ヴィクトリアンスタイル レッドマホガニー&ブラックレザー 3シーターウィングバックソファ アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
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SF0133
イギリス
1980年代 ヴィクトリアンスタイル レッドマホガニー&ブラックレザー 3シーターウィングバックソファ
| サイズ |
幅 1800mm 奥行 1000mm 高さ 1050mm 座面高 570mm 肘掛高 670mm 座面奥行 580mm 座枠高 370mm ※ 詳しいサイズは、こちら | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
およそ20数年前、英国1980年代に製作された、
イギリス家具伝統デザインの“ウィングバック”チェア、3人掛けソファバージョンです。
※こちらはST0332 ヴィクトリアンスタイル レッドマホガニー ストレージ オットマンと同時入荷いたしました。
・・“キングオブチェアーズ”と称されるウィングバックチェア。
この独特のフォルムをもつ”ウィングバック”デザインは、それ以降の椅子に大きな影響を与えたといわれています。
世界中の“ハイバックチェア”のルーツはウィングバックチェア、とまで断言する人も存在するほどです。
各論で異論はあっても「椅子のデザイン史」の中でとても重要な位置づけにあることは、
多くの専門家の共通認識でしょう。
こちらのチェアには、コンフォータブルなラージクッションがセットされているため、
シルエットのアウトラインがわかりにくいかもしれませんが、
クッションを外せば、正真正銘、スタンダードな”ウィングバック”フォルム。
生粋の英国伝統デザインであることはご理解いただけることと思います。
そもそもウィングバックチェアのルーツは、18世紀のロココ様式の時代までさかのぼります。
イギリス・ロココ、すなわち“クイーン・アン”様式と呼ばれた当時の家具デザインは、
フランス・ルイ14世様式のスタイルを取り入れ、優雅な曲線のシルエットを外観の特徴としていました。
そんなデザイン・トレンドの中で生まれた、上半身を包み込むような、ちょっと大振りな当時の「安楽椅子」。
その安楽椅子はフランス・バロックを思わせる美しい容姿と豪華な装飾を備え、
当時の貴族階級の目を奪い、心を確かにつかみました。
特に、その背もたれの両脇に付け足された耳状の「囲み」は、あたかも鳥の翼のようなフォルムを描き、
その容姿のとおり、“ウィングバックチェア”と名づけられ、誕生以来、多くの貴族に愛されました。
時代のトレンドデザインとなったウィングバックチェアではありましたが、
その後、時代や地域によって様々にデザインアレンジが施され、
「革張り&ボタン留め」のチェスターフィールドウィングバックチェア、
あるいは、左右のウィングが屋根状につながったフードチェアなど、派生モデルも多数誕生。
現在では、世界中で愛される「名作椅子」の1カテゴリーとして確立されるに至りました。
そんな由緒ある歴史から生まれた、生粋の英国貴族家具、ウィングバックチェア、
こちらはその本家本元、ブリティッシュメイドのハイクラスファニチャーになります。
チェスターフィールドをこよなく愛するデニムの手によって、
漆黒の最高級“ブラックレザー”を身にまとったこのウィングバックのルックスは、
リプロ(復刻家具)と比べれば、1クラスも2クラスも上の雰囲気かと思います。
フルレストアしたことによって、もちろん耐久性も格段にアップ。
一生もののリラクゼーション・ソファとして、実用に、装飾的に、と、
生活シーンの中で大いにお役立ていただけることと思います。
さらに、こちらはウィングバックデザインの中でも生産数が少ない3Pソファのレア・モデル。
ヴィンテージものとしては入手が難しいアイテムです。
現代的なソファとして、ロー&ワイドフォルムにデザインがアレンジされ、居住性が大幅にアップ。
なかなか得難い逸品といえます。
価格的にはかなり高価ではありますが、Sグレード品質の総牛革張りで、
かつ英国伝統の高級家具になりますので、決して割高なものではないと断言させていただきます。
同様のソファは探してもなかなか見つからないことでしょう。
ぜひこの機会に、お早めのご検討をお待ちしております・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
あまり入荷してこないウィングバックデザインの3Pソファが久しぶりに入荷してまいりました。
え? ウィングバックセティに見えない?
