OC0040 ドイツ 2010年代 ゲブルダートーネットGebrüder Thonet ベントウッド ループチェア A661F
サイズ | 幅 590mm 奥行 600mm 高さ 890mm 座面高 470mm 肘掛高 680mm 座面奥行 460mm 座枠高 470mm |
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Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
日本ではほとんど見ることのできない貴重品、
ドイツ・トーネット社製の現代ベントウッドチェア、モデルコード ”A661F”になります。
ベントウッドファニチャーの元祖、トーネット社の見事な「曲げ木」技術でつくられたビーチフレーム・・。
おそらく、クラシック・トーネットの時代のモデル、ひじ掛け付きのNo5501、
あるいはひじ掛けなしのNo5233あたりをイメージしてデザインされたモデルでしょう。
デザイナーはジェームス・アーヴィンJames Irvine。
多くのトーネット社のプロダクツを手掛けているエキスパートです。
日本では、こちらのA661Fを見る機会はほとんど皆無に近いといっていいほどですが、
ヨーロッパ、とくに本国ドイツでは多くの専門誌に取り上げられた評価の高いモデルでした。
”ループチェア”などという親しみのこめられたペットネームも、良く見受けられたものでした。
現在ではトーネット社のラインアップからはドロップしているようですが、
販売中当時のカタログでは、不朽の名作椅子・No14との比較写真なども掲載されていて、
ベーシックな量販モデルと期待されていたことがうかがえます。
基本的には、家庭用、いうよりもオフィス需要に対応したデスクチェア、
あるいはミーティングチェアといった商用の位置づけだったようで、
カラーリングの展開も、落ち着いたナチュラル系、またはブラック系の2色がメインとなっていました。
商用とはいえ、商品品質の高さは、さすがドイツ・トーネット社製、といえるもの。
旧トーネット社を受け継ぐファミリー企業は、ドイツ・トーネットをはじめ、ヨーロッパに4社ほど存在しますが、
その中でもドイツ・トーネットはトーネットブランドの「のれん」を受け継いだ企業だけあって、
そのクオリティの高さは断トツですね。
仕上げの美しさには本当にほれぼれします。
さらには、その先進性も”トーネット”ブランドを受け継ぐ企業としてふさわしいもの。
もともと「軽くて丈夫」が売りだったベントウッドチェアのコアな価値を変えることなく、
アルミニウム削り出しの脚部と、ポリエステルメッシュの背&座部の構成で、
オフィス用の回転椅子とは思えない「軽量性」、そして「耐久性」を実現しています。
その重量はカタログ値で何と7.5kg(ひじ掛けのないA661で7kg)!
オフィスチェアとは思えない数値です。
下手なダイニングチェアよりも軽いのではないかと思います。
ちなみにこちらのA611Fは、某日本国内バイヤーよりデニムが譲り受けました。
何と「未使用品」、ということでTHONET社の箱入りで入荷してまいりましたが、
確かに使用感などはありませんでしたが、多少の汚れや小傷などがついていたので、
おそらくは「展示品」として飾られていたものだったのでは、と想像しています。
そのため、基本的にはユーズドコンディションとしておりますが、限りなく未使用品に近い極上品です。
デッドストックと申し上げても不誠実ではない、と思います。
尚、ちょっと余談になりますが、このドイツ・トーネットの日本国内販売代理店だったのは、
日本の家具業界の中でも「中堅」以上の部類に入る老舗家具会社、○イデックさん。
こちらのチェアが入っていた輸送箱にはその○イデックさんの宛名ラベルがあったので、
正規で輸入されたものであることがわかりました。
で、新品時の日本での販売価格を調べようと、○イデックさんのHPをチェックしてみたところ、
なんと、○イデックさんのウェブサイトが閉鎖!
つい最近、○イデックさんはなくなってしまっていたのですね・・。
インターネットで様々な情報が出ていますので、ここでその件についてデニムから申し上げることはありませんが、
もしかすると、このチェアが未使用でデニムの手に渡ってくることになった経緯というのは・・。
(邪推の内容はご想像におまかせです。)
何だか、同じ「曲げ木家具」を愛する者としては複雑な心境です。
まあとにかく、新品価格を調べてみると、ヨーロッパ現地価格で800~1,000ユーロ(1€=現在約135円)程度、
日本国内ではA661のひじ掛けなしのタイプで税込190,080円となっておりました。
ひじ掛け付きは確認できませんでしたが、ひじ掛けなしの価格からすれば20万円超は必至でしょう。
その未使用展示品が、今回はこの設定価格ですから、こちらのチェアはかなりお買い得、
いや、相場からすると破格値といって良いと思います。
正直なところ、筆者が購入して使おうかと思っていたほどのチェアです。
ベントウッドチェアコレクターの方、トーネットファンの方、
お見逃しなさらないようご案内させていただきます。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません!
