DK0117
イギリス
1880年代 スーパークオリティ ヴィクトリアン マホガニーロールトップデスク
サイズ |
幅 1360mm 奥行 830mm 高さ 1140mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
イギリス19世紀末から20世紀初頭にかけて、すなわちレイトヴィクトリアンからエドワーディアンの頃、
イギリスで製作された高級アンティーク、“ロールトップ(蛇腹巻上げ式)”のライティングデスクです。
とても珍しいマホガニー&ウォルナットの高級仕様です。
あめ色に育った、ダークブラウンがどちらかといえば男性的なイメージですが、
丸みを帯びた、やさしげな直線基調のフォルムですので、
女性の方がお使いになられても、とっても「さま」になると思います。
デザインベースは19世紀末の“ダービーデスク”と同様の、
古くから英国のオフィスシーンで使われてきたオフィスデスクのスタンダードデザインです。
製作メーカーは不明ですが、これほどのデスク、かなり高度な技術やノウハウを持つ、
家具の専業メーカーでなければ製作するのは間違いなく困難と思います。
デニムではこのデスクを全て当時のままにレストアし、
21世紀の現代においても実用家具としてお使いいただけるように再生いたしました。
ローラーシャッターと連動した引き出しのロックシステムなど、すべての機能が維持されています。
しかも、主材の良質なマホガニーとウォルナット材は引き出しの底板、背板や側板の鏡板など、
見えない部分の構成材ですら、贅沢な総無垢でつくられています。
しかも1世紀もの期間、ほとんど歪み一つ見せていない銘木級のマテリアル。
またSシェイプのウェーブを描くロールトップ、そしてアーチのようなニーホールデザイン、収納十分な8ドロワー、
ロールをあければ映画の1シーンに出てきそうな、緻密に構成された整理だな・・などなど、
細部を見てもアンティークのオフィスチェアがよく似合う、生粋のブリティッシュ・メイドです!
「蝶」のように開く、珍しいロールトップのアンティークキーも、古くからつくられている英国製の新品に交換し、
気持ち良くロックアンロック出来る状態です。
希少な実用的かつ最高級クラスのアンティーク・ロールトップデスク。
・・デニムがお勧めできない理由はどこにもありません。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
1900年前後のお品で100年以上を経過したジェニンアンティーク(真の骨董)の高級デスクです。
素材は外装の主だった部分にはマホガニーが使われ、デスクトップの中央部や構造材など、
比較的実用する面にはウォルナットやアッシュ(タモ材)などが使われています。
いずれも背板やデスク内の構成材にさえ無垢材が使われている、総無垢仕上げの最高級アンティークです。
入荷当初はホコリまみれで、実際かなり手ごわいコンディションにみえました。
ただ、チェックしてみると、外装・構造面で致命的なダメージはありませんでした。
それどころか、まずまずのグッドコンディションと思われました。
要注意の抽斗(ひきだし)のロックシステムも組み上げてみるとちょっと調整すれば容易に再生できそう。
特に目立った破損らしい破損はありませんでした。
ただし、ロールトップの鍵が一式欠損しておりました。
完全になくなってしまっていては新しいものを取り付けるしかありませんので、
英国製の新品「CR0046 真鍮製バタフライキーロックセット/ロールトップデスク用 80×37」を装着いたしました。
新品といっても、古くから真鍮の家具部品を作っている老舗メーカー製ですので、
品質はアンティークと同様です。
決してこのデスクを格落ちさせるものではありませんのでご安心を。
ロックの施錠解錠は、縦位置がロック、90度ひねって横位置がアンロックです。
(ひねった状態のまま、扉を上へ持ちあげます。)
細かな点では、デスク内部の奥の壁面に、何か、額のようなものを立てるための金具が取り付けられていました。
イーゼルなどとして、写真立てなどに使えなくもなさそうでしたが、
どうも何かの専用の金具のような感じであまり使い安層には見えませんでしたので、
これは撤去させていただくことといたしました。
そのため、ちょっと奥の壁面にねじ穴をふさいだあとが残っておりますが、
色付けをして目立たなくしておりますので、ご利用にあたってはそれほど気にならないのでは、と思っております。
あとは引き出しの中の仕切り板が2枚ほど欠損しておりましたので、デニムでご用意をさせていただきましたが、
オリジナルがかなり薄い無垢材で、その辺ではなかなか入手が難しそうな板材でしたので、
恐縮ながら取り急ぎ、合板にて代用させていただきました。
ただの四角い板ですので、もしどこかで同じような薄い無垢板を発見した場合には
同サイズにカットしていただき、後日差し替えられてもよろしいかと思います。
後は特にご留意点はありません。