いえいえ、正真正銘のウィングセティですよ。
確かに、大き目の背もたれクッションがあって、そのフレームの輪郭がわかりにくくなっていますが、
シルエットは明らかにハイバックフォルムに両耳の張り出したウィングバックデザイン。
少し背もたれを低くして、コンテンポラリーにアレンジされた進化系のニューバージョン、
といった感じのウィングバックソファになります。
素材については、シート生地はセミアリニンのステアハイドレザー(柔らかな成牛革です)、
脚やフレームの木部には、最高級の家具材、銘木マホガニーが使用されています。
現在張られているレザーは、今回デニムで新しくお張替えした本革シートです。
入荷時の元生地はオフホワイトのサテン・ジャガード生地でした。
同時入荷のオットマン/スツールと共生地で、そちらは生地がまだ結構きれいな状態でしたので、
お張替せずに残してあります。
元生地をご覧になりたい方は、そちらをご参照くださいね。
脚元にはこの大きな躯体を支える真鍮無垢製ホイールのしっかりとしたキャスターが設置されています。
イギリス家具らしいソケット付きの有名メーカー品のキャスターで、
フルーティング(縦溝)デコレーションのレッグデザインとともに、
19世紀ヴィクトリアン当時の意匠を再現しています。
全体として、なかなか素晴らしい雰囲気を醸し出しています。
比較的新しめの20世紀リプロダクション(復刻家具)だったことに加え、
全体的にあまり使用頻度が高くなかったものと思われる状態でしたので、
入荷時よりかなりエクセレントな状態でした。
しかも、さすが本場・英国製の高級リプロダクション家具。
アンティーク同様のハンドメイド品と思われ、製作技術にも確かなレベルの高さが見られ、
素材品質にも、安易なコストダウンのパーツなどは一切使われてはいませんでした。
メーカーは不明ですが、新品当時、相当の値が付いていたことでしょう。
もちろん、実際に使用されてきたヴィンテージものですので、
移動や保管時についたと思われる、致し方のない擦り傷は少々ありました。
といっても、木部はアンティークファンの方でしたら、気にならないレベルのもの。
その一方、シート生地については破れたりはしていませんでしたが、
落としきれない汚れが多数あったため、残念ながら再利用は難しい状態。
生地についてはお張替えをすることにいたしました。
ということで、比較的良品ではありましたが、塗装から椅子張りまで、
フルメンテナンスを実施することにいたしました。
まずは構造点検から。
大きな重量級の躯体ですから、脚周りの4本脚は重点的にチェックいたします。
キャスターが長年の使用で外れてしまっていましたが、ベースの木部はノーダメージ。
念のための締め直しのみ行い、ソケットキャスターをしっかりと固定いたしました。
キャスターはデニムでも直輸入していた、バーミンガムのトップ・ブラスワーカー製。
キャスター自体はほとんどダメージのない良好な状態でした。
おかげで、この巨体が片手で移動可能、とても実用的です。
もちろん、再装着前にはしっかり磨き上げも行っています。
また全体のクレーム強度も確認し、各接合部もきちんと点検済み。
まだまだこれからも長く、安心してご利用いただける状態です。
続いて、椅子張り前に、飾り面の木部塗装を行っておきます。
オリジナルの塗装はアンティーク塗装ではなく、現代塗装がされているようでした。
アンティーク塗装に変更しても良かったのですが、原則、デニムではオリジナルに戻すことを志としていますので、
オリジナルに準じて現代のウレタン塗装をすることにいたしました。
アンティーク塗装同様、塗装前には旧塗装を剥がし、マホガニーの質も確認しています。
赤みの華やかな良材でした。
塗料には、環境にやさしい日本製の2液ウレタン塗料を使用しています。
レッドマホガニーに染め上げていますので、杢も美しく仕上がっています。
ウレタン独特のクリアコーティングで、つややかで上品な仕上がりかと思います。
張地以外のレストアが終了したところで、仕上げの椅子張り工程に移ります。
まず元生地を全て剥がし、内部の清掃をしっかりといたします。
丁寧にクリーンアップを行いました。
張地につきましては、白い布地から180度転換して、黒い革張りに変更することにいたしました。
特別、変更する理由があったわけではありませんが、ソファの張地を実用アンティークとして考えますと、
汚れが目立ちにくく、丈夫な素材をやっぱり選びたいものです。
