DK0145 イギリス 1920年代 スーパークオリティ チッペンデールスタイル レザートップ二ーホールデスク
サイズ |
幅 1435mm 奥行 735mm 高さ 785mm 天板高さ 785mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
素晴らしい最高級アンティークが入荷いたしました!
今からほぼ100年前、イギリス1920年代に製作された、
人気の“チッペンデール”スタイルのライティングデスクです。
“チッペンデール”といえば高級家具の代名詞。
そのスタイルは、現代家具でも人気のあるスタイルですから、
昨今のリプロダクション(復刻品)でも、アメリカ輸入家具などで目にすることがありますね。
・・でも、こちらのデスクを見てください。
お写真だけでもその存在感はご理解いただけますよね?
やっぱり、英国アンティークのチッペンデールは、アメリカン・リプロとは一味もふた味も違います。
その感性的なフォルム、手作業のぬくもり、素材の質感・・。
ぜひ一度、機会があれば現代家具と見比べてみてください。
そして長年、大切に扱われてきた家具だけが持つ、家具の最高級材、“ソリッド・マホガニー”の風合い。
その歴史の「重み」は新品家具とは全く別次元のものです。
ということで、前置きが長くなってしまいましたが、こちらのチッペンデールデスク、
デザインは世界初の家具デザイナー、”トーマス・チッペンデール”の“チッペンデール”スタイルを
20世紀初頭の当世風に再現したものになります。
フロントのアウトラインはイギリス・ロココ=クイーンアン様式から受け継がれた、
大きくウエーブを描く“コンケーブ”(溝)型パネルデザイン、
そして両袖部分を支える計8本もの脚は、チッペンデールを象徴するオーナメント、“ボウルアンドクロウ”、
さらに白鳥の首がつながった“スワンネック”と呼ばれる真鍮座金つきループハンドル・・。
これらこそ、“トーマス・チッペンデール”が初期のころ表現した、
“クイーンアン風・ファーストチッペンデール”スタイルの特徴になります。
張り替えたばかりで真新しいワインレザーも、マホガニー系チッペンデール家具には王道の仕様。
これから味を深めていっていただければと思います。
そして特筆すべきは、20世紀に作られた家具にもかかわらず、
見事なリボン杢をもつマホガニー材が総無垢で使用されていること。
何と、抽斗の底板など、見えない構造材にさえも無垢板が使用されています。
今では考えられない贅沢仕様です。
フロント面はもしかすると、高いベニヤリング(化粧張り)技術で仕上げられたものかもしれませんが、
いずれにしても無垢ベースです。
完全なるマホガニー総無垢家具と言って良いでしょう。
最高級のチッペンデールデスクにふさわしいデザイン、素材品質、製作テクニック。
おそらく英国でも老舗クラスのキャビネットメーカーが製作した、明らかな一級の高級家具。
間違いなく、当時のエリートが使用していたエグゼクティブデスクになります。
英国伝統家具のクラフトマンシップがが凝縮された、
文字通りの“スーパーデスク”とご紹介させていただきます・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
素材はマホガニー総無垢、という当時の高級ライティングデスクです。
100年程経過したェニンアンティーク(真の骨董)になります。
広い天板、合計9杯の抽斗、優雅な曲線を持つ美術品のようなプロポーション・・・。
実用アンティークでありながら、実際には宮廷家具クラスの高級品です。
かなり高価なデスクになりますが、専門的に見ればお値打ち品といえるコストパフォーマンスかもしれません。
素材はマホガニー。
表からは見えない構成材にまで、マホガニーの無垢材が使用されている大変に贅沢なつくりです。
現代における最高級マホガニー、ホンジュラスマホガニークラスの非常に赤みの華やかな良材が使用されています。
入荷時のコンディションは埃をかぶって、汚れや小傷が目立ち、くたびれてはいましたが、
風格や素材の良さは一目瞭然、と言った印象でした。
時間をかければ間違いなく、見違えるような美しいデスクに再生できそうです。
気になる所では、まずデスク面のレザーが傷んでいたこと、あとは引き出し内部の汚れ、
また抽斗の底板がずれてすきまができていたこと、などが挙げられますが、
これらを一つ一つ解決して、全体にリフレッシュ塗装をかけることに致しました。
まず、一通り構造面のメンテナンスをしていきます。
デスク面には美しい押し縁飾り模様の施されたレザーが貼られていましたが、傷みがひどく、
残念ながら貼り替えざるを得ない状態でした。
レザー下の天板自体も無垢板ゆえに縮みが生じ、突合せ面に隙間ができてしまっていました。
そこで、まずレザーを剥がし、天板の隙間には埋め木をたたき込んで平滑な天面を出すことにいたしました。
かなり時間のかかる作業でしたが、元の設計が良いのできれいに再生することができました。
レザー張りは塗装後、最後に行います。
外観的には飾り縁の一部が欠損しておりましたので、新たに製作をいたしました。
工房にストックしてあります端材のうちから、木目や雰囲気の合うマホガニー古材を選び、復元しております。
後で周囲と同様に塗装をかければ目立たなくなじむことでしょう。
抽斗の底板のずれに関しては、もともと無垢の収縮でずれに対応できるような設計になっておりますので、
一度抑えの釘を取り外し、調整し直すことでスムーズに回復して参りました。
その他、各所の接合部も確認し、脚周りのガタつきぐらつきなども見直しました。
引き出しのすべりは、引っ掛かりもなく良好です。
必要に応じて締め直しもしています。
安心してお使いいただける状態です。
構造がしっかりしたところで、次は塗装前の下準備。
クリーニングも兼ねて、デスク全体に丁寧にサンディングを施します。
細かな番手のサンドペーパーで全体を磨きあげ、表面を均しながら汚れを落としていきます。
もちろん単にきれいにするだけではなく、時代感を残すように配慮して行います。
サンディングで出た削り粉やもろもろの汚れを基本の水拭きと
「CR0291 HOWARD クリーナフィニッシュ 16oz(473ml)」で洗い流します。
引き出しの内部についても丁寧にクリーニングしております。
ただ、落としきれないインクシミは残念ながら残っております。
