スーパークオリティ マホガニー ヘップルホワイトスタイル シールドバックラウンジチェア アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
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HA0169
イギリス
1890年代 スーパークオリティ マホガニー ヘップルホワイトスタイル シールドバックラウンジチェア
| サイズ |
幅 590mm 奥行 645mm 高さ 915mm 座面高 470mm 肘掛高 670mm 座面奥行 470mm ※ 詳しいサイズは、こちら | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
19世紀末から20世紀初頭のイギリスで製作された、数少ない貴重なアンティークチェアです。
ヴィクトリアンからエドワーディアン期に流行したシェラトンリバイバル。
都会的なアームチェアをベースに、独特のフォルムを形成している、このチェアは・・、
そう、英国アンティークのデザイナーズチェアですね。
正確に言うと、「200年前のデザイナーズ家具を復刻した、100年前のアンティークチェア」ということになります。
すなわち、著名な家具デザイナー “ジョージ・ヘップルホワイト”のチェアデザインを再現した、
ヴィクトリアン末期のリバイバルモデルです。
ヘップルホワイトは18世紀、家具の黄金期 “ジョージアン”に活躍したデザイナー。
同時代にはやはり著名な家具&建築デザイナー “アダム兄弟”などもいます。
また少し前の時代には、世界初の家具デザイナー “トーマス・チッペンデール”や、
チッペンデールに影響を受けた“トーマス・シェラトン”など、大御所のデザイナーたちが活躍していて、
現代に通じる家具産業の歴史が、実質的にはじまった時代、とされています。
いずれもアンティークファンの方でしたら、耳にした事のある名前ではないでしょうか。
ヘップルホワイトが活躍したのは、このような「家具デザイナー」という職業が
歴史的に誕生した創成期の時代でした。
ヘップルホワイトのデザインスタイルは、背がこちらのチェアのように
“シールドバック”と呼ばれる盾形をしていたり、ハート型をしていたりすることが多いですが、
こちらのチェアについてはヴィクトリア時代の家具らしく新旧混合、
ひと時代前のシェラトンスタイルも取り入れられているところが特徴的です。
アメリカの様式家具などでよくみられる、様式折衷型のネオクラシカルスタイルですね。
また本来は、断面がスクエアな脚を持っているのがスタンダードですが、
直線的で、かつ下に行くほど細くなっているテーパードレッグもヘップルホワイトの特徴です。
このチェアについては、まさにそんなヘップルホワイトスタイルを継承した
英国正統のリプロダクションモデルになります。
イギリス古典家具らしい、プチポワンのお花柄タペストリー生地との相性もぴったり。
もちろん座り心地も絶品。
見る人が見ればはっきりとわかる、ハイクオリティなアンティークです。
素晴らしい英国家具と思います。
ちょっと、アンティーク好きのお友達に自慢の出来るチェアだと思います・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
今から100年以上前、銘木クラスのマホガニー材で製作された高級アームチェアです。
こちらはラウンジチェアタイプとしてご紹介させていただきます。
1人掛けのリラックスできるソファ、ということになりますが、よくよく考えてみれば、こんな細いフレームで、
人1人の全体重を支えられるなんて、すごいこと。
PL法などという製造責任を問われない時代だからこそ、作れたということもできそうですが、
成人女性が一人で持ち上げられる程度の軽量フレームで、1世紀もの間、実用に耐えられていたのですから、
いかに当時のハンドメイド家具の製作技術が高度だったか、また素材品質が高かったか、
よくわかる良い例ですね。
現代には、こんなに細い無垢フレームのラウンジチェアなど、決して存在してません。
デザイン的にも、現代家具では絶滅しつつあるハンドシェイプを多用。
ほぼフレーム前面に装飾される植物文様の彫刻がとても可愛らしく、エレガントですね!
使われた状況が良かったのか、入荷時、美しい彫刻は良くチェックしましたが、
小傷などでさえ全体に少なく、1世紀前につくられたことを考えれば素晴らしい保存状態ですね。
座面生地は入荷時オリジナルのライトグリーンベースに植物柄が施された
プチポワン風のタペストリー生地になります。
多少使用感があり、数か所くすみのようなシミが見られるものの、目立った擦れ破れはなく、
まだ利用が十分可能なコンディションでした。
それにタペストリー生地自体、貴重なアンティークファブリックですので、
一般的なアンティーク修復の通念としては、この現状では生地交換は選択しないものと思われます。
また、内部のクッションもオリジナルの馬毛+スプリングのアンティーク仕様になりますが、
現役に使用可能な状態で、オリジナルを生かすことを優先させていただきました。
カジュアルにオリジナルシートでご利用いただき、よほどお気に入りの生地が見つかったら交換する、
と、後年のお楽しみにしていただくのもよろしのではないかと思います。
構造的にも細かい彫刻があるフレームながらしっかりとしたつくりで、
脚元の大きな揺れも無く、部分的に締め直しをすれば問題なくご利用が可能な状態でした。
さて、メンテナンスの流れですが、
構造面での増し締めから始まりワックスがけに至る、標準的なメンテナンスを行っていきます。
今回はオリジナルシートをそのまま利用して再生してまいりますので、
クリーニングにも重点的に時間を割いていきましょう。
まずはエアーダスター等を使って徹底的にホコリを叩き出します。
続いて、作業中に汚してしまわないようしっかりとシート全面をマスキングで覆ってしまいます。
面倒な工程ではありますが、これで安心して作業が進められるようになります。
次に構造メンテナンス定番の締め直し。
脚周りをしっかりと固定致します。
この先さらに長くお使い頂ける強度になりました。
構造面のメンテナンスが完了しましたら、次に美観を整えていきます。
木製部分に関して、まずは軽くサンディングを施して、
積年の汚れや塗膜の濁りの原因となる古いニスを落としつつ、
小傷も均してまいります。
続いてレッドマホガニーのオイルステインにて再度汚れを取り除きつつ、着色します。
さらに英国から輸入しました天然樹脂性シェラックニスで塗装致しました。
これで木製部分は往年の色艶をとりもどしました!
