和骨董WA-COTTOO SHOWA-RETROスタイル 丸椅子MARUISUスツール アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
ST0132
日本
1930年代 和骨董WA-COTTOO SHOWA-RETROスタイル 丸椅子MARUISUスツール
| サイズ |
幅 290mm 奥行 290mm 高さ 450mm ※ 詳しいサイズは、こちら | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
デニムの和骨董企画パートⅡ、SHOWA-RETRO編の追加アイテムです。
こちらは骨董ファンのお客様より入手しましたメイドインジャパンの「丸椅子」です。
昭和中期のものということで入荷してきました。
今から半世紀ほど前に作られたもの、ということになります。
・・不思議なもので、学校で習ったわけでもないのに、なぜか「丸椅子」って呼び名を知っていますよね。
「丸椅子」とは、球形のカタチをした「背付きの椅子」のことではなく、円形の座面を持った「腰掛」のこと。
ただ、日本だけの呼び名、というわけではなく、これはどうも英語圏でも共通の呼び名のようで、
”ラウンドスツールRound stool” といえば「丸椅子」のこと。
世界中で親しまれているデザインの腰掛、ってことですかね。
確かにこちらの丸椅子、言われなければメイドインジャパンとは思われないでしょう。
張地には英国製の輸入生地、”ウィリアムモリスWilliam morris”のゴブラン織りも使われていますし、ね。
実際、こちらのスツールは当時の欧米家具をかなり研究して作られたものだったことでしょう。
19世紀のイギリスのヴィクトリアンスツールにとても良く似ています。
ヴィクトリアンスツールをちょっと日本風にアレンジするとこうなる、って、見本のようjなスツール。
でもなかなかどうして、見比べても決して見劣りしない素敵なデザインではありませんか。
椅子の文化を持たなかった日本の丸椅子が、数千年の歴史を持つ家具先進国、イギリスのスツールに匹敵、
なんて、すごいことではありませんか。
そんな素敵なこの「丸椅子」。
これもまた万国共通なのですが、「丸椅子」の用途って、とても広いんですよね。
はてさて、こちらは何の用途に使われていたのでしょうか?
もっとも多いのが、事務用の丸椅子。
でもこんな素敵な事務椅子なんて当時はもったいなくて使えなかったでしょうね。
ドクターチェアの向かいに、患者さんが座る「診察椅子」?
う～ん、あり得なくはないけど・・あまり、病院っぽくはない。
キッチンスツール?
まさか、ね。
やっぱり、ピアノスツールでしょうかね。
当時の小柄な日本女性が座ると、良く似合いそうなサイズ感ですし。
まあ、真実はどうあれ、どこで使っても自然で飾り気のないデザインは、奥ゆかしさを尊ぶ日本人ならではの創造性。
日本のモノづくりのルーツとして、ぜひお孫さんの代まで引き継いでいっていただきたいものです。
アンティーク上級者の方のインテリアコレクションに、ぜひ・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
小ぶりな回転椅子のご紹介です。
昭和初期から中期の日本で作られたお品です。
足元までシンプルでスマート。
ちょっとしたスペースで使えて邪魔にならない。
日本のご家庭にぴったりのデザインと言えそうです。
良材が使用されているのでしょう、小ぶりな見た目に似合わずずしりと重く、
それゆえ省スペースな細身のフォルムながら比較的自立に安定感があります。
入荷時のコンディションは全体に使用感があり、ぼやけた印象ではありましたが、
椅子としての機能面については大きな問題点はないようでした。
シートの張り替えなど、外観のリフレッシュをメインにメンテナンスをしていきましょう。
まずは分解して構造部チェック。
最初ににシートを剥がします。
シートの中身は小さいながらも本格派。
しっかりと藁で土手と呼ばれる、クッションの基礎が組まれています。
耐久性のある土手の作成には熟練の技を要します。
確かな腕の椅子張職人が携わったことでしょう。
そして目を引くのはベースの板の分厚さ!
