エドワーディアン マホガニーライティングビューロー アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
BR0237
イギリス
1910年代 エドワーディアン マホガニーライティングビューロー
| サイズ |
幅 775mm 奥行 455mm 高さ 965mm 天板高さ 705mm ※ 詳しいサイズは、こちら | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
今から1世紀半ほど前に製作された、当時の高級ライティングビューローです。
おお、これはまた・・。
見るからに質の高そうなビューローですね♪
ちょっとアンティークに詳しい方が見れば、
このビューローが、「ハリボテ」の廉価品か、贅を尽くした高級品か、
上のお写真だけでも判断できてしまうのではないでしょうか。
しかも英国アンティークの中でもひときわ人気の高い、
“ジョージアンスタイル”と呼ばれるスモールサイズの、マホガニービューローです。
それもエドワーディアンの時代に作られたものですから既に100年を経過し、骨董的価値もきわめて高いです。
このタイプのビューローをお探しになってらっしゃる方も多いことと思います。
基本デザインは、18世紀の英国伝統家具の「黄金期」と呼ばれたジョージアン期のビューロースタイルです。
製作されたのがエドワーディアンという時代性で、不必要な装飾を持たずに、
それでいてインレイなどの装飾性が高く、完成度の高いエクステリアデザインがなされています。
シンプルでクセのないルックスですので、
和骨董や現代家具とも相性の良いデザインだと思います。
構造面でも優良家具らしい構成。
主材はマホガニー無垢ですが、見えない構成材には硬質なオーク無垢を使用し、
耐久性を高めている高級ハイブリッド構造、
継手(接合部)は釘を使わないハンドメイドのダブテイル(蟻組み)、
脚はブラケットフィートと呼ばれる形式のもので、これだけでも重心の低い安定感をもたらしてくれます。
ちなみにブラケットは棚などを支える腕木のこと。
ビューロー下部の四隅に配し、台座として本体を支えるデザインになっています。
その他、装飾性は古典家具らしい古来から伝わる技法を踏襲。
高級材マホガニー独特のストレートで繊細なリボン杢、
”クロスバンディング”と呼ばれる帯状のストライプインレイ(帯象嵌)で引き締められたフォルム、
そして高級感ある、英国オリジナルのソリッドブラス製スワンネックハンドル・・。
どの点をチェックしても当時の最高級仕様です。
玄人好みの高級アンティークビューローです・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
英国1900年代に製作された、ライティングビューローです。
小ぶりで使いやすいサイズかと思います。
素材はマホガニー無垢ベース。
ほぼ全ての面に繊細で美しいストリンギング(線状の象嵌)が施されています。
さらに抽斗(ひきだし)の側板や底板など、見えない構成材ですら、美しい虎斑杢の現れたオーク材を使用。
高価なハイブリッド仕様になります。
そして工法はハンドメイドで正確に切り出された、釘を必要としないほぞ組構造。
見事な引き出しの接合部に見られるダブテイル(蟻組み)が技術の高さを物語っています。
塗装に関しても、惜しくも色褪せなどの経年劣化は見られましたが、赤みがとても華やかな素地で、
かなり念入りなフレンチポリッシュが施されていたことが一見してわかりました。
文句なしの高級仕様です。
書記板を開きますと、書類や小物の整理に活躍しそうな小棚があらわれ、
書記板の支えとなる袖木は書記板に連動して出してくる仕組みになっています。
使い勝手も良さそうです。
アピールポイントが盛りだくさんのビューローになります。
入荷時のコンディションですが、全体に埃をかぶっていて、表面的な小傷は見られるものの、
構造的な面では今もがっしりとしていて安心感が有りました。
外回りの埃っぱさに反して、抽斗内部などは100年ほど経過しているとは信じられない位にクリーンな状態。
ありがちなシミなどはありません。
永く大切に使われていたことが伺われます。
もちろん各所に埃は少々積もっていましたが、
クリーニングとリフレッシュ以外に特別なメンテナンスの手間はかからなそうです。
機能面では書記板がうまく開かない状態でしたので、その点では調整が必要なようです。
その他、外観のリフレッシュなど、一応古いものですので、
一通りのメンテナンスは行っていくのがよさそうに思われました。
まずは外せるものはすべて取り外して、バラバラにしていきます。
ヒンジなど金属パーツも全て取り外します。
こうすることで普段は手の入れられない部分の点検やクリーニングなど、すべての作業が徹底的に行えます。
この段階で、書記板開閉の不具合の原因として、連動してせり出してくる腕木のうち、
左側に問題が有ることが分かりました。
無垢材の宿命である収縮や、長年降り積もった埃やゴミなどの複合的な要素から、
スライドがきつくなって前にせり出しにくくなっていたようです。
であればクリーニングと微調整で解決できそうです。
強力なエアーダスターでごみやほこりなどをすべて吹き飛ばした後、腕木とその通り道をスムースに調整。
さらにヒンジの取り付け位置などの微調整でスライドの状態を整えました。
また躯体全体の強度や抽斗の動きの確認をした後、100年の汚れを大掃除。
クリーニングについてはいつものことですがひっくり返して裏側まで徹底して行っておりますので
清潔に感じていただけるものと思います。
塗装の下準備もかねて、全体的にサンディングをしたうえで、削りかすやら積年の汚れやらを
水拭きと「CR0291 HOWARD クリーナフィニッシュ 473ml」を使用して キレイにお掃除いたします。
腕木に貼ってあります傷つき防止のフェルトについても消耗品ですのでここで剥がし、
気持ちよくお使いいただけるよう新しいものにお張替いたします。
