TB1017 イギリス 1960年代 アーコールERCOL No265 ウィンザーエンドテーブル /ブルーラベル
サイズ |
幅 700mm 奥行 500mm 高さ 710mm ※ 詳しいサイズは、こちら |
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Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
とても珍しいヴィンテージ・アーコールが入荷いたしました!
ちょっと不思議な弓型天板の3本脚テーブルです。
熱烈なヴィンテージ・アーコールファンの方、以外の方でしたら、「?」なテーブル。
どうして天板が弓型?
どうして3本脚?
答えは・・2枚目のお写真(左下)を見ていただければ一目瞭然でしょう。
そう、こちらのテーブルは、6人掛けの”No383 ウィンザードロップリーフダイニングテーブル”を、
8人掛けにエクステンションさせるための、専用テーブルなのです。
セットしたお写真をご覧いただければ、
サイズや形状がぴったりであることはお分かりいただけると思います。
実際、ドロップリーフテーブルに合わせてみると、脚が4本に対してエンドテーブルが3本なので、
セット時に脚同士が干渉せず、足もとがすっきりとしていて、着座しやすく設計されています。
この天板形状と3本脚は、実は意味があったのです。
いわゆる「用の美」というやつですね。
尚、こちらは ”No382ウィンザーリフェクトリー(プランク)テーブル”にもお合わせできますので、
No382、No383、あるいはそれに準じたサイズのアーコールテーブルをお持ちの方でしたら、
ぜひご入手いただきたいテーブルです。
ちなみに、単独でもお使いいただけて、下記エキストラフォトの、
チェアをセットしたお写真でもお分かりのように、弓型の天板形状と脚の配置がパソコンテーブルにぴったり、
ということで、アーコールのコンピューターテーブル(デスク)などとして
販売されているケースもあるようです。
エクステンションテーブルとして使われていない時でも、使い道はある、ということですね。
当時のアーコール社の正式名称は、”No265 エンドテーブル”。
1970年代には廃番となってしまった、初期のころだけの商品ですので、レア中のレア、といえるモデルです。
何だか、いろいろな意味でとても気の利いたこのテーブル、
う~ん、ヴィンテージ・アーコールファンにはたまりませんね・・。
尚、こちらのテーブルは、近年、イギリス国内や日本でプレミアム価格になりつつある、
1950年代から60年代ごろの”ブルーラベル”が残存したヴィンテージアーコール。
ブルーラベルのヴィンテージアーコールは、ここ数年、イギリスの骨董オークションでも、
落札価格が倍近くまで上がってきていますので、ただでさえめったに出てこないモデルですし、
状態の良いお品をこのような価格でご案内できるのは、今後はかなり難しくなるかもしれません。
ご決断は今のうちに・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
1950~60年代のヴィンテージ・アーコールになります。
信頼の名門家具メーカー、アーコールERCOL社製ですので、
しっかりとした造りの優良なヴィンテージファニチャーです。
正式名称は、”No265 エンドテーブル”。
もともとは ”No383 ウィンザードロップリーフダイニングテーブル” を、
6人掛けから8人掛けへと拡張させるために専用設計されたテーブルです。
※Ercol 1956年モデルのカタログより抜粋
単独でも、ライティングテーブルとして使えるように、
カタログでアピールされています。
※Ercol 1965年モデルのカタログより抜粋
その後、”No383テーブル”が廃番になってしまったことにより、このエンドテーブルもカタログからドロップ。
1970年代にはすでに作られなくなってしまいましたので、
1950年代から60年代の10数年間だけしか作られていないことになります。
とても貴重なレアモデル。
用途的にはそれほど大量生産されたとは思われないので、
もしコレクターたちがこのテーブルに目を付けたら、驚くほど価格が跳ね上がってしまうかもしれません。
「お宝」の可能性が十分なヴィンテージモノになります。
さてこちらの個体、入荷時の状態としては、半世紀以上が経過しているわけですから、
それなりに愛用された感じのする、使用感たっぷりのコンディションでした。
ただ、素材自体の経年のダメージなどはなく、ロゴシールについては貴重なブルーラベルが完璧に残っていました。
コレクターズコンディションのプレミアムファニチャーといえるでしょう。
素材は天板がエルム(楡)、脚はビーチ(ぶな)になります。
いまやこれほどきれいなエルム杢目の天板は、ヴィンテージアーコールでしか見られない、
アンティークモデルだけの特権です。
筆者の主観ではありますが、これほどの杢、60年代でもすでになくなってきていましたので、
おそらくは1950年代のアーコール・ウィンザー初期のころのモデルではないかと思われました。
あくまで印象ですけど・・。
全体的なコンディションとしては前述の通りかなり使用感はあったものの、
まずまずといえる入荷状況でした。
実際に日常で使用されてきたテーブルですのでそれなりの小キズなどはたくさんありましたが、
比較的天板も小傷程度でしたので、再塗装すれば全く問題のない状態でした。
入荷時の塗装は、メーカーオリジナルのラッカー塗料系のクリア塗装。
できるだけ旧塗料と汚れは落とし、現代の環境対応のウレタン塗料を使用して、
できるだけ元の色合いに近づけるよう仕上げる方針にいたしました。
それではまず、メンテナンスは構造点検から進めます。
緩みやガタツキを念入りにチェック。
各部接合部に緩みがありましたので、基本メンテメニューの締め直し作業。
修理のできる前提で作られている家具ですので、ダメージさえなければ、
元通りの強度に回復させることができます。
躯体は歪みなく、フラットな鉄板の上で確認してもほぼガタツキなく、接地は良好でした。
テンポ良く作業を進められました。
続いて塗装の下準備を兼ねたクリーニングです。
古いラッカー塗装を取り除いていきます。
古くなったラッカー塗装は電動工具ですべて剥離いたします。
