デザインを象徴する、”X”字ラインにシェイプされた"アンダーストレッチャー"や、
ベル型のターンドレッグ、”サーペンタイン(波型)シェイプ”のフロントスタイル、
エッジラインを引き立てるチップドカービング、スパイラルデザインの最高級真鍮製スワンネックハンドルなど・・、
枚挙にいとまがないほど、正統的なウィリアム&メアリースタイルを踏襲したとても豪華な仕上げだと思います。
さらに外装だけではなく、ライティングボードの内部構成も素晴らしい。
20世紀に作られた家具としては、驚くほどのぜいたくな造りです。
シェルフの上部にはジョージアンの家具などにもみられる飾り面を持ち、
合理性が考慮された、縦横の13もの収納スペースが設置。
いずれも外装同様にサーペンタインシェイプで構成されていて、あたかも、
18世紀ジョージアンの、英国黄金期の家具のようです。
そして真鍮ゴールドのアクセントを持つ厳かな内装には、ライティングボードにヴィンテージ感あふれるレザートップが張られ、
周囲には型押しが記された、格調ある英国仕様。
機能性の高さもさることながら、ディティールにまでこだわって製作されていて、
全体的に格式高い宮廷家具の印象です。
明らかに当時の富裕層のためにつくられた高価なハンドメイド家具である事がうかがえます。
唯一、ウィリアム&メアリースタイルがウォルナット家具が多いのに対して、
オーク総無垢仕様であるところに、アールデコの時代性を感じますが、
その良質なオーク無垢の躯体あってこそ、1世紀という歳月でもほとんど変形を見せず、
21世紀の現代でも、その美しいプロポーションを変わらずに、しっかりと維持しています。
芸術性、歴史性、実用性、希少性、その全てが備わっている、最高級のアンティークと思います。
一生お付き合いしたい”マイデスク”をお探しのアンティークファンの方に、
ぜひおすすめしたい至高の逸品です・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
明らかにスタンダードなライティングビューローとは一線を画す、超一級のオークビューローです。
きれい目に見えますが、100年を経過したジェニンアンティーク(真の骨董)になります。
曲面を多用したフォルムや細部に凝ったレリーフ、機能的な内装、
格調高いデザイン、と、見どころ満載の素晴らしいアンティーク家具と思いました。
入荷時のコンディションを紹介します。
まずは構造面。
接合部に緩みは見当たりませんでした。
グラつきやガタつきも無くガッシリとしていました。
書記台の開閉も問題無し。
引出しの開閉もスムーズでした。
続いては外観、見た目のチェック。
レリーフやモールドに小さな割れや欠損が見受けられましたが、
経てきた年数を考えるとむしろキレイな方だと思います。
塗装面に関しましては、目立った退色もなく非常に美しい状態でした。
書記台のレザー部はやや使用感がありましたが、すぐに張替えが必要なほどのダメージではありません。
現在では再現が難しい縁飾りの型押しも残っていますので、
可能な限り、見た目が良くなるよう再生努力してみます。
キーは入荷時のオリジナルキーです。
調整は必要ですが、ロックの開閉も行える状態でした。
総合的に見て、とても良い状態でした。
定期的にメンテナンスがされてきたことがうかがわれます。
良い環境で大切に使用されてきたのでしょう。
デニムではクリーニングを中心に、基本的なメンテナンスをしっかりと行う事に致します。
まずは、構造のチェックから。
前述した通り、構造面で接合部のゆるみなどは見当たりませんでした。
特にぐらつきなどは感じられませんが、念のため接着やネジ締め等、増し締めをしてあります。
引出しや書記台の出し入れ具合も入念にチェックしてあります。
滑りは微調整済みです。
続いては気になる小傷を目立たなくします。
少し欠損していたレリーフも違和感のないように作成します。
細かな傷は丁寧に硬質パテを充てんし修復してあります。
構造補修の後はクリーニングです。
引出しや内部のパーツをすべて外してから、内部の隅々までエアダスターで埃を吹き飛ばします。
その後は水拭きし、「CR0291 ハワード クリーナフィニッシュ 16oz(473ml)」を使用し隅々まで掃除します。
キーやロック等の真鍮パーツは「CR0287 Uncle Bill カパー,ブラス&メタルポリッシュ235ml」で
磨き上げてます。
あまり磨き過ぎずに雰囲気を保ちつつ仕上げました。
きれい目にアクセントになりながらも、なじんでいると思います。
前述した通り、ロックの開閉はスムーズに機能します。
ちなみに現状、ドロップデスクのみにロックが設定されていますが、
入荷時は上段の抽斗にもロックが設定されていました。
ただ、このロックは明らかに後付けと分るもので、デザイン的にも鍵穴位置に無理があると思われましたので、
こちらに関しては100年前オリジナルの状態に戻させていただきました。
さて、続いて塗装準備に入ります。
経てきた時代感を損なわないように、細心の注意を払い天板と側板を中心に
むらなくペーパーをあてていきます。
そして塗装。
イギリスから輸入しております、オイルステインにて全体の色を調整。
部分ごとに違うお色味を整えていきます。
ただしあまりきれいに色を入れすぎてしまうとアンティークらしくないので、
微妙な色むら感は残しておきます。
フィニッシュは天然素材由来のシェラックニスで隅々まで塗装しました。
時代感を損なわないように慎重に行ってあります。