タッチアップペイントである程度目立たなくすることはできますが、全体的に清潔感はありますので、
自然のまま仕上げさせていただきました。
気持ちよくお使いいただける状態になっていると思います。
全体の表面が整ったところで、次はリフレッシュ塗装。
塗装は英国マイランズ社のレッドマホガニーステインでさっと染色します。
アンティークらしい赤みの華やかな赤銅色の躯体に染め上がりました。
仕上げには天然樹脂製のシェラックニスでフィニッシュ致しました。
100年もののアンティークらしい、パテナ(古艶)のある良い風合いに仕上がっているものと思います。
塗装の硬化を待つ間に金具類のメンテナンスを進めておきます。
金具類は真鍮無垢の高級品。
こちらも全て外した上で、「CR0287 Uncle Bill カパー, ブラス&メタルポリッシュ 235ml」にて、
一つ一つ丁寧に磨きあげを行っています。
真鍮無垢なので何年たっても磨けば新品のようにピカピカです。
最後にレザーの貼り込みです。
チョイスしましたのは「FB0140 本革(エンジ) ニュースムース Q6-633 」 です。
デスクトップのレザー貼りに適するように、特別に標準の厚みよりやや薄めにすいてもらったものです。
ディープレッドがアンティークマホガニーの赤みの強い色味と好相性かと思います。
キーにつきましては、ロック自体は機能しているものの、オリジナルのキーは失われておりましたので、
「CR0080 真鍮製キャビネットキー 74サイズ」から合鍵を作成する予定です。
現状、ロック、アンロックともに生きておりますので、問題なく製作が可能かと思います。
撮影時には間に合いませんでしたが、お届け前までにはご用意させていただきます。
以上、隅々まで手を尽くし、安心してお使いいただける状態となっております。
お届け前には塗装の完全乾燥を待って、
天然蜜蝋のアンティークワックスで磨きあげてお送りいたします。
まれにみる素晴らしい高級デスクです。
アンティーク家具ならではの品質、そして現代家具では決して復刻のかなわないお品です。
担当職人から自信を持ってお奨めさせていただきます。
(Restorer/MJ)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
高級家具の代名詞ともいえる“ボウルアンドクロウ”、
そしてマホガニー無垢のボディラインは、
ハイグレードな家具であることをアピールしています・・。
どんな高級現代家具と並べて置いても役不足ではない、いや、それどころかその存在感の強さは
このお品の数倍の価格帯の高級家具すら凌駕するのでは・・、と余計な心配すらしてしまいます。
とにかく、このプライス以上の価値を感じる、高級感あふれるライティングデスクです。
風格ある力強いボディラインにレザートップは、男性的にもふさわしく、
実際にお使いになる際には、その用途に合わせて、ガラストップやアクリルトップを敷いて、
レザー面を保護した方が良いかもしれませんね。
ご要望がございましたらデニムで製作いたしますので、お気軽にお申し付けください!
※別途お見積いたします。
状態も、ご覧のようにアンティークとしてはきちんと手入れをされ、
大切に扱われてきたことが伺われるもので、
また当店でも手を入れさせていただいておりますので、ほぼパーフェクトなコンディションとなっております。
素材、デザインのバランス、仕上げの伝統技術等、
3拍子そろった素晴らしいお品だと評価しております。
高価なお品になりますが、それでも商品性を考えれば相当のお値打ち品と思っております。
将来の資産として、長い目でお考えください。
ぜひこの機会をお見逃しなく!
ご検討ください!
(Sales/TJ)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | スーパークオリティ チッペンデールスタイル レザートップ二ーホールデスク | |||
品番 |
DK0145
|
管理番号 | Lc26-10_0806 | |
販売価格(税込) | 345,600 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 1435mm 奥行 735mm 高さ 785mm 天板高さ 785mm ※天板有効域は、幅1370mm×奥行710mmです。 ※中央の引出サイズは、幅485mm×奥行き585mm×高さ60mmです。 ※左右引出サイズは、幅315mm×奥行き550mm×高さ1段目60mm・2段目85mm・3段目110mm・4段目130mmです。 ※ニーホールは、幅505mm×高さ625mmです。 | |||
送料ランク・重量 |
Eランク 送料目安:16,555円~30,085円
(沖縄 45,155円)
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 家具/Furniture > デスク |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1920年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ステイン・ニス・ワックス仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1920年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ウォルナット | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | 1級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ダーク系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | 革 | |||
その他の素材のカラー | 赤系 | |||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
目立つ傷 | 年代なり | |||
交換・改造 | あり | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | S |
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