引き出しの取っ手付近に小キズはちょっとありますが、塗装してありますので特に気になるほど目立たないと思います。
さて、修復作業についてですが、まずは全体のメンテナンスも兼ねて、
デスクから上部分を解体&組み直しをすることにいたしました。
上部分解の際に内部棚などを隅々までクリーニングを行いました。
なかなかこういう機会でもないとクリーニングのしにくい場所です。
デニム独自配合のウッドトリートメントを使用し、木部の保湿も行っております。
塗装面では、全体をハンドサンディングで整え、天然樹脂のシェラックニスを使用し仕上げました。
小傷や多少の色むらは残っているものの、雰囲気良く仕上がっています。
天板やデスクトップはキズやしみが多かったので、気持ち良くお使いいただけるよう、
旧塗装は電動サンダーで削り落しました。
無垢の家具ならではのメンテです。
ただ、深い線傷やしみは消えない箇所もありましたが、アンティークの味の範囲を超えるものではないと思います。
光沢もつけながら、なかなか渋い感じの仕上がりとなりました。
ロールトップについては、構成しているすだれ状のじゃばら部分も、
張替不要のグッドコンディションで、とてもしっかりしています。
ローラーシャッターの滑りはとても良く、これからも長く安心してお使いいただけるものと思います。
組みなおす前には本体側(下部)もしっかりクリーニングを行いました。
ひっくり返して底板や引き出しの内部まで丁寧にクリーニングして、とても清潔な状態になりました。
組みなおす前には本体側(下部)もしっかりクリーニングを行いました。
ひっくり返して底板や引き出しの内部まで丁寧にクリーニングして、とても清潔な状態になりました。
落としきれないインクシミなどはサンドペーパーにより削り落したりもしています。
底面には、キャスターが付いていて、こちらもオイルメンテをしておきました。
4つついていて、全てオリジナルで稼働は確認しております。
動き具合はまだまだ現役です。
当面交換を要するものではありません。
組み上げた後、このキャスターのおかげで、総無垢の重量級の巨体を、
お一人の力で位置移動させることが可能になっています。
さて、前述しました抽斗(ひきだし)のロックシステムの件ですが、
このタイプのデスクの引き出しには、ロールトップの扉の動きに合わせて連動するオートロックが設定されています。
ロールアップ(じゃばら扉)を全開にすると、自動的にロックがはずれ、
引き出しが出るようになっているのです。
逆にじゃばら扉を下に下ろすと、じゃばら扉と同時に引き出しにもロックがかかる仕組みになっております。
これが正常に行なわれるだけでもかなりの価値があります。
レストアされていない、安価で販売されているロールトップデスクは、
ほとんどこの機能が失われている可能性があります。
尚、このからくり式のロックシステムはロールトップを開けると、自動的に
引き出しも開けられるようになっている便利な機能ですが、ロールトップ半開では引き出しのロックは外れません。
完全にロールトップを奥まで全開することでロックが外れて引き出しが開けられるようになります。
その点ご留意の上、ご利用ください。
※引き出しが開かないなどの場合には、完全にじゃばら扉が奥まで上がりきっていることを確認してください。
こちらのロックシステムは、ロックパーツ自体は全く損傷がありませんでしたので、
ちょっと部品の位置調整をしただけで正常に機能をするようになりました。
ロックシステムは当時のまま、完全なオリジナルの状態です。
その他、外観で気になる傷や欠けなどを、こまごまと一つひとつ、丁寧に補修でつぶしていき、
アンティークの時代感は残しつつ、きれいめな印象をもっていただけるような雰囲気に仕上げました。
扉の動き、引き出しや袖板の滑り、脚の接地など、一般的な構造部分のチェックにも時間をかけて行い、
締め直しなどはしっかりと行っています。
金具なども一つ一つ、磨きあげています。
隅々まで手を尽くしました。
長く安心してお使いいただける状態と思います。
最後に塗装の完全乾燥を待って、全体を英国製天然蜜蝋ワックスで磨きあげて仕上げます。
実用家具として、資産価値をもつコレクタブルズ・アンティークとして、
担当職人が自信を持ってお勧めさせていただきます。
ぜひ一生のパートナーとしてご使用いただければ幸いです。
(Restorer/YM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
希少なマホガニー製のロールトップ(蛇腹式)デスクです。
ロールトップデスクと言うと、がっしりとしたオーク製のものが主流で、
イギリスらしい格式あふれるスタイルは、どちらかというと男性的ですが、
こちらはマホガニー特有の華やかな色艶で、女性らしい柔らかな雰囲気も持ち合わせています。
デザイン性も視野に入れた、現代デスクの規範のようなグッドプロポーションは、
前から見ても、横から見ても、さらには後姿さえ、
