LC0069
イギリス
1960年代 ベルジェール・ボウル&クロウ
サイズ |
幅 600mm 奥行 680mm 高さ 695mm 座面高 420mm 座面奥行 465mm 座枠高 420mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
素晴らしい「名作椅子」が入荷いたしました!
今から50年ほど前、イギリス1960年代に製作された、伝統的な“タブチェア”スタイルのベルジェールチェアです。
“タブチェア”は文字通り“タブ(おけ。バスタブのタブです)”型の椅子になりますが、その歴史は古く、18世紀には、フランスの上流階級で「肘掛つきの安楽椅子」としてすでに流行していたようです。
といっても、当時はもっと豪華絢爛、装飾コテコテで、こんなにシンプルで機能的なデザインではなかったと思いますが、
とにかく、合理的に見える椅子ながら、意外に歴史のある椅子、ということです。
うーん、でもタブチェアは、「切り株」をくりぬいたシルエットがベースになっている椅子ですので、基本的なデザインは、かなりプリミティブ(原始的)というか、本質的というか・・。
もとをたどればすっごく古い、相当に古典的な種類の椅子だと思います。
そういえば、今、大人気の“ロイドルームチェア”やかの名作椅子“イームズのシェルチェア”だって、大きく系統分けすれば
このタブチェアと同じ「おけ型椅子」の仲間なのではないでしょうか?
太古の昔から存在し、21世紀の今にいたっても、「旬」なチェアなんて・・。
ちょっとびっくりですね。
ところでこちらのチェアは、一見100年物のアンティークのようですが、
何と、実はまだビンテージクラス!
まだまだ木肌には若さがみなぎっていながらも、
細かく編みこまれたケイン(籐張り)には、そろそろあめ色のいい雰囲気が出始めていて、
使ってよし、見てよしの半世紀モノです!
玉をつかむ猛禽類の脚“ボウル&クロウ”は、
かの世界初の家具デザイナー“トーマス・チッペンデール”が好んだフットスタイルですが、
その18世紀のイギリス・ロココ、チッペンデール様式を
さらに“ベルジェール”と呼ばれる、籐張りのタブチェアにリデザインした、なかなか本格的なリプロダクション(復刻)チェアです。
見所が多くて、将来的な骨董的な価値がどう熟成されるか、
筆者的にはとっても興味のひかれるチェアです・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
エクセレントレベルのチェアです。
素材は貴重なマホガニーの総無垢!です。
製造年は1960年代です。
100年クラスのお品ばかり見ていると、
半世紀程度ではまだまだ若さを感じてしまいますね。
それもイギリス家具の優秀さゆえ、と思います。
背と座は、手編みと思われるケインワーク(籐編み)が施されております。
色は、フレームと背がダークマホガニー(濃い赤茶色)で座がベージュ(あめ色)です。
こちらは英国から入荷された時点で、かなり程度がよかったです。
したがって、基本的なメンテナンスに重点をおき、一通りのメニューをおこないました。
背と座の籐はパーフェクトレベルのクオリティです。
一通り見渡したところでは切れや破損などは一切なく、「無銘の椅子」職人も大喜び!
安心してお座りいただける状態です。
ケインはあめ色に経年変化しつつありますが、
木肌にはまだまだみずみずしいつやがあります。
この両者の取り合わせが絶妙なコントラストを演出しています。
とってもいい感じです。
脚部は、ガタツキやグラツキもなく、
また、装飾(彫刻)部分もチェック済みです。
また、個人的な感覚を考慮にいれてよろしければ、
「ものすごくすわり心地がいい!」です。
ぜひホームシアターなどでラウンジチェアとして
お使いいただくとよろしいのではと思います。
肘掛から背にかけては、無垢材の曲木となっております。
こちらも、きちんと左右にバランスがとれております。
後ろ足には珍しいタイプのアジャスター(高さ調整金具)が装着されています。
オリジナルのものなのか、前オーナーが個人的につけたものなのか、不明ですが、
筆者もはじめてみる「猫足先」タイプのアジャスターで、
足先を回転させることで高さを1cmの範囲で微調整が出来るようになっています。
床が平らじゃなかったり、ほんのちょっと前傾させたい、
なんていうときには便利な金具ですので、このままお付けしてお届けいたします。
ちなみにデスクチェア用途でお考えでしたら、
アジャスターをキャスターに交換するのも良いかもしれませんね。
その他、若干の小傷はございますが、かなり注意しないと気がつかないほどです。
装飾(彫刻)部分もエクセレントです。
最後は天然ビーズワックスでつややかに仕上げました。
ニスを引かずにこの艶ですから、木肌の状態はとっても良いです。
全体的に自信を持ってお勧めさせていただきます。
将来の資産価値としてもお勧めさせていただきたい一品です!
(Restorer/FG)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
アームから背あてにかけたカーブの美しさが最初に目を惹いた1脚です。
まるで「天女が肩に羽織った羽衣」を思わせるような、柔らかく美しいラインです。
背あてと座面を覆うケイン(籐)シートが軽やかさを感じさせながらも、
アームや脚の彫刻が重厚さをも醸し出しています。
製作者の絶妙なバランス感覚とグッドセンスと思います。
細かな所も手を抜かずに装飾が施され、作り手の意識と技術の高さを感じました。
工程のほとんどを手作業で行っているのではないでしょうか。
1960年代という、機械による「大量生産」全盛の時期を考慮すれば、
相当な高級家具に当たるもの、と思っております。
観賞用としてだけでなく、実用的にも充分ご利用可能なコンディションです。
日々のくつろぎに、ご愛用いただきたいハイクォリティーなお椅子です。
インテリアとしてもエレガントで優雅な空間を演出いただけるものと思います。
無銘の椅子よりお奨めのお品です。
どうぞご検討を!
(Sales/AM)
↑前脚のカブリオールレッグにあわせて後ろ足のアジャスターが猫脚になっています!かわいいですね。
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | ベルジェール・ボウル&クロウ | |||
品番 |
LC0069
|
管理番号 | Prc17-5_0322 | |
販売価格(税込) | 88,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 600mm 奥行 680mm 高さ 695mm 座面高 420mm 座面奥行 465mm 座枠高 420mm サイズは幅600mm×奥行680mm×高さ785~795mm×座面高420mm 座面奥行465mm×座枠高420mm、肘掛までの高さ695mmです。 | |||
送料ランク・重量 | ||||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 椅子/Chair > ラウンジチェア/ロッキングチェア |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1960年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1960年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | オーク | |||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
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