続いて塗装の工程に入ります。
英国直輸入のレッドマホガニーカラーのオイルステインで色味を引き締めるとともに
乾燥気味の木肌に油分を与えます。
全体的に色が褪せていたと思われるので、オリジナルの色合いを想像しながら、
また経てきた時代感を失わないよう配慮しながら進めていきます。
べったりと均一になってしまわないように、きれい目ながらもアンティークらしい風合いを大事にします。
最後は天然樹脂製のシェラックニスで仕上げ塗装いたしました。
赤みが引き立ち、アンティークらしい雰囲気のある仕上がりになったかと思います。
もちろん内部も汚れ防止と艶付けのためにニスをひいておきます。
最後は塗装の乾燥を待って、組立の作業にかかります。
組み立てる前には、始めに外しておいた金具を先に磨き上げておきます。
取っ手やヒンジなど金具類は貴重な真鍮無垢製です。
何年たっても無垢なので磨けば金色に光り輝きます。
ここが現代の真鍮メッキとは違うアンティークらしさですね。
しっかりと磨きあげ、マホガニーからに映えるよう、
魅力的なゴールドカラーに仕上げてあります。
磨きが終わったら元通りに組み付けます。
完成は間近です。
スムーズに開閉動作ができるよう意識しながら各パーツを取り付けていきます。
ピカピカになった金具類を取り付けると、全体の印象がきゅっと引き締まり、
見違えるように美しくなりました。
キーについてはオリジナルの鍵は失われていましたが、
工房にて大切に保管してあったアンティークキーの中からちょうど良さそうなものを選び、
先端をこちらのロック使用に加工して合鍵を作成致しました。
現状、デスク部分、抽斗部分ともに一つのキーで開けることができます。
全て問題なくロックアンロックは動作しております。
以上、隅から隅まで手を尽くしています。
どこもかしこも、ぴかぴか、とまではいきませんが、きれいな印象は持っていただけるものと思います。
逆に、塗装がきれいに仕上がったため、もともとある小傷がややはっきりしてきてしまいましたが、
アンティーク慣れてらっしゃる方でしたら気にならない程度のものと思います。
お届け前には塗装の完全乾燥を待って、英国の天然蜜蝋ワックスで磨いて仕上げます。
自信をもってお勧めできる素晴らしい高級ビューローです。
(Restorer/MJ)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
素敵なビューローが入荷しました。
凛としたフォルム、華やかなレッド・マホガニーの色艶、美しい杢目・・。
サイズは小振りですが、
それでもノートPCの使用がOKなくらいの天板サイズはありますので、
インテリアとしてだけではなくて、実用的にもお役に立てるものと思っております。
場所を選ばず、書き物をしたり、本を読むときなど、
また女性でしたらドレッシングテーブルにもいいですね!
アンティークらしい存在感も充分ですし、インテリアとしても
空間をぐっと格調高い雰囲気に演出していただけると思います。
まだまだこれからも充分永くお付き合いいただける状態ですし、
商品性を考えればかなりのお値打ち品と思っております。
気品のある家具をお求めの方におすすめいたします!
ぜひこの機会にご検討ください!
(Sales/TJ)
★EXTRA PHOTO
↑白紙はA4サイズです。
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スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | エドワーディアン マホガニーライティングビューロー | |||
| 品番 |
BR0237
|
管理番号 | Lc27-1_1112 | |
| 販売価格（税込） | 101,520 円 | 在庫数 | 0 | |
| サイズ |
幅 775mm 奥行 455mm 高さ 965mm 天板高さ 705mm ※天板有効域は、幅715ｍｍ×奥行565ｍｍです。 ※引き出しサイズは、幅1段目590ｍｍ・2・3段目690ｍｍ×奥行325ｍｍ×高さ1段目120ｍｍ・2段目145ｍｍ・3段目175ｍｍです。 | |||
| 送料ランク・重量 |
Cランク 送料目安：7,535円～13,035円
（沖縄 18,865円）
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ | 家具/Furniture ＞ ビューロー/ビューローブックケース | |||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1910年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ステイン・ニス・ワックス仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1910年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ウォルナット | |||
| 主要素材の材質 | 無垢材 | |||
| 主要素材の等級 | １級 | |||
| 商品の無垢率 | 90％以上 | |||
| カラー | ミディアム系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | 金属 | |||
| その他の素材のカラー | 素材色 | |||
| メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
| 目立つ傷 | 少ない | |||
| 交換・改造 | あり | |||
| 実用性 | あり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ａ | |
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