次はマスキングを剥がし座面のクリーニングを行います。
まず水でぬらしたタオルを固く絞り、表面的な汚れや、水溶性の汚れを優しく落として行きます。
そして業務用のシートフォームでドライクリーニング。
界面活性剤の力を利用して油性の汚れを浮かして除去。
更に「CR0307 HOWARD Naturals アプホールスタリークリーナー 」を併用し、
水性油性の浮かせた汚れを総ざらい除去していきます。
何箇所か染みになっている箇所もあり、そういった部分は特に入念にクリーナー染み込ませ、
気にならなくなるまで拭いとります。
※3か所ほど、目立たないレベルかとは思いますが、落としきれないシミがございます。
下記エキストラフォトにてご確認ください。
アンティークなりの年季の入った生地ではありますが、
まずまず清潔感をお感じいただける程度には、クリーンアップされたのではないかと思います。
最後に細部になりますが、ブレードのはがれやほころびをしっかりと接着し、美観を整えました。
構造面から細部に至るまで、全体を丁寧にメンテナンス致しました。
以上、これほどの高級骨董ですので、隅から隅まで手抜きなくしっかりとメンテナンスいたしました。
塗装が完全乾燥したのち、人にも家具にも優しい天然の蜜蝋ワックスで磨きあげて仕上げます。
稀に見るとてもエレガントなラウンジチェアです。
担当職人から自信を持ってお奨めさせていただきます。
(Restorer/MJ)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
プロポーション、素材、技術、座り心地、そしてヘップルホワイトスタイルという希少性、
アンティークチェアとして全てがパーフェクトなクオリティを保っています。
座ってみて、「なるほど。」と納得しました。
非常にしっかりと、それでいて身体にやさしくフィットするラインをしています。
実用的にもハイレベルです
また、アームレストが短く、やや外向きのオープンタイプになっているのは、
お座りになる方が立ったり、座ったりがしやすいように考慮されているためです。
日々で使用するならこういう気遣いがうれしいですね。
きっちりと施されたレリーフはとても丁寧な仕事で、技術の高さを感じます。
きっと目の肥えた骨董ファンの方でもご納得いただけるレベルのアンティークです。
ホールチェアやデスクチェアとして、また、午後の優雅な時間を過ごすラウンジチェアとして、
ぜひご愛用いただければと思います。
決してお安い椅子ではありませんが、アンティークチェアの中でも数少ない、
ヘップルホワイトスタイルのシールドバックチェアということもあり、また長い目で見ていただければ、
このトータルクオリティの高さでこのお値段は、きっとお値打ち価格とご理解いただけると思います。
ぜひこの機会にご検討ください!
(Sales/TJ)
★EXTRA PHOTO
↑落としきれないシミ①
↑落としきれないシミ②
↑落としきれないシミ③
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スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | スーパークオリティ マホガニー ヘップルホワイトスタイル シールドバックラウンジチェア | |||
| 品番 |
HA0169
|
管理番号 | LC35-11_0219 | |
| 販売価格（税込） | 121,000 円 | 在庫数 | 0 | |
| サイズ |
幅 590mm 奥行 645mm 高さ 915mm 座面高 470mm 肘掛高 670mm 座面奥行 470mm ※座面高はクッションの頂点までの高さを計測しています。 座ると重量に応じて沈み込み幅がございます。 | |||
| 送料ランク・重量 |
Cランク 送料目安：7,535円～13,035円
（沖縄 18,865円）
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ |
椅子/Chair
＞ アームチェア
無銘の椅子コレクション/Premium Chair Collection ＞ 無銘の名作椅子 |
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| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1890年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ステイン・ニス・ワックス仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1890年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ウォルナット | |||
| 主要素材の材質 | 無垢材 | |||
| 主要素材の等級 | Ｓ級 | |||
| 商品の無垢率 | 90％以上 | |||
| カラー | ダーク系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | 布 | |||
| その他の素材のカラー | 緑系 | |||
| メンテナンス状況 | フルメンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 年代なり | ||
| 目立つ傷 | 少ない | |||
| 交換・改造 | 少ない | |||
| 実用性 | あり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ｓ | |
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