ヴィクトリアンスタイル マホガニーゲインズバラ/ゲインズボローチェア アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
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HA0173
イギリス
1920年代 ヴィクトリアンスタイル マホガニーゲインズバラ/ゲインズボローチェア
| サイズ |
幅 770mm 奥行 710mm 高さ 1090mm 座面高 510mm 肘掛高 720mm 座面奥行 530mm 座枠高 450mm ※ 詳しいサイズは、こちら | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
今から100年以上前、ヴィクトリアン末期に製作された、
ソリッド・マホガニー製の高級パーソナルチェアです。
この風格・・。
間違いなく、まだ椅子が人の身分を表していた時代に作られた存在感です。
どっしりとした低重心の大柄な躯体には、1世紀もの歳月が経過しているとは思えないほど、
しっかりとした剛性感があります。
こちらのチェアは、18世紀のイギリスで生まれた英国紳士の椅子、
「ゲインズボロー(ゲインズバラ)Gainsborough chairの椅子」のヴィクトリア末期の復刻モデルになります。
「ゲインズボローの椅子」は、もともとは17世紀フランスロココ、
ルイ15世様式の影響下で作られた英国チェアの1つ。
おそらく、”ウィンザーチェア”などのように、デザインされた土地の名が冠されたモデルと思われます。
”ゲインズバラ”はイースト・オブ・イングランド地方に位置する家具生産で栄えた街の名です。
その地でデザインされた大柄な躯体は、ハイバック&オープンアームを特徴としていて、
背や座は、主に革などで、張り包みの仕様とされていました。
後にゲインズボローの椅子はアメリカにわたり、脚が「猫足」からすっきりとしたスクエアレッグになるなど、
若干姿を変え、当地では「マーサワシントンMartha Washington chairの椅子」と呼ばれるようになりました。
そして「マーサワシントンの椅子」は、イギリス「ゲインズボローの椅子」同様、
「チェアマンのためのチェア」として、21世紀の現在でも代表的なVIPシートに君臨しています。
しかしながら、「マーサワシントンの椅子」や「ゲインズボローの椅子」は
近年でも、現代家具として世界各地で作られていますが、
その多くは前者、すなわちアメリカで発展した「マーサワシントンの椅子」がデザインベース。
生産工程が合理化され、すっきりとしたデザインに変貌した「マーサワシントンの椅子」のデザインが、
逆に「ゲインズボローの椅子」の代表的なデザインイメージとして定着するようになってしまいました。
つまり「ゲインズボローの椅子」と名付けられていても、
専門家ならそれはちょっと「異議あり」といいたいところ。
本来は英国スタイルの椅子だったはずですから。
まあ、大雑把に見れば似たようなデザイン・・かも。
どうでも良い話なのかもしれませんけど、ね。
そんな、ちょっとかわいそうな「ゲインズボローの椅子」の裏事情。
でも、こちらは正真正銘、「ゲインズボローの椅子」とご紹介できる「本物」です。
デザイン的には、優雅な家具を生んだヴィクトリア期のネオロココ様式でアレンジされていて、
当時貴族の中で流行していたシェラトンデザインの、
“シールド(盾型)バック”チェアの装飾イメージも取り入れられています。
またカブリオールレッグ(猫足)の脚先には18世紀のオールドフレンチスタイルをベースに
英国らしい”ボウルアンドクロウ レッグ”(珠をつかむ猛禽類の脚)デザインを採用、
木部には、スクロールするアカンサスリーフ、ロータスのつぼみなど、
「高級家具」を意味する、イギリスの家具の伝統デザインが随所に盛り込まれ、
一級のVIPシートとして作られたことが想像できます。
しかも主材には当時の家具素材の最高級マテリアル、“スパニッシュマホガニー”を使用。
現代の最高級マホガニー、“ホンジュラス・マホガニー”が中級クラスだった時代に
最高級と称された当時の高級家具材です。
スパニッシュマホガニーは中米旧スペイン領から輸入されていたとても良質な目の詰んだマホガニーで、
磨けば磨くほど比類のない艶を見せる稀代の銘木です。
そしてこのオープンアームチェアは、その木の宝石、至宝“スパニッシュマホガニー”を
無垢材で削りだし構成させるという、気を失いそうになるほどの贅沢な仕様で製作されているのです。
これこそが、究極のプレミアムチェア、正真正銘の「ゲインズボローの椅子」。
ぜひ、本物を知る貴方に座っていただきたいものです・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
1920年代に製作された最高級アンティークチェアです。
シールドバック(盾型)スタイルのハイバックが特徴的な「ゲインズボローの椅子」になります。
フレームの素材はシットリとした、貴重なマホガニーの無垢材が使用された贅沢な造りです。
入荷時より状態は良好でした。
基本的なフレームには全体的に大きな破損は無く、彫刻も当時の姿を維持しておりました。
100年もの時間を経過した真のアンティークとしては奇跡的といえるかもしれません。
フレームには前述のとおり、とても良質なマホガニー材が使用されており、
色、艶、木目ともに美しく、年代を経た独特の淡いレッドブラウンカラーとなった味のある色合いです。
座面生地は入荷時オリジナルのゴブラン織り生地になります。
ベースカラーは生成り系の薄いベージュで、淡いアンティークピンクのお花がちりばめられています。
張り地はあまり年季を感じてはいない状態。
ですが、1箇所だけ座面右奥に、コーヒーをこぼしてしまったかのような、
1cm×3cmほどのシミを確認いたしました。
下記エキストラフォトご参照。
これほどのチェアですので、お張り替えをすべきかどうか、少し悩みましたが、
特に擦れ破れがあるわけではなく、シミは柄に紛れて目立ちませんし、
生地自体は英国らしい品のあるお花柄パターンの高級生地ですので、
まだまだ張り変えるには惜しい、クリーニングで再利用が十分可能なコンディション。
もちろん、ユーズドですので多少の汚れや退色など、それなりに使用感は否めませんが、
