LC0173 イギリス 1950年代 W.Lusty & Sons ロイドルームLloyd Loom アームチェア/パープル
サイズ | 幅 670mm 奥行 620mm 高さ 800mm 座面高 405mm 肘掛高 650mm 座面奥行 420mm |
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ!当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス(英国)アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
今から60年以上前に製作された、有名な“ロイドルームチェア”です。
“ロイドルームチェア”は“ロイドルームチェア”でもこの色、
そしてこのカタチ・・、人気のある定番モデルになります。
※こちらは同色にペイントされたOT0343 Lloyd Loom リネンバスケットとセットで入荷いたしました。
ところで、今や日本でも大人気の“ロイドルームチェア”ですので、ほとんどの方はご存知だと思いますが、
“ロイドルームチェア”を真に“ロイドルームチェア”と呼べるのは、
前述のウィリアム・ラスティアンドサンズW.Lusty & Sons社の商品だけになりますので、お間違いなきよう・・。
そもそも、籐のようでいて籐ではないこのチェアに使われている素材は当時の特許製法の新素材で、
開発したのは、アメリカのマーシャル・B・ロイドという人物です。
1917年、彼は固く寄り合わせ防水処理したクラフトペーパーで、スチールワイヤーの芯を巻き上げ、
今までにない風合いの素材を考案しました。
その後1922年には、イギリスのウィリアム・ラスティアンドサンズW.Lusty & Sons社が、
マーシャル・B・ロイドの技術を使った製造ライセンスを取得し、
エレガントなロイドルームチェアを世の中に供給して行くことになります。
このチェアはもちろん、そのウィリアム・ラスティアンドサンズW.Lusty & Sons社が製作した、
正規版の“ロイドルームチェア”です。
また、珍しく刻印にはアーコール社の見慣れたマークも見えます。
ダブルネームです。
ラベルや刻印から判断すると、1940~50年代ころの初期のモデルだと思います。
とにかく素敵なスタイル&イメージです・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
半世紀以上経過しているアンティーク・ロイドルームチェアです。
特に目立ったダメージのない状態で入荷しました。
シート素材は当時の新素材ペーパーワイヤー。
フレームはハードウッドで、当時のスタンダードなロイドルームチェアの素材構成と思われます。
多少ワイヤーには擦れ程度の経年劣化はありますが、目立ったダメージはありません。
またオリジナルのアンティークロイドの証明、ラスティ社のペーパーラベルもしっかりと残っています。
コレクションピースです。
実用家具として使われていた初期のころのロイドルームチェアが、
ここまで目立つダメージもなく残っているのは一種の奇跡ですね。
とても縁起の良いアンティークと言えるかもしれません。
具体的にチェックしてみても、がたつきぐらつきなどの接合部は特に問題はありませんでした。
座ると、ぎしっとする感覚は年代なりのものでもあるかもしれませんが、
これはウィッカーチェア(編み込み椅子)本来のものです。
大人が腰掛けてもしっかりと受け止めてくれるだけの強度はあります。
塗装面では、何度もペイントが重ねられてきたようで、かなり厚い塗膜が全体を覆っている状態でした。
おそらくこの厚いペンキ層が素材のダメージを長い間防いでくれていたように思われます。
元色はライトグリーン。
座裏を見るとオリジナルの元色が確認できます。
その後、黒塗装された形跡もありますが、現状は濃いめのパープルになります。
落ち着いた良い色合いではないかと思います。
年代なりに塗装の部分的なはがれなどはありますが、大きなダメージはありませんでしたので
この歴代の塗装は生かして仕上げをしようと思います。
さて具体的な作業ですが、特に修復作業を要する点はありませんでしたので、
各部の点検と塗装のタッチアップ処理、そしてかなりの重労働になると思われるクリーニングを行っていきます。
まずはクリーニングから。
色ペンキの表面に付着している薄汚れをエアダスターで丹念に吹き飛ばしたのち、
ハーブ系のオイルを使用して落としていきます。
座の裏までしっかりと、塗装面をはがしてしまわないように丁寧に行います。
その後、塗装のはがれている部分をタッチアップ。
ちょっと日焼けしたカラーに合わせるように、塗料も調色し、元色と合わせながらタッチアップしていきます。
多少、色味の合わせにくい部分もありますが、
アンティークとしてはきれい目の印象を持っていただけるのではないかと思います。
また落としきれない汚れなどは残っておりますが、しっかりと細かいところまでクリーニングを施してありますので、
安心してご利用いただけると思います。
こちらは同色のリネンバスケットと同時入荷しています。
そちらもぜひご覧になってください。
担当職人より自信を持ってお勧めいたします。
(Restorer/YM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
気品があり、エレガントな“ロイドルームチェア”・・。
女性が憧れるのもわかりますね。
ロイドルームチェアに座り、テラスでのんびりと読書でもしながらティータイム、
女性ならずとも、男性でもそんなスローライフを送ってみたいものです。
とにかく、軽くて、丈夫で、座り心地の良い“ロイドルームチェア”ですので
まだまだこれからも長いお付き合いをしていただけるお品です。
アンティーク・ロイドルームチェアならではの味わい深い逸品です!
実用家具としても充分ご満足いただけるお品だと思います。
この機会にぜひご検討下さい!
尚、色違いの同デザインのアームチェアや、同色のリネンバスケットなども、同時入荷しています。
そちらも合わせてご覧になってくださいね。
(Sales/YM)
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
商品基本情報 | ||||
品名 | W.Lusty & Sons ロイドルームLloyd Loom アームチェア/パープル | |||
品番 |
LC0173
|
管理番号 | Lc21-2_1220 | |
販売価格(税込) | 37,800 円 | 在庫数 | 0 | |
サイズ | 幅 670mm 奥行 620mm 高さ 800mm 座面高 405mm 肘掛高 650mm 座面奥行 420mm | |||
送料ランク・重量 |
Cランク 送料目安:7,535円~13,035円
(沖縄 18,865円)
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
商品分類 | クラス | |||
デザイン | ||||
ユース | ||||
ランク | ||||
カテゴリ | 椅子/Chair > ラウンジチェア/ロッキングチェア |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1950年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | ||||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | ||||
塗装・仕上げ | クリーニング仕上 | |||
その他素材 | ||||
その他の素材のカラー | ||||
メンテナンス状況 | ||||
コンディション | 傷の程度 | |||
目立つ傷 | ||||
交換・改造 | ||||
実用性 |
商品プロフィール | ||||
原産国 | イギリス | 年代 | 1950年代 | |
メーカー | デザイナー | |||
主要素材 | ||||
主要素材の材質 | その他 | |||
主要素材の等級 | ||||
商品の無垢率 | ||||
カラー | 彩色系 | |||
塗装・仕上げ | ||||
その他素材 | 木 | |||
その他の素材のカラー | 紺系 | |||
メンテナンス状況 | 一部メンテナンス | |||
コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
目立つ傷 | 年代なり | |||
交換・改造 | 少ない | |||
実用性 | あり |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 |
商品評価 | ||
デニムの総合評価 | A |
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