重たいはずです。
小さな面積なのに3㎝近くあります。
もはや「切り株」といった存在感。
200年品質ですね。
無垢板の宿命の反りが多少見られますが、椅子としての機能面に影響はありません。
取り外した布やクッション材は後ほど使用しますので大切にメンテしてとっておきます。
剥がし終わりましたら、次は金属部分と木製部分のメンテナンスです。
締め直しはいつも通りしっかりと行い、接合部を強化します。
構造デザインにより、かなりしっかりとした状態です。
がたつき、ぐらつきはありません。
気になるスチール製の回転軸も幸いダメージはありませんでした。
ここが傷んでいると厄介なのですが、昇降機能には全く問題ありません。
右回りで伸びていき、左回りで降りていきます。
ただ、もともとのものか、目いっぱい伸ばすと、ゆらつきが出るので、
伸ばすのは実用的には数センチ程度、ほどほどでご利用された方がよろしいかと思います。
もちろん、回転軸は汚れを磨き上げたのち、オイルメンテをして動きを良くしています。
全体に水拭きし、金属部は汚れを磨き落とし、「CR0248 アンクルビル オールメタルポリッシュ」で
仕上げます。
脚の木部は黒系の塗装がされておりましたが、剥がれ落ちた箇所が多く、剥離作業をすることにいたします。
薬剤を使用して旧塗装を剥がしますと、きれいなオークの木目が現われました。
べったりと杢目が塗りつぶされていたのでわかりませんでしたが、
こんなにきれいな杢目だったのか、って感じです。
サンディングで木肌を整えた後、ライトオーク色のオイルステインで油分を補充し、着色します。
仕上げは天然素材由来のシェラックニスで艶をだします。
木質感を活かした落ち着いた、品のある艶になったかと思います。
もちろんアンティークらしさは失わないように配慮して慎重に作業をします。
続いてシートの復元にかかります。
吹いたりはたいたりして、なるべく埃を追い出したオリジナルのクッション素材を
元の位置に戻していきます。
何十年も前の芝や藁ですが、朽ちることなく、しっかりとしています。
表層は現代のウレタンクッションに替えて座り心地を整えます。
表地はインテリアのアクセントとしてお使いいただけるよう、
「FB0153 モリスMorris フルーツ"Fuit" 230287」をセレクト。
織り柄で、しっかりとした生地になります。
布端の始末はアンティーク調の連続鋲で処理し、アクセントとします。
後は組み上げて完成です。
お届け前には天然密蝋ワックスでさらに磨きをかけてのお渡しとなります。
かわいらしい丸椅子が再生されました。
担当職人から自信を持ってお奨めさせていただきます。
(Restorer/MJ)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
人気アイテムのスツールです。
こちらは昭和レトロな雰囲気でいいですね。
キッチンスツールかピアノスツールとして使われていたのでしょうか。
スツールって1脚あると大変便利だと思いますよ。
場所をとりませんし、高さがないのでテーブルの下にスッと入れておけます。
ちょっと休憩、ちょっと作業、とフルに活躍してくれそうです。
座面のモリスのファブリックが、シックで華やかに仕上げています。
こだわりのスツールをお探しの方、ぜひこの機会にご検討下さい!
(Sales/TJ)
★EXTRA PHOTO
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スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | 和骨董WA-COTTOO SHOWA-RETROスタイル 丸椅子MARUISUスツール | |||
| 品番 |
ST0132
|
管理番号 | Lot16-6_0409 | |
| 販売価格（税込） | 37,800 円 | 在庫数 | 0 | |
| サイズ |
幅 290mm 奥行 290mm 高さ 450mm ※回転機構につきましては、昔ながらの、座面を回すだけで昇降が出来るタイプとなっております。 ※サイズは最小値を記載しています。 ※最大のサイズは、高さ540ｍｍです。 | |||
| 送料ランク・重量 |
Sランク 送料目安：2,200円～2,750円
（沖縄 3,740円）
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ | 椅子/Chair ＞ スツール／ベンチ | |||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | 日本 | 年代 | 1930年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ステイン・ニス・ワックス仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | 日本 | 年代 | 1930年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | マホガニー | |||
| 主要素材の材質 | 無垢材 | |||
| 主要素材の等級 | １級 | |||
| 商品の無垢率 | 90％以上 | |||
| カラー | ミディアム系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | 布 | |||
| その他の素材のカラー | 赤系 | |||
| メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 少ない | ||
| 目立つ傷 | 少ない | |||
| 交換・改造 | なし | |||
| 実用性 | あり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ａ | |
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商品数：0点
合 計：0円