全体の雰囲気は良く、カジュアルにはまだまだご使用いただける範囲内です。
座った際のクッションも、まだしっかりとした良い状態です。
まずはカジュアルにご利用いただき、ある程度時期の経過したのち、
お好みの生地でお張り替えいただいてはどうかと、ご提案させていただきました。
もちろん、再利用にあたってのクリーニングはしっかりと行っています。
エアダスターでしっかりと埃をたたき出し、
その後、界面活性剤を使っだドライクリーニングで生地表面の汚れ落とし。
ご利用にあたってはまずまずクリーンで、不備のない状態かと思います。
次に、木部の外観の状態につきましては、彫刻の再生などの成型作業は不要な状態でした。
もちろん、実際に1世紀以上使用されてきた小キズなどはありますが、
ちょっとしたタッチアップ補修程度で充分綺麗になるほどのものでした。
全体に英国製のオイルステインで木肌を再塗装した後、
天然素材のシェラックニスでコーティング仕上げをしています。
また塗装に先立ち、構造補強はしっかりと行っておきました。
特に目立ったガタつきやぐらつきはありませんでしたが、古い椅子ですので、
念のため、脚部は締め直しをしておきました。
これからも長く安心してお使いいただけるものと思います。
締め直しのあと、前述の木部をリフレッシュ塗装いたしました。
きれい目ながら、良い味の出たアンティークらしい仕上がりと思います。
脚元などは傷の付きやすい部分ですので多少小さな傷もございますが、
100年以上経過したものと思えば妥当な範囲のものと思われます。
最終的には塗装の完全乾燥を待って、天然ビーズワックスを使用し、
出荷前にさらに磨き上げてお届けさせていただきます。
全体的に素晴らしい仕上がりです。
是非お勧めしたい逸品です。
(Restorer/YM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
素敵なアンティークチェアです。
ラウンジチェアとしてはやや小ぶりなサイズかもしれませんが、
一般的なダイニングチェアなどと比べてみれば、はるかに大柄。
「現代の玉座」 といっても良いほどの風格です。
優雅なフォルム、柔らかなクラシックローズ柄のファブリックは、
アンティークならではの味わい。
アームと脚には、手技の行き届いた美しい彫刻が施されております。
肉厚なマホガニーのフレームに、フェザーのようなアカンサスとロカイユが
優美なレリーフでデザインされ、造りに丁寧さを感じます。
これこそ、現代ではまず見ることが出来ない、
アンティークならではの「無銘の名作椅子!」ではないでしょうか。
また全体的なコンディションは年代を加味すれば、驚くほど良く、
まだまだこれから先、十分に一生もののパートナーとしてお使いいただける状態です。
1人がけのソファとして考えればコンパクトなサイズで、
お部屋に置かれても圧迫感を感じずにレイアウトしていただけるのではないでしょうか。
リビングや寝室、オーディオルームなどで、くつろぎのマイチェアとして、
実用的なパーソナルチェア用途にご愛用いただければと思います。
なかなか入荷が見込めない、アンティーククラスの「ゲインズバラの椅子」。
ぜひこの機会にご検討ください!
(Sales/TJ)
★EXTRA PHOTO
↑1cm×3cmほどのシミがございます。
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スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | ヴィクトリアンスタイル マホガニーゲインズバラ/ゲインズボローチェア | |||
| 品番 |
HA0173
|
管理番号 | LC36-12_0813 | |
| 販売価格（税込） | 163,624 円 | 在庫数 | 1 | |
| サイズ |
幅 770mm 奥行 710mm 高さ 1090mm 座面高 510mm 肘掛高 720mm 座面奥行 530mm 座枠高 450mm ※座面高はクッションの頂点までを計測しております。 座ると沈み込みがありますので、座枠高もご参照ください。 | |||
| 送料ランク・重量 |
Dランク 送料目安：10,945円～19,525円
（沖縄 29,095円）
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ |
椅子/Chair
＞ ラウンジチェア／ロッキングチェア
無銘の椅子コレクション/Premium Chair Collection ＞ 無銘の名作椅子 アンティークのアウトレット/Antique Outlet ＞ ディスカウント/お値下げ品 |
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| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1920年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ステイン&ニス&ワックス仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1920年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ウォルナット | |||
| 主要素材の材質 | 無垢材 | |||
| 主要素材の等級 | Ｓ級 | |||
| 商品の無垢率 | 90％以上 | |||
| カラー | ダーク系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | 布 | |||
| その他の素材のカラー | 赤系 | |||
| メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
| 目立つ傷 | 年代なり | |||
| 交換・改造 | 少ない | |||
| 実用性 | あり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ｓ | |
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商品数：0点
合 計：0円