良い感じにきれい目ながらアンティークらしさは失われずに仕上がったものと思います。
続いてやや使用感のあったデスクトップのレザー部。
ブラウンのアリニンレザーですので、うまく調整できれば、
ヴィンテージレザーとして良い雰囲気が出そうに思われました。
まず「CR0309 HOWARD レザークリーナー 473ml」で汚れ落とし。
クリーニングしたのち「CR0304 HOWARD レザーコンディショナー 236ml」で、しっとり保湿します。
ごしごし擦ると表皮がはがれてしまうので、力加減に留意して作業しました。
さすがに1世紀ほど経過しているので、凸凹やチップもありましたので、
目立つ部分には軟質系のパテを充てんして均します。
その後はタッチアップし、違和感のないように修復してあります。
おおむね、「味わい」と感じられるレベルまでには回復できたのではないかと思います。
尚、ご希望があれば革のお張替えも承っておりますので、お求め時にお気軽にお申し付けください。
※お張替え工賃は5,000円税抜、別途革代が必要になります。
※お届け後でもお張替えは可能です。
その場合、デスクトップ板のみ外してお送りいただければ、輸送費がお安く済みます。
隅々まで清潔になっているものと思います。
お届け前には塗装の完全乾燥を待って
英国から輸入しております天然蜜蝋ワックスでさらに磨きをかけます。
担当職人から自信を持ってお奨めさせていただきます。
(Restorer/KR)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
大変美しいライティングビューローです。
輝きを放つソリッド・オークのアンティークダークブラウンは、
その色艶も素晴らしく、全面にわたり、彩りを添えています。
ソリッド・オークの持つ魅力を最大限に引き出した、超一級の高級家具だとご紹介いたします。
インテリアとしてアンティークらしい存在感も充分で、
きっと書斎やリビングを高貴な空間に演出していただけると思います。
また、前面に施されたレリーフやストレッチャーにいたるまで、
ここまでまとまりが良くデザイン性の高いビューローは、あまり出てこないのでは・・と思います。
金具や機能面、デスク内部の棚のなどにもしっかりとこだわりがあって、
まさに最高級クラスの造りですね!
また当店できちんと手を入れさせていただいておりますので、外見だけではなく、
ご利用にあたっても実用家具として安心してお使いいただけるコンディションとなっております。
ぜひ一生涯のパートナーとして、お近くに置いていただきたいビューローです。
厳選された素材、デザインのバランス、仕上げの伝統技術等、
3拍子そろった素晴らしいお品だと評価しております。
ぜひこの機会にご検討ください!
(Sales/TJ)
★EXTRA PHOTO
↑白紙はA4サイズです。
↑白紙はA4サイズです。
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スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | ウィリアム&メアリーWilliam and Maryスタイルライティングビューロー | |||
| 品番 |
BR0228
|
管理番号 | Lc26-10_1012 | |
| 販売価格（税込） | 213,840 円 | 在庫数 | 0 | |
| サイズ |
幅 950mm 奥行 520mm 高さ 1105mm 天板高さ 760mm ※天板有効域は、幅825mm×奥行き545mmです。 ※引き出し内寸は、幅1段目725mm・2段目720ｍｍ×奥行き380mm×高さ100mmです。 | |||
| 送料ランク・重量 |
Dランク 送料目安：10,945円～19,525円
（沖縄 29,095円）
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ | 家具/Furniture ＞ ビューロー/ビューローブックケース | |||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1910年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ステイン・ニス・ワックス仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1910年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | マホガニー | |||
| 主要素材の材質 | 無垢材 | |||
| 主要素材の等級 | １級 | |||
| 商品の無垢率 | 90％以上 | |||
| カラー | ダーク系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | 革 | |||
| その他の素材のカラー | 茶系 | |||
| メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 少ない | ||
| 目立つ傷 | 少ない | |||
| 交換・改造 | なし | |||
| 実用性 | あり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ｓ | |
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