厚手の金華山織り生地も丈夫ではありますが、やはり革の丈夫さにはかなわないでしょう、
しかも革は使えば使うほど味わいが増しますし、ね。
カラーは迷いどころですが、ここではブラックレザーとさせていただきました。
英国家具の重厚感がアピールできているのでは、と思います。
黒革は国産成牛のステアハイドレザー、「FB0055 本革(黒) ニュースムース」。
車のレザーシートなども作られている革メーカーさん製ですので、確かな品質です。
もちろん、革のグレードはトップクラスのフルグレインレザーをセレクトしています。
低いグレードのレザーは、革の「シボ」を型押ししてみた感じきれいに見えるように加工していますが、
こちらのフルグレインは完全な天然「シボ」。
つまり元の皮の良い部分、きれいなスムースなエリアだけを厳選して鞣した最上級のグレードが、
このフルグレインレザーになります。
そんな最上級グレードを・・すべての面に1枚革でお張りいたしました。
お写真をよーく、ご覧になってくださいね。
背の表側、裏側、サイド面、クッション座面、全ての面につないだ箇所は1つもありませんよ。
一般的なレザーソファは、ハギレをつないでお張りするケースが多いので、
デザイン的にあまりわからないかもしれませんが、よく見ると革の「つなぎ」が多く見られます。
新しく作るソファならそういう合理化もありと思いますが、
家具を再生する、という、少々エモーショナルな作業では、そういうことは心情的にもできないんですよね。
どうしても、最も良い材料で最も良い方法を追求しないと、手を抜いたようで自責の念に駆られてしまいます。
遠い将来、再び修復士の手にかかった時に、レストア方法を見てがっかりされたくもないですし・・。
ということで最上級レザーをおよそ10枚使用し、極力つなぐことなく張り上げました。
裏側の両サイドのつなぎ部分のみ、イタリア製の「CR0029 ネイルヘッドトリム ゴールド」を使用し、
装飾的に見せています。
それ以外の面では縫製のつなぎはありません。
・・ですが、その分、大変高額になってしまいとても恐縮しています。
とはいえ、まず入手できない、貴重な1脚に仕上がったものと自負しております。
お使いいただく中で、縫製部分のために不自然な擦れや色抜けなどは起きることなく、
自然な味を深めていっていただけることと思います。
以上、これほどの高級骨董家具ですので、隅から隅まで手抜きなく、しっかりとメンテナンスいたしました。
新オーナー様のお宅に到着した日から、新品のようにきれいな状態でお使いいただけます。
一生のパートナーとして、ぜひ永くご愛用いただければ幸いです。
担当修理職人から自信を持ってお奨めさせていただきます。
(Restorer/TK)
※背あてのクッションを外して撮影しています。
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
威厳と風格・・。
このソファに相応しい言葉ではないでしょうか。
アンティークではあまり見かけることのない3Pソファスタイルのウィングバックチェアですが、
18世紀のロココ様式時代に誕生した、伝統的な一人掛けラウンジチェアのウィングのフォルムは
確かにこのソファに継承されています。
現代風に丸みを帯びた”ロー&ワイド”のスタイリングにアレンジされ、
21世紀感覚でのクラシカルな高級ソファのシルエット。
レトロモダンなコンテンポラリーインテリアにも、しっかりとコーディネイトができます。
はたしてその座り心地は、・・極上のリラクゼーションを与えてくれるものです。
ふんわりと軽いクッションに腰を下ろすと、底付きはコシのある触感。
上半身は大きなウィングのついたハイバックが優しい弾力とともにサポートしてくれてます。
包み込まれるような安心感が、気分までリラックスさせてくれます。
包み込まれるといっても、さすが3人掛けだけあって、広く開放的、
もちろん窮屈な閉塞感はありません。
何だか守られている感じもします。
カラーは深みのある漆黒が美しい“ブラックレザー”。
デニムが今回、新しくお張替えをいたしました。
革は成牛のステアハイドですが、とても柔らかに鞣されていて、トップクオリティのフルグレインレザー。
安心の日本製新品生地になります。
そのS級フルグレインレザーの落ち着いた色味と、触感、ホールド感は、クッションも詰め直したことで、
まさに18世紀の貴族階級が体感していたリラクゼーションを21世紀に再現!(・・したつもりです。)
