ヴィクトリアン ナースチェア アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
HA0042
イギリス
1880年代 ヴィクトリアン ナースチェア
| サイズ |
幅 510mm 奥行 630mm 高さ 695mm 座面高 325mm 肘掛高 380mm 座面奥行 440mm 座枠高 285mm ※ 詳しいサイズは、こちら | |||
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Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
素敵なアンティークチェアが入荷しました!
19世紀末、いわゆる“レイト・ヴィクトリアン”に製作されたナーシングチェア(介護椅子)です。
なんとも絶妙なバランスの椅子ですね・・。
「桶型」のタブチェアとバルーンバックチェアを足して、イージーチェアで割ったような、
稀に見るグッドルッキングなプロポーションの「低座椅子」です。
私感はさておき解説ですが、ヴィクトリア期の末期に、
ヴィクトリアン様式をベースにボタン留めのさまざまなソファタイプの椅子がつくられたのですが、
こちらの椅子もその中のひとつ、「低座椅子」を“バルーンバックチェア”風にアレンジしたチェアだと思います。
ちなみに、これら一連のボタン留めのソファは非常に独創性に富んでいて、
例えば、ソファとソファを組み合わせてひとつのソファとして使用したり、
全く逆方向を向かせたシングルソファを横に重ねて「会話椅子」などと称したり・・。
非常に奇抜なカタチではありますが、現代の家具にもそのアイデアは生かされていたりするほど、
恒久性の高いデザインの椅子たちでした。
この椅子も、「ソファほど仰々しくないデザインでソファのような座り心地を・・」、
と思ったかどうかは定かではありませんが、まさにそのような理想を現実にした、快適な座り心地のシングルチェアです。
腰のあたりから拡がった当時のスカートが、チェアの肘掛にひっからないように
肘掛を小さく低くした気遣いなどは、きちんと“レディースチェア”とも呼んであげたいところですね・・。
女性にやさしい椅子です・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
1880年ごろに製作された年代もののヴィクトリアンチェアで、全身モケットの張りぐるみ、
脚はソリッドのマホガニー材です。
120年～130年ほども経過していると考えれば生地も含めて非常に綺麗なお品でしょう、
スーパーエクセレントクラスの逸品としてご紹介致します。
全身を鮮やかなローズカラーのモケットですっぽり張りぐるみしていますが、
オリジナルコンディションにもかかわらず、現状、お張替は必要としていないコンディションです。
もちろんシート生地のモケットはユーズドコンディションですので、それなりに使用感はありますが、
クッションにもほとんどへたりは感じませんし、背もたれのボタン留めもしっかり固定されています。
良く見れば、お写真にも掲載しましたが、ごみつきなど数か所見られますが、
破れやほつれなどチェックした限りでは見つかりませんでした。
まさか生地は1世紀を超えている、というようなコンディションではないと思われますが、
(100年以上前のオリジナル、という可能性ももちろんありますが)
過去に張り替えられたにしても半世紀以上は経っていると思われますので、
このように綺麗な状態で維持されてきたことは本当に幸運なことだったと思います。
さて、メンテですが、まず全体をしっかりと隅々までクリーニングしました。
ほこりを飛ばして洗浄フォームでドライクリーニングしました。
抗菌スプレーも塗布し、清潔な状態です。
脚は座の内側で固定されていますが、右前脚が若干ぐらついているようでした。
そこで一部底張りを剥がして脚の根元をしっかりと圧着、ぐらつきを補修いたしました。
また、脚元のキャスターはオリジナルです。
前後で形の違うものに交換されているようでしたが、現状、問題なく稼動していますし
特にアンティークとしておかしい、ということもありませんので、
交換することなくそのまま再利用いたしました。
その他、特に不具合と見られる箇所は無く、全体的に非常に良いコンディションです。
仕上げに脚をオイルステインで磨いて、天然の蜜蝋ワックスで仕上げました。
1世紀半近く経過している「スーパー骨董」ながら、
全体的にしっかりとしていて、まだまだ年代を重ねられる素晴らしいお品です。
自信をもってお勧めできる希代の「名作椅子」です。
(Restorer/KB)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
エレガントなナーシングチェアの登場です!
背あてのフォルムはまるでヴィーナスの誕生に出てくる貝殻のよう。
シートは少し青味のある濃いローズピンクのモケットで張りこんであり、
脚はマホガニー、という素敵なコンビネーションの椅子ですね。
特に前脚の根元部分は彫刻が凝っています。
全体的に小振りですが、一応チャイルドチェアではございません。
しかしながら、お子様がお座りになられても良さそうなサイズですね。
小さめながらも、背あてにはホールド感があって、なかなかの座り心地です。
座面のクッションは十分にバネが利き、しっかりしていて、
この先も当分はヘタリの心配は無いように思います。
実用としても、インテリアとしてもお部屋に置かれれば、
明るくかわいらしいキャラクターで人気者になりそうです!
探しても同じ物はなかなか見つからないお品かと思いますので、
お目に留まった方はぜひこの機会にご検討ください!
(Sales/AM)
★EXTRA PHOTO
以下、目についた汚れなどをお写真に収めました。
↑ボールペン?で書かれたような線汚れ。
↑段ボール?などでついたような押しあと。
↑↓のり?のような白い汚れ。
スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | ヴィクトリアン ナースチェア | |||
| 品番 |
HA0042
|
管理番号 | Prc24-3_0307 | |
| 販売価格（税込） | 48,000 円 | 在庫数 | 0 | |
| サイズ |
幅 510mm 奥行 630mm 高さ 695mm 座面高 325mm 肘掛高 380mm 座面奥行 440mm 座枠高 285mm サイズは幅５１０ｍｍ×奥行６３０ｍｍ×高さ６９５ｍｍ×座面高３２５ｍｍ、肘掛高３８０ｍｍ、 座面奥行４４０ｍｍ×座枠高２８５ｍｍです。 | |||
| 送料ランク・重量 | ||||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ | 椅子/Chair ＞ ラウンジチェア／ロッキングチェア | |||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1880年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ステイン＆ワックス仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1880年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ウォルナット | |||
| 主要素材の材質 | 無垢材 | |||
| 主要素材の等級 | １級 | |||
| 商品の無垢率 | 90％以上 | |||
| カラー | ダーク系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | 布 | |||
| その他の素材のカラー | 赤系 | |||
| メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
| 目立つ傷 | 年代なり | |||
| 交換・改造 | 少ない | |||
| 実用性 | あり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ａ | |
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