その上で、手作業で曲面や細部をサンディングいたしました。
脚先や、天板表裏などの汚れや塗装の劣化の気になる部分は
手を入れにくい隅々まで、特に念入りにサンディングをかけます。
気になる欠け等にはこの段階でパテを埋め、均していきます。
かなり根気のいる作業ですが、貴重な初期もののアーコールですので、
めげずにしっかりと作業に取り組みます。
メンテナンスのほとんどの時間は、このサンディング作業に費やされました。
目の粗いサンディングに始まり、順に細かいサンディングと移行しながら塗装面を整え、
出た粉やその他の汚れは、水拭きと「CR0291 HOWARD クリーナフィニッシュ 473ml」で
スッキリと取り除きます。
座面裏や、入り隅に至るまで、できるだけリフレッシュすることができました。
フィニッシュは現代のウレタンクリア塗装で仕上げました。
塗料には車の塗料などと同じ、環境対応の2液ウレタンを使用しています。
オリジナルのクリアラッカーよりも、可逆性が高く、永くお使いいただくにはお勧めです。
仕上がりの色合いはアーコールオリジナルカラーに準じています。
一度旧塗膜を除去していますので、エルムの木目も引き立ち、
全体的にかなり綺麗になったのではないかと思います。
さすがに多少はシミや傷、汚れなどは残ってはいるものの、
かなり古い半世紀前の初期モデル、ということを考えれば、きっとご満足いただける状態と思います。
もちろん、きれい目ながらアンティークらしい雰囲気は失われてはいないです。
お届け前には英国製の天然蜜蝋ワックスで隅々まで磨き上げて仕上げます。
以上、隅々まで点検をし、しっかりとクリーンナップ&メンテナンスをいたしました。
高価なプレミアムファニチャーにふさわしい仕上がりです。
ブルーラベルも残っていて、パーフェクトレベルのコレクションピースです。
高級ブランドのプレミアムファニチャーがこの状態でこの価格、というのは、
北欧のブランド家具と比べれば信じられないほどのお値打ち品ではないかと思います。
かなり価格が高騰してしまったヴィンテージ・アーコールですが、こちらの個体はかなりオススメプライス。
ヴィンテージアーコールならではの存在感がたっぷり。
艶やか仕上がりで自信をもってお勧めできるお品です。
(Restorer/YM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
アーコール社製の貴重なブルーラベルのトリポッドテーブルです。
ドロップリーフテーブルやプランクテーブル用のエクステンションテーブルになります。
かなり入手困難なヴィンテージアーコールです。
こちらは”No383 ウィンザードロップリーフダイニングテーブル”のためにデザインされたテーブルですが、
単独でみても、飽きのこないシンプルなデザイン・・。
どのような用途であろうと、素晴らしいものはやはり素晴らしいですね。
これこそ、無駄をすべてそぎ落とし、機能美のみに特化した「用の美」と言えるデザインかもしれません。
さすがアーコールデザイン。
モダンテイストなお部屋にはとてもよくお似合いになると思います。
普段はパソコンテーブルとして使用していて、
ティーパーティや来客時にはさっと登場させてエクステンション、
さりげなく自慢したくなる一品です!
デニムがフルレストア、スーパーエクセレントコンディションで、かつ、
スーパーレアなヴィンテージ・アーコール。
安心できる“アーコール”ブランドで、コンディションも良いお薦めの一品です。
しかも貴重なプレミアムモデルのブルーラベル!
イギリス現地でもかなり流通量が少なく、プレミア価格が付いているお品です!
決してお安いテーブルではありませんが、それでもこの価格、
破格値であることは、自信をもって断言させていただきます!
今ならセットできるドロップリーフテーブルやプランクテーブルもそろっておりますので、
ぜひチェアも合わせてダイニングセットでのご検討を。
ヴィンテージアーコールファンの方、この機会をお見逃しなく!
(Sales/TJ)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | アーコールERCOL No265 ウィンザーエンドテーブル /ブルーラベル | |||
品番 |
TB1017
|
管理番号 | LC37-3_1029 | |
販売価格(税込) | 105,000 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ |
幅 700mm 奥行 500mm 高さ 710mm ※天板は台形の形状をしており、表示の最大幅は幅広の側の採寸です。 幅の狭い方の最大幅は約660mmです。 ※多少の採寸誤差はご了承ください。 | |||
送料ランク・重量 |
Bランク 送料目安:4,400円~7,040円
(沖縄 10,010円)
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ |
家具/Furniture
> テーブル
無銘の椅子コレクション/Premium Chair Collection > アーコール/ERCOL |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1960年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | ウレタン仕上げ | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1960年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | スチール | |||
主要素材の材質 | 無垢材 | |||
主要素材の等級 | S級 | |||
商品の無垢率 | 90%以上 | |||
カラー | ライト系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
目立つ傷 | 少ない | |||
交換・改造 | 少ない | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | S |
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