人前にさらしたくなるほどのパーフェクトスタイルで、ため息ものです。
背板まで見せるように質の良い無垢材で作られていますので、
当たり前といえば当たり前ですが、
それに加え、華やかに輝く“レッド・マホガニー”カラーはいつまでも眺めていたいほどのオーラを放っています。
また、現代の生活には欠かせなくなったパソコンも、
ノートPCタイプでしたら蛇腹扉の中に収納可能です。
(コード抜きの穴はありません)
両サイドから引き出せる袖机は、マウスの使用にもぴったりです。
とにかく、素材の質、デザインのバランス、仕上げの技術等、
3拍子そろった最高級のアンティークだと評価しております。
もちろんコンディションはSクラスで、アンティークらしい存在感も充分、
インテリアとしてもきっと空間を、格調高い落ち着いた雰囲気に演出していただけると思います。
オーク以外の希少なロールトップデスクをお探しの場合には、ぜひ、お早めのご検討をl
かなり入手困難なお品です。
よろしくお願いいたします。
(Sales/TJ)
商品の発送につきまして
◆こちらの商品は分解が可能な商品です。
マンションなど、組み上げた状態では搬入が難しい場合には、デニムで組み立て図を作成し、ヤマト運輸さんにお渡しいたしますので、
一般的な搬入口であれば設置は可能かと思います。
組み立て料金はデニムにて負担させていただきます。
(特定地域のヤマト運輸さんによってはねじ締めだけはお客様に行なっていただく場合もございます。)
↑ロックの施錠解錠は、縦位置がロック、90度ひねって横位置がアンロックです。
(解錠はひねった状態のまま、扉を上へ持ちあげます。)
↑キャスターの写真です。
↑ペンケースです。↓
↑デザイン的にもとても凝っている接合部です。
↑奥の壁面に金具の付いていたあとがあります。(それほど目立ちません)
↑お写真はA4のクリアファイルです。
↑お写真はA4のクリアファイルです。
↑お写真の白紙はA4です。
↑普通のサイズのマウスです。(撮影備品です。)
↑オリジナルと思われる無垢の仕切りが付属しています。
↑白紙はA4サイズです。
↑お写真はA4のクリアファイルです。
↑ロールトップデスクには、ベントウッドチェアがとても良く似合います。
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | スーパークオリティ ヴィクトリアン マホガニーロールトップデスク | |||
品番 |
DK0117
|
管理番号 | Lc19-8_0712 | |
販売価格(税込) | 442,800 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 1360mm 奥行 830mm 高さ 1140mm ※天板有効域は幅1260mm×奥行730mm×高さ770mmです。 ※左側の引き出しのサイズは、幅275mm×奥行き655mm、高さ一段目:65mm、二・三段目:60mm、四段目:255mmです。 ※右側の引き出しのサイズは、幅275mm×奥行655mm、高さ一・二・三段目:65mm、四段目:255mmです。 ※一段目~三段目の引き出し内の仕切り板の間隔は50mm、110mm程度です。 | |||
送料ランク・重量 |
Eランク 送料目安:16,555円~30,085円
(沖縄 45,155円)
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 家具/Furniture > デスク |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1880年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ステイン&ニス&ワックス仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1880年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ウォルナット | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | 1級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ダーク系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | 金属 | |||
その他の素材のカラー | 素材色 | |||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
目立つ傷 | 年代なり | |||
交換・改造 | 年代なり | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | S |
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