次のオーナー様が見つかるまでは、デニムの大切なコレクションとさせていただきます・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
ドイツ・トーネット製の正規品、ベントウッド・レボルビングアームチェア、
通称”ループチェア”と呼ばれるA661Fです。
ほとんど日本では見かけることのない希少モデルです。
※ドイツ・トーネットのWEBサイトより
デザイナーはジェームス・アーヴィンJames Irvine。
デザイナーズ家具でもあり、高級ブランド品、でもある、というアイテムになります。
未使用の展示品ということで入荷いたしました。
ほぼ新品になりますが、多少の汚れや小傷もあり、基本的にはユーズドコンディション、ということになります。
こちらのA661Fには、ひじ掛けのないA661というサイドチェアモデルもありましたが、
どちらも近年、ドイツ・トーネット社で廃版となっています。
価格は日本での販売当時、ひじ掛けなしのA661で税込190,080円。
ひじ掛けありならゆうに20万円超でしょう、掛け値なしの高級家具です。
ちなみに、A660/A660Fという前身モデルもかつて存在しておりまして、
そちらは足もとのベース盤の形がこちらのA661のように4つ股の”4スター”ベースではなく、
円形の「べた脚」仕様となっておりました。
そちらのA660シリーズもやはり現在は廃版となっているようです。
素材は、上半身の木部は古くからの曲げ木で、ヨーロピアンビーチが使われています。
座面は、ポリエステルファイバーの糸で編み込まれたメッシュシート。
あたかも、古くからのケインシートのように、通気性を確保しながらも、
軽く、強く、弾力を持たせています。
カラーはウレタン塗装のナチュラルカラー。
白木のビーチ材を生かした仕上げになります。
ポリエステルメッシュは、グレーっぽく見えますが、カタログではシルバーとされています。
他にシートカラーは、ブラック、バハナの計3色用意されていたようです。
フレームカラーはブラック、ダークブラウン、ウェッジカラー、マホガニー、クルミ、チェリー、
の6色展開がカタログに掲載されていました。
←左・中(A660F)がブラック
下半身は最小限のパーツで構成されたアルミフレーム。
それも、手を抜いた(?)クロームメッキ仕上げなどではなく、
アルミ削り出しのポリッシュ・フィニッシュ(磨き上げた鏡面仕上げ)です。
さすが本家ドイツ・トーネット社の品質です。
”4スター”(4つ股脚)ベースのデザインが、旧トーネットNo5501をほうふつとさせる印象で、
アンティークベントウッドチェアファンの方にもきっとお気に召していただける1脚かと思います。
←アンティークのトーネットNo5501
ちなみに構造的にもアンティーク同様、リクライニングのしない回転のみの仕様となっています。
(座面高の上下も致しません)
ということで、ほぼ新品としての入荷ご案内となりました。
木部やアルミフレームに保管傷や多少の擦れくらいは確認できますが、
メッシュシートにはほとんど使用感のないコンディションです。
デニムでも木部クリーニングとポリッシュ面の磨き上げのみ、とほぼノーメンテです。
アンティークでは気になるベントウッドのはじけが少し見られましたが、
その点ではアンティーク修復工房のデニムではお手の物。
綺麗にリペアしておきました。
また、ベントウッドならではの接合部、フィンガージョイントとノックダウンパーツはしっかりとしたもの。
さすがに150年間培ってきた技術の賜物なのでしょう。
←かの名作椅子・トーネットNo14と同様の”ノックダウン” コンセプト
以上、ぜひこれから長くご愛用いただき、アンティークといわれる時代まで、
ご愛用いただければ、と存じます。
何はともあれ、絶対にコピー品が出回らない、安心の名作椅子ですから、ね。(笑)
(Restorer/YM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
とにかく、ベントウッドチェアコレクターの方には、絶対にお勧めしたい、
最新版の曲げ木椅子”ループチェア” A661Fです。
ポーランド製はアンティークなクラシックフォルム、
チェコ製はややモダンなフォルム、といわれる旧トーネット社のベントウッドファニチャーですが、
ドイツ製のそれは、筆者的に言わせていただければポスト・モダンといった印象。
その典型が、こちらのA661Fではないかと思います。
150年続く、ベントウッドファニチャーを踏襲したクラシックなスタイルながら、
20世紀モダンの”イームズチェア”のフォルムを取り入れたかのようなデザイン。
その「名作」デザインに、21世紀の技術、ポリエステルファイバーのハイテクシートを組み合わせ、
さすがドイツ・トーネットらしく、近未来的に仕上げられています。
コアなアンティーク家具ファンの方にもきっとご満足いただける品質と思います。
デザインは、クラシックにも、レトロモダンにも、インテリアを問わずお合わせいただけます。
ぜひ、アンティーク上級者様のデスクチェアとして。
尚、こちらのドイツ製A661Fに関しては、今回1点限りの入荷で、おそらく今後の入荷は難しいと思います。
ご希望の方はお早めのご連絡お待ちしております。
(Sales/YM)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | ゲブルダートーネットGebrüder Thonet ベントウッド ループチェア A661F | |||
品番 |
OC0040
|
管理番号 | Lot18-31_1117 | |
販売価格(税込) | 77,760 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ | 幅 590mm 奥行 600mm 高さ 890mm 座面高 470mm 肘掛高 680mm 座面奥行 460mm 座枠高 470mm | |||
送料ランク・重量 |
Cランク 送料目安:7,535円~13,035円
(沖縄 18,865円)
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ |
椅子/Chair
> オフィスチェア/デスクチェア
無銘の椅子コレクション/Premium Chair Collection > ベントウッド/トーネット |
商品プロフィール | ||||
原産国 | ドイツ | 年代 | 2010年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ワックス仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | ドイツ | 年代 | 2010年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ローズウッド | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | 1級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ナチュラル系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | 金属 | |||
その他の素材のカラー | 素材色 | |||
メンテナンス状況 | ノーメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 少ない | ||
目立つ傷 | 少ない | |||
交換・改造 | なし | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | S |
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