構造補修、塗装仕上げも施して、フルレストア、コンディションはスーパーエクセレントです。
当然ですが、まだまだ革はしっかりとした状態で、お使い続けるうちに、
より一層オーナー様のお好みの風合いに馴染んでくると思います。
ゴールドに輝くソリッドブラスホイールも、アンティークインテリアのアクセントとしてはぴったり。
まだ新しめのキャスターだけに、お一人の力だけでも楽に移動させることが可能です。
1ランク上の格調高いリビングを演出されるには、この上ないソファです!
かなり高価ですが、それでも一般的な相場よりは2～3割程度は割安なはず。
レザーシートの価格だけでも、〇十万を優に超えていますから・・。
どんな高級ブランドのレザーソファにも見劣りしない、伝統の骨董家具です。
ぜひこの機会にご検討ください!
セットを構成していたオットマン/スツールもございますので、
そちらもぜひご覧になってくださいね。
(Sales/AM)
★EXTRA PHOTO
※こちらはST0332 ヴィクトリアンスタイル レッドマホガニー ストレージ オットマンと同時入荷いたしました。
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スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | ヴィクトリアンスタイル レッドマホガニー&ブラックレザー 3シーターウィングバックソファ | |||
| 品番 |
SF0133
|
管理番号 | LOT22-9_0511 | |
| 販売価格（税込） | 572,000 円 | 在庫数 | 1 | |
| サイズ |
幅 1800mm 奥行 1000mm 高さ 1050mm 座面高 570mm 肘掛高 670mm 座面奥行 580mm 座枠高 370mm ※表示のサイズはクッションをセットした状態での最大値です。 ※クッション外した場合の計測は、奥行950mm×高さ910㎜×座面高370㎜です。 ※ページトップ表示の座面高はクッションの頂点までの座面高になります。 座ると沈み込みがありますので、着座の際の座面高はクッションの下部（座枠高）プラスアルファとお考え下さい。 ※座面の最大幅は、手前側の計測で1480mmです。 | |||
| 送料ランク・重量 |
Fランク 送料目安：23,375円～40,645円
（沖縄 0円）
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ |
椅子/Chair
＞ セティ／ソファ
無銘の椅子コレクション/Premium Chair Collection ＞ 無銘の名作椅子 無銘の椅子コレクション/Premium Chair Collection ＞ チェスターフィールド ソファ/チェア |
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| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1980年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ウレタン塗装仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1980年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ウォルナット | |||
| 主要素材の材質 | 無垢材 | |||
| 主要素材の等級 | １級 | |||
| 商品の無垢率 | 90％以上 | |||
| カラー | ダーク系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | 革 | |||
| その他の素材のカラー | 黒系 | |||
| メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
| 目立つ傷 | 少ない | |||
| 交換・改造 | あり | |||
| 実用性 | あり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ｓ | |
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商品数：0点
合 計：0円
